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12月10日は皆既月食 [天体]

 尾瀬シーズンも一段落してあとはアヤメ平ですが、まだ行けずにいます。 雪も降ってますのでそろそろですかね~ 程よい積雪を期待したいです。

 前回記事の新パソは何とかトラブルも乗り越えて本格稼動始めました。トラブルはつきものの自作ですが、次回からはショップモノを買おうと思いました(^^;) 

 さて本題です、12月10日は、かなり久しぶりの皆既月食です。 今年6月にもありましたがこのときは月没帯食でほとんどの地でかけたまま沈んでしまい、北日本では皆既食が見れませんでしたが、12月10日では最初から最後まで見ることが出来ます。 高度も高く冬空に素晴らしい光景を見ることが出来ます。また土曜日の夜半ということもあり夜更かししても大丈夫です。

 下の写真は、1990年2月10日に都内で撮影したものです。皆既中は真っ暗にはならず赤みがかった神秘的な色になります。が、これは大気中のチリやほこりによって左右されるので、もっと色濃くなったり、ほとんど見えなくなるくらい薄暗くなったりもします。季節風が吹く冬なのでたぶんオレンジ色になるのではないかと予想しています。

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月食は、地球の影に月が入ることで起きる現象です。 影には薄いところと濃いところがあるので月食でもその様子がわかります、半影食→本影食→皆既食という感じです。 このうち半影食はごく薄いので見た目にはわかりづらいですので、一般的には本影食からの部分食を見ることになります。

下記に、東京での時刻を書いておきますが、日本全国どこでみてもほぼ時間は同じです。ただし月の高度がすこしづつ違います。

  • 半影食 20時31分
  • 本影食 21時45分 部分食の始まり
  •       22時29分 50%欠け
  • 皆既食 23時5分  皆既食の始まり
  •       23時31分 皆既食の最大
  •       23時58分 皆既食終わり
  •       0時34分  50%欠け
  •       1時22分  部分食の終わり
  • 半影食 2時31分  終了

 下の図はフリーソフトで描いた当日の夜空に皆既中の月を合成したイメージ写真です。

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 皆既中は星たちもかなり見えてきますので冬の星座との競演がきれいでしょうね。

 部分食の始まりから終わりまで見ると4時間半もありますので、しっかりした防寒対策をして見るようにしましょう。 今回は高度が高いので視界の開けた南向きのベランダからなら部屋に出入りしながら見れると思います。 広いベランダならコタツを引っ張り出して暖まりながら見るのも一興ですよ。

 何とか晴れることを願いたいですね。 

 


新PC導入しました [カメラ・撮影機材]

 ずいぶん前からPCが遅くて不安定でそろそろ新しくしようかと思ってましたが、尾瀬仲間のみなさんが先に次々に導入されてボーナスまで待とうかと思ってましたが触発されてポチッといっちゃいました。 最初はショップPCにしようかと思ってましたが、結局今までと同じように組み立てということになり部品を集めました。まあこのあたりが組み立ての醍醐味なんですけど、最近はショップPCの方が物によっては安上がりという状態になってますし安全です。 

 とりあえず組み立ても終わりWindows7も導入完了、必要なソフトも入れましてこうしてインターネットにも落ち着いて書けるようになりました。以前のものはそのままひとまず保管してあります。

 ↓↓ とりあえず稼働し始めた新パソです。モニターとマウス以外は新調です。 さすがに速いです。

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★新PCのパーツはこんな感じ。

  • CPU   Intel i7-2700K
  • RAM   A-DATA Gaming Series DDR3-1600 4GBT×4 16GB
  • M/B   ASUS P8Z68-V
  • VGA   ZOTAC GF GTX550Ti 1GB
  • SSD   OCZ Vertex3 60GB
  • ケース  アビー製 ミドルタワー
  • 電源   玄人指向製 530W 【80PLUS GOLD】
  • OS    Windows7 Professional 64bit

    ※ブルーレイドライブを流用。

↓↓ 新パーツ一式の集合写真ですは(^^;)

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↓↓ 組あがった状態です。 コンパクト電源ということで購入しましたが、コンパクトすぎてリアファンにずいぶん被ってしまいました。どちらもケース外に排気なのでそれほど問題はないと思うのでこのままです。

