晩夏に向かう尾瀬の花たち (2) [尾瀬]
晩夏に向かう尾瀬の花たちの2回目です。 晩夏といえばなんとなく花も少なくなるようなイメージですが尾瀬に限ってはむしろ多いくらいの種類が咲き乱れます。そして意外と目立つ花が多いです。紫色や黄色が多くなるのも特徴ですね。 たぶん虫も少なくなるのでより目立つように咲くことが重要なのかもしれません。
↓ ソバナ。 森林内にひっそりと咲き、ラッパ型の紫色の花が特徴です。
↓ オゼヌマアザミ。 これは有名ですね。タチアザミの変種だそうで、トゲトゲした総ほう葉が痛そうです。
↓ オトギリソウ。 湿原や草地でよく咲いてます。 良く似てるイワオトギリは枝が多いですが本種は殆ど1本立ちになります。
↓ マルバダケブキ。 草地に一際高く伸び大きな黄色い花を咲かせているのでよく目立ちます。
↓ ミヤマシシウド。 尾瀬に生えるセリ科の中でも一番背丈が高くなり、大人の背丈よりも高くなるのでびっくりです。
↓ アキカラマツ。 尾瀬でも咲いてるところは少ないですが、白いカラマツソウより黄色っぽい花になります。
前回の尾瀬で初めてコイチヨウランをみつけましたが蕾でした。今回はやっと咲いているのが見れました。また、別情報で違う場所でも見つけることが出来ましたが、この2つ同じ種ですが葉の色が違います。 「小一葉蘭」 と書くように葉が1枚しかありません。
↓ どちらもコイチヨウランですが、左のは葉が紫色を帯び、右は緑色です。通常は緑色ですが多雪地では希に紫色になるそうです。
↓ コイチヨウランの花のアップです。直径5㎜ほどのとても小さな花です。
2010-08-03 22:32
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コメント(2)
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コイチヨウラン…すごーく小さい花なのに、きっちり撮れてますね…
すごいです。
だいぶ前に、奥多摩の川苔山にいく途中で、見た事があるのですが、薄暗くて、ボケボケの写真になったことがありました。
3週連続ということにも、毎週毎週、がらっと印象が変わっていることにも、驚きました。
by bioskop (2010-08-04 06:28)
bioskopさん
小さすぎてピント合わせがほんとに大変でした。 荒れてもいいからと感度を上げて絞りも8くらいまで絞って撮影です。もちろんMFでした。 何度も息をとめたので酸素不足になるところでした(^^;)
by てばまる (2010-08-04 22:54)