海に潜ろう! 大島編 [水中写真/魚]
水中写真特集の2回目です。 出羽島には兄弟島とも呼べる島がいくつかあります。その中でも一番大きな島が大島です。 大きな島で、その昔には人が住んだり石切場があったりしてましたが水源がなく人が住むには過酷なので今は無人島となっています。 その島の湾は絶好のダイビングと海水浴のスポットとなってまして、人気です。 出羽島には砂浜はないのですがこの湾には綺麗な砂浜があります。 水深がけっこうあるのですがシュノーケリングでも十分に楽しめます。 出羽島ではあまり見ない珊瑚がたくさんあるのが魅力の一つです。
湾の入り口付近の水深20mくらいのところに1000年珊瑚といわれるフカアナハマサンゴの塔があり高さが10mもあり全国のダイビングファンの間でも有名です。この珊瑚を主軸にしてダイビングのメッカとして関西圏では定着しています。 ダイビングの雑誌でも特集を組まれるほどです。 マリンダイビング 2012年7月号に「牟岐のダイビングスポット」の特集記事があります。
というわけで、今回はその大島内湾で撮った水中写真です。
↓↓ 大島の内湾の風景です。 白砂が広がる砂浜があります。湾の中ですが水の透明度は抜群でとても綺麗です。
↓↓ ダテハゼ。 テッポウエビが掘った穴に共生する不思議な行動をします。写真では撮れませんでしたが、時々テッポウエビが顔を出してました。つまりダテハゼがテッポウエビを守る変わりにエビは住処を与えているという共生関係なんです。
↓↓ ご存じ、クマノミです。 イソギンチャクにはなんのメリットもないのですが、イソギンチャクが毒を持っているのでクマノミはそこを隠れミノにしたりして住んでます。
↓↓ これは イラという魚です。 綺麗な色をして味のいいアマダイに似てますが、ベラの仲間です。漁師に云わせると美味しくないそうです。
↓↓ ハナカンザシ。 フジツボの仲間ですが、カラフルなカンザシのような触手を出してプランクトンを捕獲します。
↓↓ 大島内湾にはいろいろな珊瑚が見られます。これはヒダヒダに広がる珊瑚です。名前不明。結構大きな群体になります。 写真手前の茶色のも珊瑚の一種です。
↓↓ テーブル状に広がりますが細かく波打つサンゴです。
↓↓ 海底に広がる枝サンゴの一種です。ミドリイシサンゴかな? 昔はもっといっぱいありましたけど、盗掘するやからもいたりして少なくなってます。
↓↓ ソフトコーラルの一種だと思います。 そこにソラスズメダイが群れてました。