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 フロント下部のファンからの風の流れが悪かったのでフロント5インチベイ内に8㎝ファンをおいてあります。 

 組み立てはいろいろ不都合が起きてすんなりいかないのが当たり前ですが今回はWindows7導入後にいろいろ起きて四苦八苦。 しかも不慣れなWindows7、さらに64bit版ということもあり大変・・・ ただ危惧された以前のXP 32bit版用のソフトもふつうにインストールできて使えているのが不思議です。 だめな場合に備えてXPモードがあるPF版にしたのですが・・・ 相当古いタイプでない限り使えるのかな? 

 まあ、とにかく、新CPUや16GBものメモリ効果でかなーり速いです!! ネット環境でももたついていた表示が劇的に速くなってるので満足満足!

 そして肝心のRAW現像ですが、こちらも劇的に速くなってます。

 10~14MBのRAWデータを10枚現像するのにかかる時間をストップウォッチで測ってみました。

  • データをデスクトップにおいた場合       約17秒   【旧PC  約82秒】
  • データをUSB接続の外付けHDDの場合   約42秒   【旧PC  約185秒】

 もう劇速レベルで速くなっているので、世は満足じゃ(^o^)/

 そして、話題のSSDを取り付けてSRTでキャッシュ化にして測ってみました。 【注:Windows7導入後にSRTを導入の時は特別な処置が必要で四苦八苦でした・・・】

  • データをデスクトップ   約23秒 ・・・あれ?
  • データを外付けHDD  約47秒 ・・・あれれれ?

 なぜか遅くなってます・・・ うーん、原因がわかりませんけど・・・ いろいろ調べるとSSDは、断片化されたようなランダムデータの読み書きには速いけどRAWのような単一で大きなデータではあまり効果がないみたいなことも書かれていたりします・・・ ただOSやソフトの起動はかなり速くなってますので「データの種類」で随分と違うみたいですね・・・ 詳しいことはわかりませんが・・・ それでも、以前に比べれば劇的な早さなので大量の現像も楽々になりそうです。

 最後にマニアにはおなじみのベンチマークソフトでの計測値です。【左がHDD単体のとき。 右がSSD+HDDのSRTです。】

 これをみてもやはり書き込みの方はあまり効果を発揮できてないみたいです。特に大きいデータ(上段)ほど顕著にあらわれHDD単体の時の書き込みより下がってます。逆に小さいデータ(下段の4K) ではSRTの方が断然上がってますね。 でもこれだけ読み書きに差が出るのも変なのでもしかしたらハード的な相性もあるのかな~と疑ってます。 まあ、あまり突き詰めても時間ばかりかかるので、こんな感じでとりあえず妥協します・・・ 

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奥多摩むかしみち 【2】 [高尾・陣馬・奥多摩]

 奥多摩むかしみちの2回目です。  全長約10キロの散策道ですが、大半は舗装路です、車一台がやっと通れるくらいの道が多くその両脇には昔は民家や宿場がありました。 今も数件の民家があり住んでいますが、廃屋になってる民家も多かったです。 沢山の柿がなってましたが、所有者がいなくなったのか収穫されてない木も多いです。 

 街道らしく、道々にはいくつかの道祖神が祀られていて草に覆われるその様子は、ちょっと「千と千尋の神隠し」を思いだしてしまいました。 そうそう、道中にある吊り橋や鉄の構造物には何故か大量のテントウムシがいて、しかもいろんな種類が入り交じっていました。テントウムシは塊で越冬するそうですが、そのために集まってきているのでしょうか? それとも何かの予兆? 飛んできて顔とかに止まるのでちょっとヒィ~でした(^^;)

 また、奥多摩湖を作るときに敷かれた工事用の鉄道の廃線がいまでも残っていて当時の名残を感じることが出来ます。

↓↓ ところどころでステキに色づいた紅葉もありました。 これはカエデの仲間ですね。杉林の緑との対比が良いですね。

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↓↓ 大岩の山に紅葉の木々が深山の風景を感じさせてくれます。 もう少し色づけば綺麗でしょうね。

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↓↓ しだくら橋。 ルート上に2カ所ある吊り橋のひとつですが、向こうに渡って対岸を歩くことが出来ないので、往復して戻ってくるようになってます。 この手前の鉄塔?付近に大量のテントウムシがいました!!

