盛夏の尾瀬 【5】 至仏山編 (中編) [尾瀬]
至仏山編の後編。と思ったのですが、花がありすぎます。割愛するのも忍びないので出来るだけ掲載することにしました。週末は特に出かける予定もないので盛夏の尾瀬ネタを使いましょう(^^;)
前回もちょっと書きましたが、山開き頃に見頃になるような花たちがまだ見ることが出来ました。 特に雪解けが遅い小至仏山の南稜沿いの登山道付近ではオゼソウやハクサンチドリ、チングルマもまだ見ることが出来ました。
↓↓ 小至仏山への縦走路。燧ヶ岳では味わえない展望抜群花いっぱいの稜線歩きはやはり魅力です。
↓↓ ホソバツメグサ。 きゃしゃな花ですが岩場に咲く姿はたくましさを感じます。
↓↓ カトウハコベ。 チョウカイフスマやメアカンフスマと同じ仲間です。
↓↓ リンネソウ。 久しぶりに見ました。 尾瀬地域で生えているのはここしか知りません。 文献にはいくつかあるようですが、かなり希な花です。 とても小さい花なので見逃すこと間違いなしレベルです。まわりの植物はガンコウランです。
↓↓ オゼソウ。 東面ルート中腹にも点々と咲き残ってましたが、ココではこんなにかたまって咲いていました。f16まで絞って全体にピントを合わしてみました。
↓↓ 左が、シナノキンバイ。 右が、ハクサンイチゲ。 今年は見れないかと思ってましたがまだ咲いてました。しかも新鮮!
↓↓ 左が、ハクサンシャジン。 右が、ツリガネニンジン。 よく似ているので間違いやすいです。 至仏山では、ヒメシャジンもありますが今回はまだ蕾ばかりでした。
↓↓ そして、なんとか咲き残っていてくれた、左、ジョウエツキバナノコマノツメ。 さらに、右、キバナノコマノツメ。 キバナノコマノツメはジョウエツキバナノコマノツメの母種になりますが意外と少ないですが、見た目に葉が柔らかく細かい毛があるので見分けがつきます。中腹より上の稜線はほぼ100%ジョウエツキバナノコマノツメです。
↓↓ タカネバラ。 意外にも沢山咲いてました。 写真の個体はとても色が濃くてびっくりです。
↓↓ 稜線を歩いてると風に乗ってなにやら鳴いていたので見ると岩の上に鳥が居ました。イワヒバリのようです。拡大するとなにか虫を銜えてるので巣立った子供たちに与えるべく呼んでいたのかもしれませんね。