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夏の尾瀬沼 【2】 燧ヶ岳 [尾瀬]

 今回の尾瀬沼テント泊では、当初会津駒ヶ岳も予定していて大清水から入り檜枝岐村内で宿泊してから会津駒ヶ岳に登って尾瀬沼に戻ってくるという計画だったのですが村内の宿が全て満室ということで諦めて燧ヶ岳登山となりました。 2泊することで中日を有効に登山に使えるのが便利です。花もじっくり見れるので以前から何度かやったことがあります。 今回も早朝に登り双耳峰の2頂を踏んで御池側に下りバスで沼山峠へ移動して尾瀬沼に戻るというコースでした。 御池、尾瀬ヶ原側の展望はガスで良くなかったですが尾瀬沼の方は良く見えていました。

 至仏山にはおよびませんが高山植物もそれなりに揃っていて楽しめます。今回は熊沢田代と広沢田代のワタスゲの群生、そしてハクサンシャクナゲの見頃にあたりました。

↓↓ ミノブチ岳からの尾瀬沼の俯瞰。 久しぶりに見れて感激! 山頂からだとこの景色は見えないので必ず立ち寄るといいですね。

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↓↓ 今回はナデッ窪から一気に登りました。とてもキツイですが展望が利くので開放的です。この写真も途中の登山道から見たものでこの先は急な登山道になってます。風が吹き抜けて気持ちが良いポイントです。

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↓↓ ミノブチ岳付近の稜線はハクサンシャクナゲが見頃でした。背後の山は俎嵓。
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↓↓ 熊沢田代のワタスゲ群落。 果穂は崩れてますがこんなにあるのは初めてみました。
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↓↓ 上の写真に続く木道のワタスゲ群落です。 最盛期はフワフワで綺麗だったでしょうね~
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↓↓ こちらは広沢田代のワタスゲの群生。 かなりの密集度でした。今年は尾瀬ヶ原では不作でしたがここは豊作です。
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↓↓ 薄ピンク色のイワカガミです。 萼が緑なのでアルビノ系だと思います。が、イワカガミのより葉がちょっとイビツです。
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↓↓ ツガザクラ。 至仏山には見かけませんが燧ヶ岳には咲いてます。
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↓↓ 山頂直下付近の湿っぽいところにはキヌガサソウの群生ちが点在してます、今年は沢山咲いたようです。
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↓↓ ハクサンシャクナゲが花盛りでした。白系から淡いピンク系まで変化があります。アズマシャクナゲとの違いは葉の裏に茶色の微毛があるのがアズマシャクナゲです。
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↓↓ 花ではないですが、ナデッ窪のゴロゴロ岩の暗い隙間に希に生育するヒカリゴケがあります。蛍光色に光る苔です。
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それにしても、ナデッ窪の上部の道は石が多くて登りも下りも大変です、御池ルートもなかなかきつくて特に広沢田代~御池の急斜面のゴロゴロ石道は段差が大きくて足にきました・・・ はっきりいって燧ヶ岳は健脚向きですね。でも、山ガールは多かったです。

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