バラの滝 [雑談]
今暮らしているアパートの入り口にはバラが植えられているのですが、満開になってとても綺麗です。2階の外通路から1階にかけてまるでバラの滝のように咲いています。 昨年はあまり咲かなかったのですがことしはすごい豊作でびっくりです。 花自体は500円玉くらいの大きさの小さいバラですがこれだけ咲き誇ると見応えありますよね。 花が無いときは垂れ下がってきてちょっと邪魔なんですけど、こんなに咲くなら邪険には出来ませんよね(^^;)
花期が長くてもうかれこれ2週間くらいは咲いていますが、さすがに終わりはじめたようです。掲載写真は最盛期の頃に撮っておいたものです。 iPhoneで撮りましたが、アップ写真では赤が飽和しちゃってますね。赤色再現は欠点でしょうか?
↓↓ 左の方に外階段があります。 2階の手すりから下にバラの滝です。
↓↓ 500円玉くらいの大きさの八重咲きのバラです。
久々のカワちゃん [カワセミ・野鳥]
前日の予報では日曜日はあまり芳しくない天気でしたが朝起きると青空が広がっていました。悪い予報だったのでゆっくり寝ていたので起きたのは10時前(^^;) あらら、こんなことなら裏高尾でもいけたのに・・・
午後からだと、まあ高尾方面に行けなくもないのですが、1週間前にも行ったばかりなので、久しぶりに野川へカワセミに逢いに行って来ました。 いったらびっくり! 土手はうっそうと草が生えて茂みになってました。この時期はあまり行ってなかったのですが、刈り取った草木の残留放射線の問題もあり頻繁には刈ったりできなたのかな~? と勝手に思いました。
茂みが高いので川がよく見えず、カワセミも出が悪かったですが、なんとか見ることが出来ました。今は子育ての時期なので冬より見る確率は低いです。でももうすぐ巣立ちをしたヒナが出てくるそうなので、そのころには出かけてみたいです。
↓↓ 生い茂った草にひょこっと顔を出していたカワちゃん。 久しぶりに見たカワセミです。
↓↓ 上とは場所が違いますが、飛び出した瞬間です。 曇ってしまったのでシャッタースピードが上がらず羽根がとまりませんでした。ホバリングもしていたのですが、背景が暗くて数分の一のスピードではブレブレとなってしまいます。
↓↓ 大きな魚をゲットしたカワちゃん。 拡大してみるとどうやら鮎のようです。
↓↓ シジュウカラの親子。巣立ったばかりのヒナはまだ親からエサをもらってます。
↓↓ 水浴び中のハクセキレイ。
茂っているからなのかどうか判りませんが、冬より野鳥が少なく感じました。 やっぱり野鳥撮影は冬か早春くらいが一番やりやすいですね。
早春の尾瀬 【動画】 [尾瀬]
土曜日は一日中雨でどこにも出かけませんでした。 ゴロゴロしているうちに関東甲信越は梅雨入り宣言ですね。 日曜日もあまりよくない予報ですので、とりあえず山は行かないでしょう・・・。
暇なので、動画を作成してみました。 実は今年1年かけて四季の尾瀬動画を作ってみようかと素材を取り始めています。これまで撮ったものの中から雪解けのころの尾瀬を簡単にまとめてみようかと思い立ったわけですが、やってるうちに微妙な音と映像のバランスとかも気になってしまっていろいろ調整していたら夜中になってしまいました(^^;) まだ弄りたいところはあるのですが、簡易版ということで妥協してアップしましたので見てやってくださいまし。
そろそろ尾瀬入りしないと季節が進んでしまいすぎて素材としての映像が撮れなくなってしまいそうです・・・。
それにしても、動画編集はハマルと面白いです。けど、時間がかかる・・・
金星の太陽面通過 [天体]
