12月10日は皆既月食 [天体]
尾瀬シーズンも一段落してあとはアヤメ平ですが、まだ行けずにいます。 雪も降ってますのでそろそろですかね~ 程よい積雪を期待したいです。
前回記事の新パソは何とかトラブルも乗り越えて本格稼動始めました。トラブルはつきものの自作ですが、次回からはショップモノを買おうと思いました(^^;)
さて本題です、12月10日は、かなり久しぶりの皆既月食です。 今年6月にもありましたがこのときは月没帯食でほとんどの地でかけたまま沈んでしまい、北日本では皆既食が見れませんでしたが、12月10日では最初から最後まで見ることが出来ます。 高度も高く冬空に素晴らしい光景を見ることが出来ます。また土曜日の夜半ということもあり夜更かししても大丈夫です。
下の写真は、1990年2月10日に都内で撮影したものです。皆既中は真っ暗にはならず赤みがかった神秘的な色になります。が、これは大気中のチリやほこりによって左右されるので、もっと色濃くなったり、ほとんど見えなくなるくらい薄暗くなったりもします。季節風が吹く冬なのでたぶんオレンジ色になるのではないかと予想しています。
月食は、地球の影に月が入ることで起きる現象です。 影には薄いところと濃いところがあるので月食でもその様子がわかります、半影食→本影食→皆既食という感じです。 このうち半影食はごく薄いので見た目にはわかりづらいですので、一般的には本影食からの部分食を見ることになります。
下記に、東京での時刻を書いておきますが、日本全国どこでみてもほぼ時間は同じです。ただし月の高度がすこしづつ違います。
- 半影食 20時31分
- 本影食 21時45分 部分食の始まり
- 22時29分 50%欠け
- 皆既食 23時5分 皆既食の始まり
- 23時31分 皆既食の最大
- 23時58分 皆既食終わり
- 0時34分 50%欠け
- 1時22分 部分食の終わり
- 半影食 2時31分 終了
下の図はフリーソフトで描いた当日の夜空に皆既中の月を合成したイメージ写真です。
皆既中は星たちもかなり見えてきますので冬の星座との競演がきれいでしょうね。
部分食の始まりから終わりまで見ると4時間半もありますので、しっかりした防寒対策をして見るようにしましょう。 今回は高度が高いので視界の開けた南向きのベランダからなら部屋に出入りしながら見れると思います。 広いベランダならコタツを引っ張り出して暖まりながら見るのも一興ですよ。
何とか晴れることを願いたいですね。