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尾瀬ヶ原の朝 [尾瀬]

 最近ちょっと動画に興味があって尾瀬でも短編的に撮ったりしてます。前回の尾瀬ヶ原でもいくつか撮りました。それを繋ぎ合わせて編集して、さらに音楽も入れてみました。雰囲気的には良いのですが、エンコードの問題なのかボケた映像になってしまいます・・・ また映像の繋ぎ目にかちっと雑音が入るのが原因がわかりません・・・。

 素人動画ってことでいつものようにアップしてみましたので、ご覧下さい。 これからも尾瀬でいろいろ撮りたいです。

 

 

 こういうのを本格的にやろうと思ったらいろいろ機材が必要になるのでしょうけど、最近はCanon 5Dマーク2とかで撮影する番組や映画もあるそうでこれから一眼デジでの動画撮影は主流になるのかもしれませんね。


イワツバメ集結!! [尾瀬]

 イワツバメは残雪の頃から飛来してきて尾瀬の山小屋や施設に巣をつくり夏の間は子育をてして秋になるとまた南の地へ旅立ちます、そんな光景は毎年見ていましたが、今回ちょっと不思議な光景をみました。 龍宮小屋さんにはあまりイワツバメが巣をつくっているのは見ませんが、この日の夕方、すごく沢山のイワツバメ達が集まっていました。 上空を見渡すとほんとに凄い数でした。その中の一団が小屋前のシラカンバの木に群がってなにかしていました。 何をしていたのか判りませんが、留まったり突っついたりしている感じでした。何か小さな昆虫を狙っていたのでしょうか? 近づくと散ってしまいました・・・  何をしていたのかも気になりますが、これだけのイワツバメが龍宮小屋に集結しているのも不思議です。 

 もしかしたら集団で渡るのに集結して飛び立つのかもしれませんね。この集団はすぐに上空へ消えてしまいました。見晴らしからわさわざここまでくるとは思えないので、特別な行動なのでしょうね。

↓↓ 龍宮小屋上空で飛び交う無数のイワツバメ達。 IMGP7382a.jpg

↓↓ シラカンバの木に集まって何かしてます。 エサをとってるのかな? ここで休むのかな?

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アサギマダラの季節 [尾瀬]

 のろのろ台風には困ったものですね・・・ 台風から離れている尾瀬も雨が降り続いているようです。いまのところ被害の報告はないので一安心です。

 夏の終わり頃に尾瀬にみかけるのがアサギマダラですね。出発地点のひとつと言われている奄美大島など遠い南の地方から花と繁殖のために渡ってくると言われてますが、まだその生態は謎が多いみたいです。 先週末の尾瀬ヶ原でも沢山のアサギマダラを見ることが出来ました。こんなに見たのは久しぶりかもしれません。 特に鳩待峠に集結するアサギマダラにはびっくりでした。

↓↓ マルバダケブキで吸蜜するアサギマダラ。ヨツバヒヨドリだけではないようですね。

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↓↓ ペットボトルで吸水?してます。少し雫が縁についてたようです。

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↓↓ さてここはどこでしょう? こんなに沢山のアサギマダラが集まってました。この下の方にもかたまってました。どうしてここに集まるのかわかりませんが・・・

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↓↓ ここは鳩待山荘の煙突なんです。まだこの時期は使ってないと思うので暖をとるってわけでもなさそうですが? 何かに驚くとヒラヒラと飛び回りますがまたここにあつまってきます。不思議です・・・

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この時期ほかにもチョウが見られます。 

↓↓ キベリタテハ。 初夏の頃は稜線付近で多く見かけますがこの時期は降りてくるようで、すごく沢山の個体をみかけました。

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↓↓ ヒョウモンチョウかな? これも多いですよね。 似た種類も多いので難しいですね・・・ IMGP7299a.jpg

 

 


尾瀬7月豪雨の爪痕・・・ [尾瀬]

 7月下旬に新潟、福島の山間部を中心に起きた集中豪雨は尾瀬でも大きな被害を受けました。 長年、尾瀬にいる人でもこんな水害は初めてというくらいですから相当なものだったようです。そんな時に僕は尾瀬入りしようとしていたのですが結果的に中止にして良かったです。

 その時の水害の爪痕は尾瀬ヶ原の至る所で1カ月たった今も見ることが出来ます。これから秋の台風シーズンですから心配ではありますね。それに、一部の池塘の濁りがいつまでも残っているのは気がかりです。何故沈殿して透明にならないのてだろうか?

 先週末に行ったときに爪痕を撮影しましたので少し掲載してみます。折しも大型台風が接近でまた大雨が降りそうなので心配です。

↓↓ 鳩待峠~テンマ沢の間の階段ですが、階段のすぐ下から崩落していて、また大雨が降るとさらに崩れると思います。かなり危険な状態ですがここを綺麗に補修するには通行止めにするしかなさそうですが一般道のようにコンクリートで固めるわけにもいかないので工事は難しい感じです。現在はブルーシートがかけられているようです。Imgp5176a.jpg

↓↓ 天然カラマツのあった付近ですが、元の木道は今、川になってるあたりに通ってました。根こそぎ抉られてしまった形です。Imgp5180a.jpg

↓↓ 山の鼻の川上川橋手前の高架になっていた木道ですが、ほとんど流されて壊れてしまいました。修復されてますが土砂が堆積して以前より浅くなり普通に水が流れていますので大雨や融雪水の増水時にはすぐに冠水する危険があります。Imgp5182a.jpg

↓↓ 上田代の人気の撮影ポイントの大きな池塘ですがまだこんなに濁ってます。Imgp5202a.jpg

↓↓ 上の池塘のとなりにある細長い池塘もごらんのとおりの濁り具合です。湿原の炭田層から湧き出る水がいつまでも濁りをかき回してしまうので沈殿しにくいのかもしれませんが、謎ですよね・・・Imgp5204a.jpg

↓↓ カラコギカエデの曲がり角付近の高架の底面の横木ですが、泥が乾いてこんな模様になってました。相当な泥水が溜まっていた証拠ですね。このあたりは増水時でも冠水しないようにとかなり高い高架になってますがそれでも冠水してしまいました。尾瀬でも想定外のことが起こってしまったわけです・・・。Imgp5225a.jpg

↓↓ 龍宮小屋も床上浸水してしまいました。床から約10㎝、左の黒い木材が白っぽくなってますが拭き残ってしまって白くなってます。つまりここまで水がきたということです。水が上がってきたので畳とかは直ぐに上げたので濡れることはなかったそうですが過去の床下浸水の経験から改築時に床を上げたにもかかわらず床上浸水となってしまい、ここでも想定外となってしまいました。Imgp5286a.jpg

↓↓ 龍宮小屋を浸水させた裏の沼尻川ですが、木道の直ぐ下まで崩れている箇所があり、再び増水したら木道が流れてしまう可能性があります。とりあえず応急的に長い杭を打ち込んで固定するようにするそうです。Imgp5231a.jpg

↓↓ イモリ池です。 ここも濁りが酷いです。青空が映るととても綺麗な池塘なんですが、いつになったら綺麗になるのでしょう?Imgp5323a.jpg

↓↓ 三つ又分岐~ヨッピ橋ルートのうち、途中の拠水林から三つ又分岐側の木道がかなり流されて、土台も崩壊しているところがありました。まだ敷設工事中でした。流れた木道はどこへいってしまったのでしょうね~?Imgp5330a.jpg

これ以外にも、至る所で爪痕が見られましたが完全復旧にはまだしばらくかかりそうです。台風が来そうですが、これ以上被害が広がらないように願いたいですね。

 

 


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