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初夏の尾瀬 花賛歌 【3】 [尾瀬]

 花賛歌の3回目です。 今回はちょっと地味な花を中心に構成してみました(^^;) 湿原で目立つ花も多いですが、山間部の登山道沿いにはけっこう目立たないけどいろんな花が咲いていたりします。 そういう花たちを見ながら歩いていると、ほんとにいくら時間があっても足りないくらいです。 でも、気になるのでついつい足を止めて撮影してしまいます。 小さな花はマジ息止めて撮影しているので酸欠で繰り返していると頭痛になってしまいます(^^;) 

 まあそんな頭痛までして撮った花たちをご覧ください。

↓↓ キジムシロ。 湿原ではなく草地に多い花です。至仏山や燧ヶ岳でもよく似た花がありますが、あちらはミヤマキンバイという花です。

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↓↓ ミヤマキンポウゲ。 こちらも湿原と言うより草地の花です。一ノ瀬付近や山の鼻付近ではけっこう多いです。

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↓↓ サンリンソウ。 もう終わりかけですが、それでも沢山咲いてました。 ニリンソウに似てますが、葉に柄があり茎から離れているのがサンリンソウで、茎を巻くように出ているのがニリンソウです。 山の鼻付近はほとんどサンリンソウです。

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↓↓ タケシマラン。 小さな花をしかも葉の裏側に咲かせるので撮影が大変です。 ピント合わせも大変なのですがついつい撮ってしまいます(^^;) 頭痛が・・・ 

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↓↓ ミヤマカラマツ。 湿原で見られるのは主にカラマツソウですが、こいつは主に樹林下などで咲いてます。

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↓↓ タチカメバソウ。 花はエゾムラサキに似てますが、やや大きく白色、葉も広いので見分けは容易です。

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↓↓ タヌキラン。 ランとつきますがランではなく、カヤツリグサ科の仲間です。 花穂がタヌキの尻尾に見えることから付いた名前です。面白いですね。尾瀬ヶ原では見かけますが尾瀬沼では見たことがないです。

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↓↓ ツルシキミ。 ちょっと薄暗い樹林下でひっそりと咲いています。 ツルとついてますが蔓植物ぽくはなく地面をはうように広がります。 有毒です。

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↓↓ ハリガネカズラ。 以前から葉っぱは確認してましたがやっと花を見ることが出来ました。 花はとっても小さくて1.5㎜くらいかな~? 究極に息止めて苦しかったです(^^;) これでもツツジの仲間です。

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↓↓ 花賛歌【1】でちょっと触れましたカラフトヒメシャクナゲですが特徴的なものを至仏山で写してましたので比較して載せてみます。 カラフトヒメシャクナゲは花冠が卵形なのに対してヒメシャクナゲは潰れた球形です。この違いを覚えて置いて至仏山の山開きで見てみるとイイと思います。 でも山開きの頃にはあまり綺麗なのが残ってないのですよね・・・

ヒメシャクナゲ比較.jpg

 


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