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ラスト?尾瀬ヶ原/大霜の朝【1】 [尾瀬]

 現地速報のとおり、週末は尾瀬ヶ原に行ってきました。 龍宮小屋に泊まれる今期最後の週末ということが一番の目的でしたが、前日の予報から中霜以上にはなりそうだということで、期待してまだ真っ暗な夜中に鳩待峠から入山でした。 VCの温度計は-5℃とかなり冷え込んでました。 

 原に出ると真っ暗な夜空には素晴らしい星空が広がり、冬の天の川も見えていました。湿原は白っぽく見えていてすでに霜が降りているようでした。星空の撮影もしましたので、それはのちほど掲載します。

 薄明るくなると周囲の霜が凄いことに気づきまして「大霜」の目安とされる木々が真っ白になっていて「大霜」は確定! そして夜が明けると劇的な光景となりました。 いやいやそれは見事な大霜の尾瀬ヶ原が展開!! 日の出前は霧も漂いなんともいえない世界です。個人的には今まで見た中で一番の大霜かもしれません。 上田代は木道工事で沢山の資材があり撮影には不向きだったので下の大堀付近で太陽が出て霜が消えるまでガッツリと撮影してしまいました。 いやはや、言葉では言い表せないような美しすぎる光景でした。 今回は大量の霜の写真の中からいくつか掲載します。

↓↓ 日の出前は湿原に霧が漂い幻想的な光景でした。 ちなみにピーカンなので朝焼けは無しでしたがそんなことはどうでもいいくらいハイテンションでした(^^;)

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↓↓ 下の大堀川橋付近から遠望した光景ですが、いやいや素晴らしすぎます!! 「霜の大堀」って感じですね。

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↓↓ 橋の上からの光景です。雲もないのに景鶴山や至仏山は濃いモルゲンロートになっていました。その紅と白い霜のコントラストが絶妙に素晴らしかったです。

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↓↓ まだ陽が差さない手前の湿原と光が差して輝く遠くの木々の対比がよいですね。

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↓↓ 「仕事場」もごらんのとおりの霜霜霜の光景でした。 陽が差してから少しあとに撮影したのですが、どんどん融けてしまうので焦りますね。。。 数人の尾瀬仲間が以前に同じようなのを撮ってまして羨ましかったですが、遂に撮影することが出来ました。

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↓↓ 青空と霜のついたシラカンバが綺麗ですね。

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↓↓ 真逆光でフレアが出やすいのですが、このカットは比較的少なく、キラキラ輝く木々が美しいです。 

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↓↓ 霧があるとこういうトゲトゲの霜?霧氷?が出来るのかな? 痛そうですがとても脆くて触るとハラハラと舞い落ちます。

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 タイミングが合わないとなかなか出会えない大霜に今回出会えてとても良かったです。 でも、実は前日も大霜だったと龍宮の小屋主さんから聞きました。連泊していた方は2度も見たと言うことになります。なんとも羨ましいですね~ 見た方の話ですと前日の方がもうちょっと凄かったということでした。

 もうすぐ道路も閉まりますので、今回がラスト尾瀬ヶ原になるかもしれませんが、ラストに相応しい感動的な光景を見ることが出来ました。

 


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