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盛夏の尾瀬 【3】 ホタル乱舞

 土曜日の夕方からどんよりと曇ってしまい夕焼けは駄目でした。その雲は未明まで広がってしまい星空も駄目でちょっとガッカリしてしまいましたが、この雲が幸いとなりました。

 尾瀬では7月の中旬くらいからヘイケボタルが何カ所かで見られます。ヘイケボタルの光は弱いので月夜では明るすぎて目立ちませんが、この曇りのおかげで半月を隠してほぼ闇夜になってくれたのです。 この夜は風も弱くちょっと蒸し暑いので絶好のチャンスです。 7時半ころに見本園に見に行くと沢山のホタルが飛び交ってました。 次第に数を増やして木道沿いや沢沿いにどんどんと飛んで、まさにホタルの乱舞です。 見学客も多いのですが8時過ぎには人も減り、蛍の光を飽きることなく見てしまいました。久しぶりに沢山のホタルを見た夜です。 撮影もしましたが、やはり弱い光はなかなか思うように写らないのがもどかしいですがなんとか写ったものを掲載します。

↓↓ ちょっと前後しますが、日曜日の日の出の瞬間です。 日の出前は少し雲が焼けましたが長続きはしませんでした。

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↓↓ 焼けた雲が池塘に映り、ちょっと朝靄が漂って尾瀬らしい朝の光景でした。

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↓↓ 飛んでるヘイケボタルの光は弱いうえに点滅が早くISO1000くらいでもなかなか映りませんが草むらで動いているホタルはけっこう映りやすいです。

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↓↓ 飛んでるホタルもゆっくりと飛んでくれるとまあまあ映ることがあります。この写真のシーンでは奥の方から次から次へと飛んで来たのですがほとんど映ってませんでした。 これ以上露出すると昼間のようになるので露出時間の掛け方が難しいです。

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↓↓ 近い草むらでいっぱい光ってました。こういうときはメスがどこかにいてそこにどんどんとオスが集まってくるのです。光跡が途切れ途切れに映ってますが、かなりゆっくり点滅しながら飛んでいたのでしっかり映りました。

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  尾瀬沼ではヘイケボタルはいませんが、尾瀬ヶ原の、山の鼻、竜宮付近、見晴らし付近、赤田代で見ることが出来ます。特に山の鼻が一番数が多いと思います。 ちなみに尾瀬沼ではオバボタルという仲間がいます。成虫はほとんど光りませんが、幼虫は少し光ります。

 さて、明日からは至仏山編です。


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