初夏の高尾山再訪 【2】 [高尾・陣馬・奥多摩]
沢沿いでは相変わらず花の種類は少なく、咲いていても小さな花ばかり。目立つのはシャガですがいまひとつ撮る気が起きません(^^;) しかし、日当たりの良い尾根筋や林道沿いではいろんな花が咲き誇って楽しませてくれます。1週間前もいろいろありましたが今回はまた違う花が盛りになっていたりと賑やかでした。特に白いウツギ類はあちこちで咲いていますが、それらは前回の時に紹介したので他の花を中心に並べてみました。
【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO】
↓↓ 左が、オカタツナミソウ。 右が、コバノタツナミソウです。名前の通り葉の大きさも違いますが、背丈もオカタツナミソウの方が大きいです。
↓↓ 黄色のよく似た花が道沿いでよく見かけますでも良く見ると花弁が違います。 左が、ニガナ。 右がハナニガナです。 花弁と言いましたが、1つ1つが舌状花と呼び花なんです。
↓↓ コウゾリナ。 茎や花柄、葉柄などに茶褐色の剛毛があります。
↓↓ サルナシ。 果実は切るとキウイそっくりです。 私の郷里では「デデギノモリ」と呼ばれていましたが意味は不明です(^-^;)
↓↓ ヤブデマリ。 枝に沿ってずらーと並ぶように花が咲いていて面白いです。
↓↓ ヤマテリイバラ。とてもいい香りがします。 (ノイバラかと思いましたが、葉に毛がないのでこちらにしました。)
↓↓ キツネアザミ。 アザミと着いてますがアザミの仲間ではありません。 本来は田んぼや畑のあぜ道、草地に生えるらしいですが、尾根沿いの林道沿いに咲いてました。たぶん荷材を運ぶトラックや登山者と一緒に種が運ばれたのかもしれません。 花はこれが普通でチョボチョボと開く程度です。元々は大陸からきた植物だと言われています。
↓↓ 前回咲いていたエビネはほとんど終わっていましたが、一部ではまだ綺麗なのがありました。
高尾山も初夏の花々が揃い始めましたね。
バラエティに富んだ植生が魅力的な山域なので、
四季を通じて楽しい時間が過ごせますよね。
こちらの森ではシソバタツナミが見れますが、
当初はオカタツナミと思って撮影してました。
同定は実に微妙かつ細部にわたるもので、茎の
繊毛の生え方がポイントのようです。
昨日は天神平を歩いてきました。
by 翼 (2013-05-27 09:32)
翼さん
狭い山域ですけど植生が豊かで花好きには良いところです、しかも自宅からも近いのでスミレの季節も含めると尾瀬以上に通ってしまいます(^^;)
高尾でもシソバタツナミソウはあるそうですが、見たことがないです。南高尾とかそちら方面かもしれません。毛の生え方ですか! それは気づきませんでしたが葉の鋸歯の数で同定していました。
天神平あたりではもうナエバキスミレが咲いてる頃かな?
by てばまる (2013-05-27 15:22)