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↓↓ ガードレールの反射板に群がるテントウムシたち。写真では2種類ですが3~4種類は入り交じってます。

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↓↓ 道々にある道祖神。 昔は街道を通る人々がお参りしながら生活していたのでしょうね。 草に埋まる感じがなんともいえません・・・。

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↓↓ 白髪神社です。 石灰岩の一枚岩をご神体にしているそうです。 奥多摩の山々は石灰岩の地層が多く昔から採掘していました。

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↓↓ 不動の上滝。 高さが10mくらいでしょうか? 細く流れる滝です。 ただ、滝を横切るように送水管があるのがちょっともったいないというか、名所にするならちゃんと見えないように敷くべきでしょうね。

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↓↓ 工事用の鉄道橋が今もあちこちに残っています。老朽化が激しいので歩けませんが、崩れる危険がありそうですね・・・

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↓↓ 森の中に隠れるように伸びている廃線。

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↓↓ トンネルもまだ残っています。 薄暗くなるとちょっと恐そうです・・・。

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↓↓ リュウノウギク。 これは同定率100%でしょう(^^;) 花弁に整列性があるので判りやすいです。

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↓↓ ルート上でやっと1つだけ見つけた、リンドウです。 

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奥多摩むかしみち 【1】 [高尾・陣馬・奥多摩]

 毎年恒例になっている奥多摩遠足に行って来ました。 メンバーはほとんど尾瀬仲間12名。 今回はわたしが一番若者になってしまいました(^^;)

 ニュースなどで奥多摩は紅葉が見頃ですと盛んに言っていた影響と直前に旅番組でとりあげられた影響もあり朝のホリデー快速おくたま号は通勤電車並みに混んでました。バスも臨時便が大量出動でした。でも肝心の紅葉はイマイチ・・・ 色合いはくすみ、葉はチリチリが多かったです。

 今回あるいたルートは「奥多摩むかしみち」という大昔の街道を歩く散策路です。全長10キロ、標準歩行時間は3~4時間と結構長いです。 尾瀬でいえば、尾瀬ヶ原の山の鼻から尾瀬沼の沼尻くらいの距離です。 しかも高低差が大きいのでなかなか疲れました。 紅葉が綺麗ならもう少し良いのでしょうね、あと新緑や春先の花のシーズンも良いかも知れません。 今回はルート前半に撮影した写真を掲載します。

↓↓ 奥多摩むかしみちのルート図です。かなり川に沿ってクネクネしてます。今回は奥多摩湖側から歩きました。 【拡大図はこちら。】

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↓↓ 奥多摩湖(小河内ダム)からスタートですが初夏のような暑さでした。 尾瀬の池塘同様夏の大雨でまだ濁りが取れず放流された水も白濁しているため下流域まで白濁した川でした。

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↓↓ 順光で耐えられる紅葉がなく撮影には苦労しますが、時々こういう綺麗な感じのところがあると嬉しくなりました。やはり逆光が良いですね。

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↓↓ 高い木の枝にとまっていたジョウビタキのオスです。 高倍率コンデジを持っていったので役立ちました。

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↓↓ 高台から見る奥多摩湖。

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↓↓ 高台にある「青目立不動尊休み処」で裁ち蕎麦を頂きました。ちょっと茹で加減は柔らかめですが美味しいお蕎麦です。 ここには民芸品の展示コーナーや名前の由来となっている「青目立不動尊」があります。 入館料100円ですが、食事をすると返してくれるシステムになってました。 HPはこちら、http://okutama-aome.com/index.htm

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↓↓ 古民家の内部・・・ 実は、精巧に作られた模型です。 

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↓↓ こちらが、模型の全体写真。 1/3だそうです。 奥多摩湖に沈んだ頃にあった民家でしょうか?