朝から雨で、この天気では絶望的かと思われたのですが、11時くらいから雲に隙間が出始めました。 もしやと思って会社まで持参していたカメラとレンズ(換算600㎜)にフィルターをつけて見ていると太陽の輪郭が現れました! 夢中でシャッターを切りましたが、飛ぶように動く雲でなかなか露出が安定せず、ブラケットでとにかく撮るだけでした。 それでもしっかり金星が映っていて、超感激(^o^)/ その後も何度も雲間が出て撮影しました。 最終的には第三接触も撮影することが出来て、奇跡的に見ることが出来ました。 いや~良かった良かった(^-^)
11時ともなると太陽はほとんど真上なので三脚は使えず手持ちです。 でも最初から三脚は駄目だろうと持っていきませんでした。 撮影時は壁や電柱にレンズを寄り掛けてブレを防ぎました。 スッキリした画像にはならなかったですが、ある意味、日食より珍しい現象を捉えることが出来て満足です。 途中からとなりましたが掲載してみます。
↓↓ 11時17分頃。 雲が切れて初めて見れた金星の太陽面通過には感激しました。 画像は以下すべて大きくトリミングしてあります。
↓↓ 11時42分頃。 いちばんすっきり晴れた時ですね。ちょっと露出が飛んでますけど、黒点の淡い部分も映ってます。その黒点と直線に並んでいる様子が面白いです。 このころからAFにして太陽の縁でピントを出してます。
↓↓ 12時35分頃。 1枚目よりずいぶん動きました。
↓↓ 13時30分頃。 東京での第三接触は13時29分59秒なのでほぼちょうどですが、実際にはまだ少し隙間があるように見えます。 厚い雲でうっすら映っている連続写真をよーく見ると、30分15秒くらいが撮影地の第三接触の時刻じゃないかと思います。
↓↓ 第二接触や第三接触の時に見られる「ブラックドロップ現象」らしいのも映ってました。これは地球の大気の揺らぎによって太陽の縁と金星の縁が伸びて繋がっているように見える現象で、これがあるため精確な接触時間を計るのが難しくなっているそうです。 写真は等倍をさらに1.5倍に拡大しているのでかなり画像が荒れてますがなんとなく繋がってる感じに見えるでしょうか?
↓↓ 13時35分頃。 ゆっくりと金星が太陽の縁で欠けてゆきます。
↓↓ 上の写真をちょっと拡大してみました。 金星が欠けているのがわかります。 このあと、13時47分ころに完全に抜けましたが、そのころはまた雲が出て撮れませんでした。
関東ではほとんどの地域で曇りか雨に阻まれたということですから、なんとかこうして時系列に撮れて本当に良かったです。 たまたま今日は仕事に隙間があったので、ちょこちょこ外に出て太陽が見えたら撮影していました。
【余談ですが、「金星の太陽面通過」という言葉はいわぱ一般向けの通用名で、天文用語的には「金星の日面通過」という呼称が正式名です。】
金星絡みの天文現象では、8月14日の早朝(東京だとam2:42~3:29)に月に隠される金星食が見られます。そちらも楽しみです。
部分月食 [天体]
昨日、6月4日は全国で部分月食となりましたが、北海道や東北の日本海側など一部で見れただけで、他は雲に阻まれてしまったようです。
まあ部分月食だから、たいしたことないしと思いつつも撮影しようとしたのですが、微妙な厚さの雲がべったりと広がり肉眼では月の輪郭がわからないくらいのぼんやりした月、いや光芒でした(^^;) 光芒を何枚か撮影しましたら、なんとか輪郭が映っていたものがあったので、本来ならボツ写真ですが証拠写真ということで掲載します。
次回の月食は来年ありますが、欠けるのはごく僅かです。 次に一番よく見えるのは2014年10月8日の皆既月食となります。
↓↓ 19時35分ころなのですでに35%くらいは欠けていると思います。 この輪郭は肉眼では判別出来ませんでした。
★金星の太陽面通過
さて、明日6月6日は、金星が太陽面を通過するのが見れるのですが、関東はまたしても雲に阻まれてしまい雨の予報です。かなり絶望的ですね・・・ こっちのほうが珍しい現象なんで見たかったのですけど・・・ 次回は105年後です。
