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続・センサーのお掃除 [カメラ・撮影機材]

 またまたセンサーの掃除です!! 前回、ペンタックス発売のペタペタ棒でゴミ掃除をしてあらかた取れたのですが、F値を大きく絞ると小さなゴミが出てしまうことが判りました。ペタペタ棒でもとれないのだからサービスセンターへ持っていこうかと思いましたが、土日しかいけないとなると撮影にも出掛けられませんし、保証が切れると料金も高くなるので、何とか自分で出来ないいろいろ調べましたら、綿棒とエタノールで掃除をするという方法を知りました。 サービスに持っていっても結局はこの方法で行うそうです。 

 今回使った道具は、無水エタノール、大型綿棒の2つです。 無水エタノールはエタノール純度が99.5%なので揮発性が高くて拭いたときのムラが残りにくいです。 因みに消毒用エタノールは純度80%前後で余計な成分も入ってるので使ってはいけません。

 綿棒は、一般的な小さいのだと拭く面積が小さくて拭きムラが出来やすくなります。 マツキヨで見つけたのは「マウスピュア 口腔ケア綿棒」【川本産業(株)】 で、かなり大きいです。 医療用ではありませんが、1本1本包装されているので清潔です。 これだけ大きければ2,3回で拭けるので早く終わることが出来ます。

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↓↓ 掃除前にF32に絞って撮影したものですが、小さなゴミが点々とまだ沢山ついているのが判ります

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さて、掃除開始です。ホコリが舞わないように周辺を綺麗にしましょう。  

綿棒は堅く締まってるとセンサーにキズがつくかもしれませんので使う前に軽く揉みほぐします。 直接指で揉むと皮脂がつくので避けます。 この製品は包装してあるのでその状態で揉んでから取り出します。

無水エタノールを適当な器に少量注いで、綿棒に極少量、先に少し染みこむ程度つけます。 大量に付けると拭きムラが出るので要注意です。

カメラをセンサークリーニングモードにしてミラーアップします。 綿棒を垂直にして端から端へ一気に拭きますが絶対に往復してはいけません。 大きい綿棒なので2~3回でセンサー全面を拭くことが出来ました。 

一度ミラーを戻してF32にして白紙など無地で撮影してゴミの確認です。 一点もなければ完了です。 もしある場合は再度行いますが、あまり何度もやると拭きムラが出来るので注意です。 また、1度使った綿棒は捨てて新しい綿棒を使います。ケチって使い回したりすると汚れが増えちゃいます。

↓↓ こうして掃除をして、最終チェックをすると、すっかりゴミも無くなりました。 もちろんF32に絞ってますので、こんどこそ完璧にクリーニング出来たと思います。

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(↑↑ 薄い格子が見えてますが、方眼紙の裏を撮影したのでちょっと出てしまいました。)

今回、500mlの無水エタノールしか売ってなくて少々高かったです。僅かしか使わないので、少量瓶があればそちらをお勧めします。 

ペタペタ棒はメーカーで売ってるのである程度、保証的なものもありますが、エタノールと綿棒での清掃は完全に保証対象外ですので自己責任で行ってください。  でも、あらっぽくしなければそれほど難しくはないです、ペタペタ棒の方がちょっと怖いです(^^;)

 


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