奥多摩むかしみち 【2】 [高尾・陣馬・奥多摩]
奥多摩むかしみちの2回目です。 全長約10キロの散策道ですが、大半は舗装路です、車一台がやっと通れるくらいの道が多くその両脇には昔は民家や宿場がありました。 今も数件の民家があり住んでいますが、廃屋になってる民家も多かったです。 沢山の柿がなってましたが、所有者がいなくなったのか収穫されてない木も多いです。
街道らしく、道々にはいくつかの道祖神が祀られていて草に覆われるその様子は、ちょっと「千と千尋の神隠し」を思いだしてしまいました。 そうそう、道中にある吊り橋や鉄の構造物には何故か大量のテントウムシがいて、しかもいろんな種類が入り交じっていました。テントウムシは塊で越冬するそうですが、そのために集まってきているのでしょうか? それとも何かの予兆? 飛んできて顔とかに止まるのでちょっとヒィ~でした(^^;)
また、奥多摩湖を作るときに敷かれた工事用の鉄道の廃線がいまでも残っていて当時の名残を感じることが出来ます。
↓↓ ところどころでステキに色づいた紅葉もありました。 これはカエデの仲間ですね。杉林の緑との対比が良いですね。
↓↓ 大岩の山に紅葉の木々が深山の風景を感じさせてくれます。 もう少し色づけば綺麗でしょうね。
↓↓ しだくら橋。 ルート上に2カ所ある吊り橋のひとつですが、向こうに渡って対岸を歩くことが出来ないので、往復して戻ってくるようになってます。 この手前の鉄塔?付近に大量のテントウムシがいました!!
↓↓ ガードレールの反射板に群がるテントウムシたち。写真では2種類ですが3~4種類は入り交じってます。
↓↓ 道々にある道祖神。 昔は街道を通る人々がお参りしながら生活していたのでしょうね。 草に埋まる感じがなんともいえません・・・。
↓↓ 白髪神社です。 石灰岩の一枚岩をご神体にしているそうです。 奥多摩の山々は石灰岩の地層が多く昔から採掘していました。
↓↓ 不動の上滝。 高さが10mくらいでしょうか? 細く流れる滝です。 ただ、滝を横切るように送水管があるのがちょっともったいないというか、名所にするならちゃんと見えないように敷くべきでしょうね。
↓↓ 工事用の鉄道橋が今もあちこちに残っています。老朽化が激しいので歩けませんが、崩れる危険がありそうですね・・・
↓↓ 森の中に隠れるように伸びている廃線。
↓↓ トンネルもまだ残っています。 薄暗くなるとちょっと恐そうです・・・。
↓↓ リュウノウギク。 これは同定率100%でしょう(^^;) 花弁に整列性があるので判りやすいです。
↓↓ ルート上でやっと1つだけ見つけた、リンドウです。