見られそうなのは西日本と日本海側と北日本かな? ただし、お隣の山梨では曇り時々晴れとなってますので、台風の動きが速ければ雲間から見れる可能性もあるかな? そんなわけでいちおう、カメラ持参で出勤予定です(^^;)
金星が太陽の縁に接触する第一接触が東京で7時10分頃、太陽の真ん中に一番近づくのが10時29分頃、そして完全に太陽面を抜けるのが13時47分頃で、実に7時間近くかかりますので、この間に雲間から太陽が見えればチャンスはあります。台風の雲ってけっこう隙間があるのは知っての通りなので諦めずにいたいですね。
★下記は東京の時間ですが全国ほぼ同じです。
- 第一接触 7時10分53秒 金星の縁が太陽の縁に接触する時間
- 第二接触 7時28分29秒 金星全体が太陽に入った時間
- 最大 10時29分39秒 金星が太陽の中心に一番近づく時間
- 第三接触 13時29分59秒 金星の縁と太陽の縁が接触する時間
- 第四接触 13時47分26秒 金星が完全に太陽面から抜ける時間
観測や撮影には必ず日食の時と同じように専用のフィルターを使ってください。
撮影では普通に太陽を写すときの露出で大丈夫です。金星による減光の影響はまったくありません。
高尾山花ハイク 【3】 最終回 [高尾・陣馬・奥多摩]
高尾山花ハイクの最終回です。 高尾山には猿園があるのですが、実は、野生の猿もけっこういます。表高尾山方面にはあまり出てきませんが、奥高尾には多く、日影沢ではときおり林道近くまで出てくることがあります。今回も数十匹の群れに遭遇しました。無闇に近づかなければ襲ってくることはありませんが頭数が多いとちょっとヒヤヒヤします。 雑食性なのでいろんなものを食べているのですが、この時期はなったばかりの木イチゴや草の実かな?
↓↓ 野生の猿たち。道路を挟んで両側の斜面で何かを食べていました。小猿も数匹いて可愛かったですが、すぐに逃げてしまいます。まあ本来は人間には近づきませんので日光あたりに出てくる猿は異常ということです。
↓↓ ホウノキの花。尾瀬でもみかけますが、近くで見るとかなり大きいです。
↓↓ ハナニガナ。 尾瀬にもありますねこれ。
↓↓ シャガ。ちょっと花期が終わってましたがまだ綺麗なのがポツポツと咲いてました。アップで見るとけっこう綺麗です。
↓↓ オオバウマノスズクサ。 何だか楽器のような形をしているユニークな花です。
↓↓ ダイミョウセセリだとおもいますが? 後ろ羽根の白斑が見えないので違うかも?
↓↓ クモガタヒョウモンかな?
高尾山花ハイク 【2】 [高尾・陣馬・奥多摩]
高尾山花ハイクの2回目です。 スミレの頃はさっぱりしていた日影沢もすっかり葉が茂り、名前の通りの日影沢になつていました。ちょっと草木の中に入ると蜘蛛の巣だらけでうっと惜しいです(^^;) マムシもいるのでこの時期はあまり無闇に草むらには入らない方が無難です。
↓↓ 葉が茂って日影沢の名前の通りの沢地になってました。8月になると葉の緑もさらに濃くなり昼間でも薄暗い沢になります。
↓↓ 左が普通のイナモリソウで、右がホシザキイナモリソウです。普通は花弁が5枚ですが、それ以上になるものをホシザキイナモリソウと呼ぶそうです。
↓↓ オオバアサガラ。 フジのように垂れ下がる姿はとても目立ちます。南高尾には見られなく裏高尾や北高尾の沢沿いに多いという分布も面白いです。
↓↓ マルバウツギ。 日影沢ではこの花はとても多く、上部の方には凄い群生地があって斜面が真っ白になってました。
↓↓ コゴメウツギ。マルバウツギに比べると花が小さく葉も羽状になっているので見分けは簡単です。
↓↓ ジャケツイバラという変わった名前です。黄色いフジが上方に咲いている感じです。名前の通りとげがあり他の木に寄り添うように伸びてかなり上の方で花を咲かせます。
