奥高尾のスミレ [スミレ]
この土日は天気が良くなくて日曜日は雨で1日使えそうなのは土曜日だけ、どこに行くか? 奥多摩か高尾か、山梨や信州に遠征かと悩みましたが、結局近場の裏~奥高尾に行って来ました(^^;) 今回のお目当ては前回のときには見れなかったタカオスミレです。 日影沢林道では見頃でした。 城山まで歩きましたが基本的に同じスミレが咲いてますが全体的にはボリュームアップでした。ただ前日に雨が降ったので花が半開きになっているものが多くてちょっと残念でした。
スミレのほかには稜線沿いの桜が咲きそろってましたが曇り空ではちょっと映えません。 野草もいろいろ出てきているので1日かけてのんびり歩くと面白いです。 難点は4月上旬より人が増えてますね(^^;)
前回と同じスミレもありますが、見かけたスミレをずらっと掲載してみます。
↓↓ タカオスミレ。 タカオスミレの定義は葉の表全体が焦げ茶色です。斑になっているのは母種のヒカゲスミレの扱いになります。 あうに葉の裏は緑色。
↓↓ ヒカゲスミレ。 葉の表裏が緑色が基本形。 タカオスミレの母種です。 この写真は一部ですが周辺には沢山の個体がありました。
↓↓ マルバスミレの淡いピンク色バージョンです。時々見つかりますがこの淡い色がなかなか巧く出ないのですが曇ってる時の方が綺麗に出るようです。 白もイイですがピンク色は可愛いですね。
↓↓ こちらは普通のマルバスミレ。 図鑑では側弁に毛はほとんど無くあるものをヒゲケマルバスミレとよぶそうですが、高尾周辺で見られるものはほとんど毛があります。
↓↓ ニョイスミレ。 遅めに咲き出すスミレですがぽつぽつと咲き始めてました。
↓↓ オカスミレ。 最盛期です。 白花のものをコボトケスミレといい小仏峠付近で見つかってます。
↓↓ エイザンスミレ。こちらも最盛期ですね。稜線沿いで特に多く見つかります。花色にはかなり変化があります。
↓↓ ヒナスミレ。典型的な花色ですが、白いのから濃いものまで様々です。こちらも最盛期でした。
↓↓ ナガバノスミレサイシン。 高尾山系では嫌と言うほどみます(^^;) これも花の色は変化かが多いですが、淡いものが基本でこの写真のような濃いものも多いです。
↓↓ ニオイタチツボミスレ。 yaeyamasumireさんからタチツボスミレとニオイタチツボスミレのマルバタチツボスミレではないかという同定を頂きましたので訂正します。
↓↓ 最後は、タチツボスミレです。平地から山地まで環境適応力が強くどこでも見かけます。この写真のように大群落になることが多いです。花の色は変化が多いです。
次回は野草編です。
スミレ遠征したいですが、天気が悪いですね・・・ 土日祝日しか使えないサラリーマンには休日が雨なのは辛いところです。