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部分月食 [天体]

 昨日、6月4日は全国で部分月食となりましたが、北海道や東北の日本海側など一部で見れただけで、他は雲に阻まれてしまったようです。

 まあ部分月食だから、たいしたことないしと思いつつも撮影しようとしたのですが、微妙な厚さの雲がべったりと広がり肉眼では月の輪郭がわからないくらいのぼんやりした月、いや光芒でした(^^;)  光芒を何枚か撮影しましたら、なんとか輪郭が映っていたものがあったので、本来ならボツ写真ですが証拠写真ということで掲載します。

 次回の月食は来年ありますが、欠けるのはごく僅かです。 次に一番よく見えるのは2014年10月8日の皆既月食となります。

↓↓ 19時35分ころなのですでに35%くらいは欠けていると思います。 この輪郭は肉眼では判別出来ませんでした。

IMGP6530s.jpg

 

★金星の太陽面通過

 さて、明日6月6日は、金星が太陽面を通過するのが見れるのですが、関東はまたしても雲に阻まれてしまい雨の予報です。かなり絶望的ですね・・・ こっちのほうが珍しい現象なんで見たかったのですけど・・・ 次回は105年後です。

 見られそうなのは西日本と日本海側と北日本かな? ただし、お隣の山梨では曇り時々晴れとなってますので、台風の動きが速ければ雲間から見れる可能性もあるかな? そんなわけでいちおう、カメラ持参で出勤予定です(^^;)

 金星が太陽の縁に接触する第一接触が東京で7時10分頃、太陽の真ん中に一番近づくのが10時29分頃、そして完全に太陽面を抜けるのが13時47分頃で、実に7時間近くかかりますので、この間に雲間から太陽が見えればチャンスはあります。台風の雲ってけっこう隙間があるのは知っての通りなので諦めずにいたいですね。

★下記は東京の時間ですが全国ほぼ同じです。

  • 第一接触 7時10分53秒   金星の縁が太陽の縁に接触する時間
  • 第二接触 7時28分29秒   金星全体が太陽に入った時間
  • 最大    10時29分39秒  金星が太陽の中心に一番近づく時間
  • 第三接触 13時29分59秒  金星の縁と太陽の縁が接触する時間
  • 第四接触 13時47分26秒  金星が完全に太陽面から抜ける時間

観測や撮影には必ず日食の時と同じように専用のフィルターを使ってください。 

撮影では普通に太陽を写すときの露出で大丈夫です。金星による減光の影響はまったくありません。

 


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