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↓↓ アワコガネギクで吸蜜するツマグロヒョウモン。 羽がかなりボロボロになってますね。

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↓↓ ナラの木かな? けっこうな大きさの巨木でした。 枝先の方は茶色く変色しています。

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↓↓ 所々でこんな綺麗な紅葉も見ることが出来ました。渓谷の紅葉は美しいです。

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↓↓ ユウガギク(同定確率80%)、 花弁がパラパラと整列性がないのでユウガギクかな~と思いますが・・・ もしかしたらリュウノウギクかも?

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舗装路も多くて、けっこう足への負担が大きいです。ソールの柔らかいハイキングシューズの方がこういうルートは楽です。


ラスト尾瀬ヶ原で見かけたもの [尾瀬]

 7日に群馬側の道路のゲートも閉まり、いよいよ尾瀬は人を寄せ付けない冬の季節へと入りました。 出来れば今年も白いものを見てから終わろうかと思ってますが、タイミング良く週末に降るのかどうかに掛かっていますが、どか雪では入れなくなるし、適度な降雪を期待したいところです(^^;)

 さて、今日はラスト尾瀬ヶ原2回で見かけたものということで、何枚か掲載したいと思います。 

↓↓ 竜宮十字路から見た風景ですが、夕刻の頃に、なんだか小さな虫が沢山発生して飛んでました。写真では判りにくいですが白いつぶつぶしたもの、全部そうです。 いわゆる雪虫というやつかもしれませんが、すごい数でした。

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↓↓ 赤田代で咲いていた、狂い咲きのリュウキンカです。よく見るとまだ蕾がついていました。周辺にもポツポツと咲いていてちょっと不思議な光景でした。 尾瀬ではリュウキンカの他にサンリンソウやスミレも狂い咲きしているのを見かけます。

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↓↓ ナナカマドの実。 鳥などが食べないでそのままだと霜が着くたびに水分が抜けて縮んでしまいます。 湿原のコケモモはアナグマが好んで食べていまして木道に糞がよくおちてます。IMGP9955a.jpg

↓↓ 尾瀬沼ではヒロハツリバナを確認しましたが、こちらでも確認しました。場所はテンマ沢湿原周辺です。特徴的な殻の翼がすぐに同定のポイントになります。

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↓↓ これは、ヒメシャクナゲです。 ヒメシャクナゲは普通のシャクナゲと同じ常緑樹なので葉を落とさずに冬を越します。 冬に備えて葉を細く丸まった感じになっいました。雪や極寒に対するその備えでしょうね。

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↓↓ マイヅルソウの実ですね。 落ち葉の中に隠れるようにありました。 

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↓↓ こちらは、ミズバショウの冬芽です。 もう来年への備えを完了しているのですから自然の摂理って凄いです。

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↓↓ 見晴らしで休憩していると目の前の大木にアオゲラがやってきました。 けっこう長く居てくれたので望遠レンズに取り替えて撮影が出来ました。 尾瀬でも滅多に見ることがない鳥です。

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↓↓ こちらはアカゲラです。 同じゲラの仲間でもアカゲラの方が遭遇確率は高いです。

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今週末の尾瀬は、どうも降雪になりそうな予報ですね・・・ 金曜日の最低気温は戸倉でも0℃ですから、至仏山や燧ヶ岳、アヤメ平では確実に雪になるでしょう。 どのていど積雪するかは判りませんけど・・・ うっすら雪景色にはなりそうです。

いよいよ冬ですね~! 行ってみたいですが・・・ マイカーを「持てない」身分なので、公共交通頼みの季節はヤキモキしてしまいます・・・。 

 


龍宮小屋の小屋閉め [尾瀬]

 大霜の余韻もまだ覚めない11/3、予定通り龍宮小屋の小屋閉めに尾瀬ヶ原へ行ってきました。今回はkazuさんと2人での入山です。 当日は朝からどんよりとした曇り空ですが気温は暖かく、文化の日は雪の特異日ですが降りませんでした。 朝焼けも無かったですが、イモリ池からの朝の模様は綺麗でした。

