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秋の尾瀬ヶ原ハイク 【1】  星空 [尾瀬]

 日曜日は尾瀬仲間のkazuさん(kyon2さん)のお誘いで日帰り尾瀬ヶ原に行って来ました。 交通規制が解除されているし、せっかくなので星空の撮影もしましょうということで前夜に鳩待峠入りして寝ずに山の鼻へ下りました。 至仏山から星空撮影と日の出を狙うという計画で登る予定でしたが、途中都合により二手に分かれることになり、僕は森林限界へkazuさんは尾瀬ヶ原へ移動。 

 夜中はずーと晴天で満天の星空が広がり絶好の星撮影日和でした。明け方に細い月が上がってきますが問題ありません。 湿原では霜になり-5℃まで下がったそうです。 日の出前には薄雲が出てしまい荘厳な日の出は無理でした。朝焼けも少しだけでした。 

 いちおう森林限界往復は認められているので、早めに下山して湿原での霜の撮影も出来ました。 小霜程度ですが、尾瀬沼に続いて霜の撮影が出来たのは良かったです。

 肝心の紅葉ですが、極端に遅れているのか。このまま色づきが悪いまま落葉するのかよく分かりませんが、霜で葉っぱがバラバラと落ちていたのが印象的です。 とにかく今年の紅葉はおかしいです。 3連休ごに至仏山の低木の赤さが急に増したそうですが数日で黒ずんでしまったようです。 赤系の葉は色づきはよいですが、黄色系は痛みが多く濁った黄緑色という感じで、このまま色づかずに落葉だと思います。

↓↓ この時間、燧ケ岳方向は春の星座なのでちょっと寂しい星空です。 北斗七星が目立ってました。 夜半なら冬の星座で賑やかでしょう。

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↓↓ 明け方近くアヤメ平から金星が昇ってきました。 写真右真ん中が金星で下が細い三日月です。 聡明のころの地平線付近の僅かなオレンジ色が綺麗です。標高の高い場所ならではの光景ですね。

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↓↓ 森林限界からは至仏山の稜線は少ししか見えないのでアングルの題材が乏しく星空撮影は湿原の方がいいな~と実感しました。ひときわ明るいのは木星です。 

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↓↓ 明るくなると急にうす雲がひろがり、それが赤く焼けてくれました。でもほんの僅かな時間だけでした。

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↓↓ 上空の茜色の雲の色が、湿原を覆う霜の白さに染み込むかのようにピンク色に見えました。綺麗です! 大霜のときだとほんとに真っ白になるのでしょうね。

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↓↓ 上田代、大池塘のあたりを高倍率ズームで拡大してみると沢山のカメラマンが見えました。この中にkazuさんもいます。またNHKのカメラマンも来てましたのでいづれ尾瀬の特集があるかもしれません。

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↓↓ 薄雲が広がり綺麗な日の出にはなりませんでした。

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↓↓ 朝日が差し込む湿原を狙いましたが東電小屋や赤田代方面が照らされただけであとは陰ったままでした・・・ 

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↓↓ 至仏山中腹は低木の紅葉が最盛期で綺麗でした。

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このまま山頂まで上がりたい気持ちでしたが、霜も撮影したいので下山しました・・・


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