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PENTAX オート接写リングK + M50mmF1.4 試写 [カメラ・撮影機材]

 Kyon2さんにいただいたSMC PENTAX M50mmF1.4とオート接写リングKを使って試写してみました。 M50mmF1.4はなかなか明るいレンズで発売当時はそれなりの値段がしたレンズだと思います。僕は少し暗いF1.7を持ってますがF1.4は初めてです。当然デジタル用には設計されてません。 

 また、オート接写リングKも頂きました。これは3つの異なる厚さのリングを繋げることで倍率をあげるというものです。光学部品は入ってませんので単に光軸の位置を調整するためのものです。オートとあるのは単に自動的に開放値に固定される爪があるという意味です。 また、オートでない「接写リングK」というのも発売されてましたがリングの厚さが若干違うので計ってみたら「オート」の方でした。カタログを見ますと、開放測光が出来ると書かれてます。1.2.3のリングのうち単独または2個を組み合わせて使用するようです。 外でやりたかったのですが室内で試写しました。

↓↓ K-5IIsにつけたオート接写リングKとM50mmF1.4。懐かしい角形フードも付属してました。袋はなぜかCanonでした(^-^;) リングは薄い順に、【1】12㎜、【2】19㎜、【3】26㎜となります。マクロ撮影で等倍とは焦点距離と同じだけ繰り出せば大凡等倍となりますので50㎜レンズ前提で3つのリングを全てつけると大凡等倍になる仕組みですが、2個が最大と規定されているのでおそらく3つつけると画像的に厳しいためだと思われます。

Imgp3771a.jpg

↓↓ SMC M50mmF1.4です。流石に古いので中には細かなほこりがはいってるようでした。この程度なら問題無しです。

Imgp3773a.jpg

↓↓ M50mmF1.4 単体で撮影した物です。最短撮影距離は45㎝、F8。

IMGP0669a.jpg

↓↓ いきなりリングを3つ繋げてみます。倍率がわかりやすくするためピントリングを最短距離で固定してスミレの側弁のヒゲにピンがくるようにカメラを微妙に動かしました。 3つで57㎜となるので大凡等倍となりますが、ピンあわせは厳しいです。

IMGP0663a.jpg

↓↓ 【2】と【3】の組み合わせ。 

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↓↓ 【3】だけ。約0.5倍。 微動装置があればもうすこしピン追い込めるかな? シャッターはレリーズ使用。

IMGP0666a.jpg

↓↓ 【3】と【1】の組み合わせ。 うーん、どの組み合わせもシャープさは・・・ ぼかしたようなマクロ撮影には良いのでしょうが・・・。 

IMGP0667a.jpg

↓↓ 参考ですが、SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO、F8での最短撮影です。 当然ですがシャープです。

IMGP0674a.jpg

オート接写リングKは最小絞りに固定されるという制約もあるのでなかなか使いづらいと思いますが未だに売っているのは需要があるということなのでしょうね。

ちなみに「接写リングK」の方は絞り固定はしないタイプで絞りリングがあるレンズならF値変更が可能です。絞ればもう少しシャープになるでしょう。また組み合わせの個数も制限がありません。 現在はこの「接写リングK」のみ継続販売されています。ただし高価で44000円もします。

頂いたレンズの方はとくに問題ないようですので、明るいレンズですし星空撮影にも使えるかな~?と思ってます。Kyon2さんありがとうございました。

さて、明日は夕方から荒れそうですね、午前中だけでも出かけようかと考えてます。スミレは待ってくれませんからね~


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