 小屋に着くとすでに2階の窓は閉じられていて、玄関ロビーはいろんなものが置かれていて小屋が閉まるんだな~とヒシヒシと実感しました。サクサクと作業をするスタッフは応援も入れて10名。 戸締まりはもとより、配管の水抜きや凍結防止の不凍液注入、1階部屋の畳み外し、発電機の停止、そして公衆トイレの閉鎖作業と多岐わたりますが、手順良く作業が進みました。 特に作業はしませんでしたが、まかないおにぎりなどを頂いてしまいました(^^;) とても美味しかったです。

 小屋閉め作業をしているあいだにもポツポツ訪れるハイカーさんもいたりして対応してました。中には初めてきたという女子もいて、びっくりです・・・。

 小屋主さんは早めに下山したいという希望でしたが結局例年通り午後2時頃に完了。全員で記念撮影をして、小屋を後に下山しました。  

↓↓ ここはイモリ池。 朝は雲が多く朝焼けはありませんでしたが、日の出後に少し雲が色づき水面に映る様子が綺麗でした。

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↓↓ 到着時にはすでに2階などの窓は閉じられてました。尾瀬ヶ原でも積雪が比較的少ないところなのでサッシの雨戸を閉めるだけでも十分だそうです。

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↓↓ 玄関ロビーには標識やアンテナ、ステンレス漕などなどいろんな物が運び込まれていました。 また食堂の梁には支え棒が付けられて雪の重みに対処するようです。

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↓↓ 玄関もついに閉じられました。 閉じられるとロビーは暗くなるので明かり取りの窓を最後まで残しておきます。

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↓↓ 受付のレジなどには布が被せられます。 調理場のお勝手口も閉じられました。

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↓↓ 1階の窓、出入り口もも次々に閉じられます。シャッターにはカメムシが大量に入り込んでました(T_T) 今年は入り込むカメムシが多いので雪も多いと地元の人は予想しているようです。

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↓↓ 裏の1階の窓も閉じられ、最後に小屋主さんが発電機を切り、発電所入り口も塞がれると作業完了です。

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↓↓ みんなで記念撮影をしてからいよいよ下山開始です・・・ 全ての窓や出入り口が塞がれて寂しさがこみ上げます。ちなみに看板は重すぎるのでこのままだそうです。 強い風雪でも動かないとか(^^;)

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↓↓ 小屋をあとにするスタッフと遠ざかる小屋・・・

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↓↓ 遠ざかる小屋を何度も何度も振り返りました・・・ 

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↓↓ 小さくなってしまった龍宮小屋。 また来年お世話になりますね(^-^)/ 

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 初めて龍宮小屋の小屋閉めに立ち会いましたが、ただ閉めればいいだけではなくていろいろやることがあるのですね。 小屋の維持は大変な作業です。 スタッフの皆さん小屋主さん今シーズンお疲れさまでした。 また来年お世話になりたいと思います。

バイバイ、龍宮小屋、また来年(^o^)/

 

 


ラスト?尾瀬ヶ原/朝焼け [尾瀬]

 初日はピーカンで朝焼けも夕焼けも無し、夜中の2時3時くらいにはまだ星が見えていましたが次第に雲に覆われてしまい翌朝は曇り空・・。朝焼けは無理かな? と想いながらも下の大堀へ移動。

 TさんやHさんら連泊組はイモリ池方面へ行ったようです。 たいきしていましたが、なかなか焼けてこず諦めかけていたころやっと東の低空が少し色づきましたが次第に消えてしまいました。 駄目だろうと談笑していると、何と再び焼け始め、最初の第一幕より焼けてくれました。なかなか綺麗でまあまあ満足、そろそろ朝飯なので帰ろうかと思っていたら何と何と第三幕がはじまりました。今回は勢いがあり、どんどんと赤味を増して天空を染めていきます! それはそれは見事な朝焼けっぷりで皆さん大興奮でした。 

 こんな素晴らしい朝焼けを見るのもかなり久しぶりです。  イモリ池では焼けが水面に映って素晴らしかっただろうな~とちょっと悔しい思いでしたが、満足な朝焼けです。 そのあとはどんより曇り空が続き、昼頃には小雨が降ってきました。

↓↓ 第一幕。 低空が少し焼けた程度でした・・・ 

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↓↓ 第二幕。 いい感じに焼けてきましたが、これ以上は広がらなかったです。 でもこれでも十分に綺麗ですよね。

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↓↓ さらに第三幕。 一気に焼けてきてほとんど全天を染めていました。 周辺や仲間の顔がピンク色になるくらいの素晴らしい朝焼けに大興奮でした。

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↓↓ 定番ポイント。 ここは池塘とシラカンバの組み合わせが綺麗なところです。

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↓↓ 上田代は全体的に木道架け替え中でした。

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↓↓ 原の川上川の橋の進捗状況です。 まだ橋板は架けられていません。今年中に終わるのだろうか・・・?

