信州日帰りスミレ散策 【2】 [その他地域の山々]
あずさ号で移動中は、車窓を見るのも旅のひとつの楽しみです。特に信州方面はアルプスや富士山と山岳景観が素晴らしいのでついつい見てしまいます。あれは何の山だとか、地図を見ながら山座同定するのも面白いです。 今回はスーパーあずさに乗りましたが、さすがに車体は古く、白いあずさ号のほうが設備も綺麗で振り子装置の改良がされているのでカーブでも揺れが小さく乗り心地がよいです。
目新しいスミレも少なかったので、前回掲載しなかったスミレを掲載してみます。
↓↓ 往きの車窓から見た、甲斐駒ヶ岳です。ちょうど雲があっていい雰囲気でした。
↓↓ アケボノスミレとキノコのコラボ。 このキノコ名前はわかりませんが、あちこちらかたまって出てきてました。 食べれるのかな??
↓↓ これもアケボノスミレなんですが、真っ白です。シロバナアケボノスミレになりますが、よーく見るとシベの周りの黄色い部分が無くなってます。 花が終わって雨に打たれて脱色してしまった可能性もあるので同定確率は50%としました。
↓↓ ケタチツボスミレ。 葉柄、花柄、葉の裏などに細かい毛があるものをケタチツボスミレと言います。 それほど珍しくはなく高尾山や奥多摩でも時々みかけます。
↓↓ ご存じ、エイザンスミレです。 けっこう花付きがよく芳香がありました。西日が少し照る感じが綺麗です。
↓↓ ハルリンドウ。 日当たりの良い草地や荒れ地で時々見かけます。 高尾山でも見ることがありますが、わりと個体数は少ないようです。
↓↓ ワダソウ。 ワチガイソウの仲間ですが、花弁に切れ込みがあるのは少なく、ココで見分けがつきます。よく似てるのにヒメネワチガイソウがありますが花弁は細く切れ込みはありません。
↓↓ 車窓からの八ヶ岳。ちょうど田んぼが手前にきたときにシャッターを切りました。 何とか映りこんでくれました。
↓↓ 車窓からの富士山。 茅野から甲府方面に向かって走ると右に左に富士山がいったりきたりするのですが、おおむねC席D席に座れば何度も見ることが出来ます。
このほか、半開きのヒゴスミレも数株見ました。 もう少し標高を落とせばもしかしたらシハイスミレもあったかもしれませんが時間切れで探索を切り上げました。 また機会があれば行ってみたいです。