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初夏の尾瀬 花賛歌【2】 [尾瀬]

 花賛歌の2回目です。 尾瀬では梅雨の時期はシーズン中でも一番花数が多い時期です。 ワタスゲだけに気をとられていると見逃してしまうくらい湿原でも林内でもいろんな花がさいてます、ここに至仏山の入山が解禁されちゃうとほんとに花だらけで、時間がいくらあっても足りなくなります。まあ嬉しい悲鳴なんですけどね。 雨さえなければゆっくりと花散策がしたい時期です。

 例年ならレンゲツツジはほぼ満開なんですけど、今年はちょっと遅い感じです、それでも今頃はもう満開になっているのでしょうね。来週末の遠征が控えてますので今週末は尾瀬入りは控えたいですが、行きたい気持ちはあります(^^;)

↓↓ レンゲツツジ。 梅雨の尾瀬を代表する花で鮮やかなオレンジ色はとても目立ちます。

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↓↓ ムラサキヤシオツツジ。 これもツツジの仲間ですが、どちらかというと春の花です。レンゲツツジのオレンジ色も目立ちますが赤紫のこの花も目立ちます。

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↓↓ ミツガシワ。 水辺で群生することが多い花ですが、鹿の大好物のようでガンガン食害されてます。下田代にあった大群生地はほぼ食べ尽くされてしまいました。 環境省がもたもたしていると尾瀬の植生は駄目になってしまうでしょう。調査なんてもう何十年もやって十分な調査が出来ているはずです、早急な対策をとって欲しいものです。

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↓↓ ツバメオモト。 比較的薄暗い林床に咲く花です。 燧裏林道ではよく見かけます。

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↓↓ ズミ。 拠水林沿いに多く生育して一斉に咲くと真っ白な壁を作るかのようになります。

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↓↓ サンカヨウ。 今回は通ったルートではほとんど終わってましたが、雪消えの遅いところで何とか見ることが出来ました。

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↓↓ オオバタチツボスミレ。 湿原内のスミレでは一番目立つ大きな花のスミレです。 タチツボスミレと付いてますがどちらかというとツボスミレに近い種です。本州では中部以北で隔離的に生育しているため絶滅危惧種に指定されてますが、尾瀬ではそこらじゅうで咲いてるのでそんな風には思えません。

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↓↓ チシマウスバスミレ。こちらも本州では少ないので絶滅危惧種になってます。 以前はどこにあるのかと探してましたが最近はけっこうあちこちで発見しています。 小さな花ですし、一見ツボスミレと間違うので見つけにくいスミレです。

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↓↓ オオサクラソウ。 これも尾瀬ではかなり珍しい花です。いまのところ1カ所しかしりませんし個体数もとても少ないです。

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2回で終わろうかと思いましたが、まだまだ紹介したいのがあるのでもう少し続きます・・・(^^;)

 

 


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