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↓↓ 研究見本園の冬枯れの風景。

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↓↓ 途中、水害で流されたあたりに倒れていた木々がすっかり取り除かれ、また川底の砂利を掘り起こす作業もやってまた。

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ラスト?尾瀬ヶ原/散策 [尾瀬]

 霜の後は小屋にチェックイン。 尾瀬仲間のHさんや西日本から15泊で来ているというTさん、そしてかなり久しぶりに巻島さんとお逢いできました。また、Rさんも同宿となりまして談笑出来ました。

 談笑の後、時間があるので見晴らし方面へ散策です。 ピーカンの青空が何処までも広がる下田代、草紅葉の終わった草原がサラサラと揺れてました。 見晴らしの山小屋は燧小屋を除いて全て閉鎖されひっそりでした。 それでもテント場には3張りあって話し声が聞こえます。

 更に赤田代まで遠征。無料休憩所はおばあさんと息子さんが小屋締めの真っ最中でした。ここで皆さんは折り返して帰りましたが、単独で平滑の滝まで散策に・・・と思いましたが、ええ~い行っちゃえ~とばかりに三条の滝まで往復してしまいました(^^;) 三条の滝~無料休憩所往復がなんと約1時間という最短記録を達成でした(^^;) 

 ピーカンは夕方、夜半過ぎまで続き夕焼けは無しでした。

↓↓ カラカラの枯れ野になった下田代。 燧ヶ岳の裾野の木々も完全に落葉しています。

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↓↓ 29日、見晴らしで唯一営業していた燧小屋さん。 営業してますがほとんど冬囲いで窓も塞がってました。

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↓↓ テント場近くにあるカラマツの黄葉がいい感じでした。このカラマツはいつもこの時期にピークになります。

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↓↓ 平滑の滝。 竜宮小屋宿泊のグループが来てました。そのグループも三条の滝へ向かいましたが途中で抜き去りました。テント一式背負った若者にも会いましたが、ちょっと期待していたオコジョには会えませんでした(^^;)

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↓↓ 三条の滝。なんと今年初めて訪れました。 すでに下の展望台は入れないので第一展望台からの写真です。木が邪魔であまり展望は良くないですよね・・・  このあと例のグループが追いついてきました。

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↓↓ 下田代は乾燥してきているのであちこちにアシの群生があります。ひのアシがカラカラと風に揺れて晩秋の雰囲気を奏でていました。

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↓↓ 竜宮十字路の池塘です。夕方もピーカンで夕焼けは無し。 静かに太陽が稜線に消えてゆきました。

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↓↓ 秋の夕陽が湿原を染めています。これはこれで綺麗ですよね。 なんだか哀愁が漂っている感じでした。

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↓↓ すっかり太陽が落ちると少し大気が赤くなりました。 そこに細い月が輝きます。

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ラスト?尾瀬ヶ原/大霜の朝【2】 [尾瀬]

 ちょっと前後してしまいましたが、初日の大霜の写真をもう少し見たいというリクエストに応じて、ちょっとだけ追加掲載です。 

 帰宅してから大霜と呼べるれべるのが過去はいつ見たのか?というのを探していましたら、尾瀬沼で見たものがそうらしいです、つまり尾瀬ヶ原では大霜レベルのものは見てない可能性があります。少なくともデジタル撮影(コンデジ含む)するようになってからは出会ってません。そのくらいタイミングが難しい現象を今回は運良く見れたと言うことです。 