↓↓ フタリシズカ。 ヒトリシズカに対してのフタリシズカですが、花穂は2つ以上出ることもしばしばです。
↓↓ キバナハタザオ。 九州から本州に所々に分布してますが、高尾山でもかなり希な種だそうです。はじめてみました。 小さな花ですが撮っておくものですね(^^;) 多分そうだと思うのですがいちおう同定確率は80%とします。
↓↓ キノコには詳しくないのですが、もしかしたら天然のシイタケじゃないかと思います。伐採時にでた丸太の輪切りが腐ったところにいくつか生えてました。
高尾山花ハイク 【1】 [高尾・陣馬・奥多摩]
尾瀬2連ちゃんのあとは流石にちょっと暫く自重(^^;)ということで、久しぶりに高尾山へ行ってきました。今回の最大の目的セッコクです。高尾山公式ホームページに見頃だと言うことが載っていたのですが、昨年同様ごっそりと咲いていました。いつみてもここのは迫力がありますね。ちょうど登山道の高さにあるので遠いのですが撮影はしやすいです。それでも換算600㎜以上はないと厳しいです。
今回のルートは日影沢林道を通って城山から尾根を歩き高尾山の巻き道を通って6号路に下りました。セッコクは6号路です。他にも昨年は咲いていたキンランががもう終わっていたのが残念です。花のシーズンとしてはやや端境期ですが、それでもいろんな花が咲いているのでのんびり撮影しながらあるくのは面白いです。 まずは主だったものから掲載します。
↓↓ 6号路の一番上の方で見られるセッコクの群生です。枝にめいいっぱい着生して広がってるので見事です。しかも、白いのと薄いピンクのが半々くらいに咲いてました。
↓↓ 6号路の中間くらいのところにある大群生地のものです。高尾山の群生地で一般登山道から見れるのはココが最大でしょう。1つの杉の木にクリスマスツリーのように咲いていました。でも遠いので肉眼では白く見えるだけなので出来たら双眼鏡を持参していくと良いです。
↓↓ エビネ(ジエビネ)。 ランの仲間です。人気があるので全国的に盗掘で減ってます。場所は言えませんが、最近の杉や檜の間引き伐採がランの環境を激変させて危険な状態になってます。 闇雲に伐採するのは大問題じゃないかと思いますが、高尾山のほとんどは私有地なのが問題です・・・。出来たら都が買い上げて管理すべきでしょう。
↓↓ ホタルカズラ。 カラフルな青色の花が綺麗ですね。 この花を撮影中たまたま腕章をつけた自然ガイドの方々がいまして話しを伺うと、知ってる限り高尾山系ではここしか知らないそうです。 確かにいろんな登山道を歩いてますけど僕もここしか見たことがないです。
↓↓ オカタツナミソウ。 紫色の花がけっこう目立ちますが、それなりに草丈は小さいです。あまり群生せず間隔を明けて咲いています。咲く花が波のように渦巻いている姿ににてるところからこの名前がついたようですが、確かにそんな感じにも見えます。
↓↓ ヤマテリハノイバラ。 日影沢林道上部に見事な株があります。とても良い香りがするバラです。
↓↓ コウゾリナ(同定確率85%)。手持ちの高尾系の図鑑には載ってないので、大きい図鑑から同定してみました。全体に赤褐色の剛毛が多いのでたぶんコレだと思います。
↓↓ サイハイラン。 地味な色のランで人気がないのか見かける率は多いです。
ところで、日影沢林道にあるキャンプ場やトイレを併設していた「ウッディハウス愛林」が何と全焼していました。まだ新しい焼け跡なのですが無惨な姿です。ニュースにも出なかったので検索してみますと、4月22日に火災があったそうです。原因は不明ですがキャンプの火の不始末ではという情報もあるようです。 トイレも半分焼けているので現在は仮設トイレが置かれています。周りの木々も焼けて痛々しいです。