ラスト?尾瀬ヶ原/散策 [尾瀬]
霜の後は小屋にチェックイン。 尾瀬仲間のHさんや西日本から15泊で来ているというTさん、そしてかなり久しぶりに巻島さんとお逢いできました。また、Rさんも同宿となりまして談笑出来ました。
談笑の後、時間があるので見晴らし方面へ散策です。 ピーカンの青空が何処までも広がる下田代、草紅葉の終わった草原がサラサラと揺れてました。 見晴らしの山小屋は燧小屋を除いて全て閉鎖されひっそりでした。 それでもテント場には3張りあって話し声が聞こえます。
更に赤田代まで遠征。無料休憩所はおばあさんと息子さんが小屋締めの真っ最中でした。ここで皆さんは折り返して帰りましたが、単独で平滑の滝まで散策に・・・と思いましたが、ええ~い行っちゃえ~とばかりに三条の滝まで往復してしまいました(^^;) 三条の滝~無料休憩所往復がなんと約1時間という最短記録を達成でした(^^;)
ピーカンは夕方、夜半過ぎまで続き夕焼けは無しでした。
↓↓ カラカラの枯れ野になった下田代。 燧ヶ岳の裾野の木々も完全に落葉しています。
↓↓ 29日、見晴らしで唯一営業していた燧小屋さん。 営業してますがほとんど冬囲いで窓も塞がってました。
↓↓ テント場近くにあるカラマツの黄葉がいい感じでした。このカラマツはいつもこの時期にピークになります。
↓↓ 平滑の滝。 竜宮小屋宿泊のグループが来てました。そのグループも三条の滝へ向かいましたが途中で抜き去りました。テント一式背負った若者にも会いましたが、ちょっと期待していたオコジョには会えませんでした(^^;)
↓↓ 三条の滝。なんと今年初めて訪れました。 すでに下の展望台は入れないので第一展望台からの写真です。木が邪魔であまり展望は良くないですよね・・・ このあと例のグループが追いついてきました。
↓↓ 下田代は乾燥してきているのであちこちにアシの群生があります。ひのアシがカラカラと風に揺れて晩秋の雰囲気を奏でていました。
↓↓ 竜宮十字路の池塘です。夕方もピーカンで夕焼けは無し。 静かに太陽が稜線に消えてゆきました。
↓↓ 秋の夕陽が湿原を染めています。これはこれで綺麗ですよね。 なんだか哀愁が漂っている感じでした。
↓↓ すっかり太陽が落ちると少し大気が赤くなりました。 そこに細い月が輝きます。
ラスト?尾瀬ヶ原/大霜の朝【2】 [尾瀬]
ちょっと前後してしまいましたが、初日の大霜の写真をもう少し見たいというリクエストに応じて、ちょっとだけ追加掲載です。
帰宅してから大霜と呼べるれべるのが過去はいつ見たのか?というのを探していましたら、尾瀬沼で見たものがそうらしいです、つまり尾瀬ヶ原では大霜レベルのものは見てない可能性があります。少なくともデジタル撮影(コンデジ含む)するようになってからは出会ってません。そのくらいタイミングが難しい現象を今回は運良く見れたと言うことです。
そんな大霜も太陽が出るとあれよあれよと言う間に溶けていくので撮影は時間との勝負なんですが、そんなときに限ってトラブルは起きます! 今回は太陽が出ると同時にレンズ内部の中心が曇るというトラブルがおきてせっかくの逆光撮影が不本意な結果になってしまいました。冷えていたレンズが太陽の暖かさで急に暖められて結露するのです。機密性の高い防滴レンズや単焦点レンズならこのような現象は起こりにくいですがそうでないズームレンズでは起きやすいようです。 また逆光時にゴースト、フレアが出やすいのもちょっと問題でした・・・。
↓↓ 朝日が景鶴山を照らしゆっくりと麓へ下りてきます。手前の霜の白さとの対比が美しいです。
↓↓ 山野の低いところから光が差し込み明暗差の光景が美しかったです。 小屋は龍宮小屋。
↓↓ 朝日はついに湿原全体を照らし始め、朝陽色だった霜も白く輝き出します。ここからが時間との勝負です(^^;)
↓↓ 眩しい光の中の霜の景色がとても素晴らしい!! でもレンズが雲ってしまいました(T_T)
↓↓ ノリウツギかな? 枯れた花にツンツンした霜が沢山ついてました。そこを真逆光で撮影。太陽を茎で隠して光を軽減してます。ちょっとゴーストがでてしまいましたがド逆光なので仕方ないのかな?
↓↓ 誰が名付けたか、カラコギカエデの曲がり角。 すっかり霜も溶けてしまいました。
↓↓ 龍宮小屋に張り出した寺ヶ崎の影に辛うじて残った霜です。 溶けてしまうとドラマも終わりで枯れ野が広がるだけ・・・