 そんな大霜も太陽が出るとあれよあれよと言う間に溶けていくので撮影は時間との勝負なんですが、そんなときに限ってトラブルは起きます! 今回は太陽が出ると同時にレンズ内部の中心が曇るというトラブルがおきてせっかくの逆光撮影が不本意な結果になってしまいました。冷えていたレンズが太陽の暖かさで急に暖められて結露するのです。機密性の高い防滴レンズや単焦点レンズならこのような現象は起こりにくいですがそうでないズームレンズでは起きやすいようです。 また逆光時にゴースト、フレアが出やすいのもちょっと問題でした・・・。 

↓↓ 朝日が景鶴山を照らしゆっくりと麓へ下りてきます。手前の霜の白さとの対比が美しいです。

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↓↓ 山野の低いところから光が差し込み明暗差の光景が美しかったです。 小屋は龍宮小屋。

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↓↓ 朝日はついに湿原全体を照らし始め、朝陽色だった霜も白く輝き出します。ここからが時間との勝負です(^^;)

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↓↓ 眩しい光の中の霜の景色がとても素晴らしい!! でもレンズが雲ってしまいました(T_T)

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↓↓ ノリウツギかな? 枯れた花にツンツンした霜が沢山ついてました。そこを真逆光で撮影。太陽を茎で隠して光を軽減してます。ちょっとゴーストがでてしまいましたがド逆光なので仕方ないのかな?

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↓↓ 誰が名付けたか、カラコギカエデの曲がり角。 すっかり霜も溶けてしまいました。

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↓↓ 龍宮小屋に張り出した寺ヶ崎の影に辛うじて残った霜です。  溶けてしまうとドラマも終わりで枯れ野が広がるだけ・・・

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ラスト?尾瀬ヶ原/星空 [尾瀬]

 大霜も感動的でしたが、快晴のもとの星空もとても綺麗でした。 秋から冬にかけて、寒気が入ってるような時は気流が安定しないことが多く星も瞬くのですが、今回は安定していたようで、透明感のある星空を見ることが出来ました。

 土曜日夕方から曇るという予報でしたので、初日は暗いうちに尾瀬ヶ原に到着し星空撮影を堪能でした。月明かりもなく冬から春の星座たちが全天を覆っていました。 冷えていますので夜露と霜対策用のヒーターを使いました。 効果は覿面でした。

 土曜日の曇り予報は外れて真夜中まで晴れは続いて星空を見ることが出来ました。夜半のうちは夏の星座と天の川が残り、翌日0時ころには東の空から昇る冬の星座たちが綺麗でした。少し薄雲は流れますがそれほど問題なくいつまでも撮影していたい気分でしたが寝不足になるので1時間ちょっとくらいで切り上げて明け方の撮影に備えましたが、撤収後に雲ってきたようで翌朝はちょっとどんよりでした・・・。

 今回は、星空を何枚か掲載してみますK7は処理をしてもノイズがちょっと多いので大伸ばしは厳しいようですがウェブ用にリサイズするとノイズも消えて当時の美しさが蘇るようです。

↓↓ 至仏山上空に輝く冬の星座たち。 冬の星座の代表格、オリオン座が一番目を引きますね。 右下の一際明るいのは木星です。

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↓↓ 少しアングルを下方にして木道と池塘に映る星も入れてみました。 雰囲気は伝わると思うのですが、水面に映る星はことのほか写りにくいです。 日周運動になるくらいの時間にすればもっと写るでしょう。

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↓↓ 朝と夜の端境の状態ですね。 オレンジ色から群青色~夜の色へと移るグラデーションが美しいです。 この時期は燧ヶ岳の右側から陽が昇ってきます。

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↓↓ 夏の天の川が景鶴山の上方に伸びています。景鶴山の山頂付近の明るい星ははくちょう座のデネブです。 この時、流星が出たのですが写ってませんでした。速すぎる流星はよほど明るくない限り写りにくいです。 雲が赤くなるのは街灯など人工光の影響だと思います。

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↓↓ 夏の天の川が至仏山に架かりいて座も少し見えていました。 この写真は夜半の時です、これから8時間後には一番目の写真のように冬の星空に変わります。

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星空撮影は楽しいですが、寝不足にはご注意です! ノイズが少なくの撮影後のカメラ内処理が速いと良いのですがK7は時間がかかるのがネックです。

 


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