ラスト尾瀬ヶ原で見かけたもの [尾瀬]
7日に群馬側の道路のゲートも閉まり、いよいよ尾瀬は人を寄せ付けない冬の季節へと入りました。 出来れば今年も白いものを見てから終わろうかと思ってますが、タイミング良く週末に降るのかどうかに掛かっていますが、どか雪では入れなくなるし、適度な降雪を期待したいところです(^^;)
さて、今日はラスト尾瀬ヶ原2回で見かけたものということで、何枚か掲載したいと思います。
↓↓ 竜宮十字路から見た風景ですが、夕刻の頃に、なんだか小さな虫が沢山発生して飛んでました。写真では判りにくいですが白いつぶつぶしたもの、全部そうです。 いわゆる雪虫というやつかもしれませんが、すごい数でした。
↓↓ 赤田代で咲いていた、狂い咲きのリュウキンカです。よく見るとまだ蕾がついていました。周辺にもポツポツと咲いていてちょっと不思議な光景でした。 尾瀬ではリュウキンカの他にサンリンソウやスミレも狂い咲きしているのを見かけます。
↓↓ ナナカマドの実。 鳥などが食べないでそのままだと霜が着くたびに水分が抜けて縮んでしまいます。 湿原のコケモモはアナグマが好んで食べていまして木道に糞がよくおちてます。
↓↓ 尾瀬沼ではヒロハツリバナを確認しましたが、こちらでも確認しました。場所はテンマ沢湿原周辺です。特徴的な殻の翼がすぐに同定のポイントになります。
↓↓ これは、ヒメシャクナゲです。 ヒメシャクナゲは普通のシャクナゲと同じ常緑樹なので葉を落とさずに冬を越します。 冬に備えて葉を細く丸まった感じになっいました。雪や極寒に対するその備えでしょうね。
↓↓ マイヅルソウの実ですね。 落ち葉の中に隠れるようにありました。
↓↓ こちらは、ミズバショウの冬芽です。 もう来年への備えを完了しているのですから自然の摂理って凄いです。
↓↓ 見晴らしで休憩していると目の前の大木にアオゲラがやってきました。 けっこう長く居てくれたので望遠レンズに取り替えて撮影が出来ました。 尾瀬でも滅多に見ることがない鳥です。
↓↓ こちらはアカゲラです。 同じゲラの仲間でもアカゲラの方が遭遇確率は高いです。
今週末の尾瀬は、どうも降雪になりそうな予報ですね・・・ 金曜日の最低気温は戸倉でも0℃ですから、至仏山や燧ヶ岳、アヤメ平では確実に雪になるでしょう。 どのていど積雪するかは判りませんけど・・・ うっすら雪景色にはなりそうです。
いよいよ冬ですね~! 行ってみたいですが・・・ マイカーを「持てない」身分なので、公共交通頼みの季節はヤキモキしてしまいます・・・。