早春の高尾散策 【2】 [スミレ]
早春の高尾散策の2回目です。 まだまだスミレのシーズン本番ではありませんが、日当たりの良いところには早々といろんなスミレが咲き出していました。 特に高尾山山頂の日だまりではヒナスミレやエイザンスミレもけっこう咲いていてビックリでした。またタチツボスミレも群落になってるところもありました。 日陰沢はまだまだこれからですが、今回行けなかった上部ではいくつか馴染みのスミレも咲き出していると思います。
【共通機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO iso100-400】
↓↓ 有名な民家の石垣に咲くヒメスミレ。 今年はすでに満開で見事でした。わざわざ車を止めて撮影している人もいて大人気です。石の隙間や狭いところにアリが種を運び入れるのでそういうところから芽が出ます。
↓↓ こちらも石垣の隙間から咲いていた、コスミレです。 花色がバラパラなのが面白いです。
↓↓ ノジスミレ。 山にはあまりない野地に咲くのでノジスミレ? 葉や茎には細かい毛が多いです。
↓↓ エイザンスミレ。 高尾では結構多いスミレの一つです。芳香のあるものもありますがこの個体は無しでした。 奥高尾の稜線には沢山見ることが出来ます。
↓↓ ヒナスミレ。スミレ界のプリンセスと呼ばれるスミレです。淡いピンクが可愛いです。 高尾山頂に近く散策路の斜面にけっこう沢山咲いていましたが本来は3月下旬からの本番のスミレです。
↓↓ こちらもヒナスミレです。 上の個体よりピンクがやや濃いですね。もっと濃い個体もあります。
↓↓ アオイスミレ。 高尾で一番早く咲くはずのアオイスミレですが・・・ あまり考えない方がいいかもしれません(^-^;)
↓↓ 一番どこにでも咲いているスミレがこのタチツボスミレです。 個体差もあり色合いの変化も多いです。
↓↓ ナガバノスミレサイシン。 こちらも高尾界隈では多いスミレで比較的薄暗い場所でも生育出来るので適応範囲は広いスミレの一つでしょう。
高尾山界隈のスミレのシーズンは始まったばかりで、これから何度も足を運ぶことになりそうです。 タカオスミレはまだ芽も出ていませんでしたが、気温の高い日が続けば一気に芽吹いて咲き出すかもしれません。