嵐の後の奥高尾 【1】 [高尾・陣馬・奥多摩]
日曜日は予想に反して朝から晴天、風は強いものの雨は大丈夫そうなので再び奥高尾方面へ出かけました。土曜日とはうってかわって陽光が降り注ぎちょっと歩くと汗ばむ感じでした。青空も綺麗で萌える山々は芽吹きの色と山桜の淡いピンク色が綺麗でした。
やはり沢沿いを歩き途中から山頂にむけて歩きますが、途中何かに誘われるように地図にも載ってない作業道に入り込みすっかり知らない場所へ・・・ 戻るのは時間がかかるので地図を見て間引き伐採跡に出来たはっきりしない作業道を急登!! このときはiPhone4sのGPSが役立ちました。 何とか普通の道に出てほっとしました。 まあそれなりに発見もあったので良いのですが、よい子は真似してはいけません・・・(^-^;)
【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO ISO200~400】
↓↓ 新芽の色と山桜の淡いピンク色が混じる萌黄色がとても綺麗です。
↓↓ 青空とタチツボスミレ。こういう撮り方もなかなか面白いですね。
↓↓ ヒカゲスミレですが葉が黒っぽく少し斑が入ってます。 くろっぽいだけならハグロスミレですが、斑があるのでフイリヒカゲスミレと呼ばれるようです。
↓↓ シロバナタチツボスミレ。久しぶりに見ました。唇弁の紫条もなく距まで真っ白です。また、葉や茎もふつうのものより明るい緑色というのも特徴です。おそらく赤系の色素が消えているのでしょう。 背後には普通のタチツボスミレの群生があります。
↓↓ 少しですが葯ののついたハナネコノメが残ってました。でも良く見ると黄色い葯だけのものもありますね。 ハナネコの変わり種でしょうか?
↓↓ 道沿いで熱心に何かを撮っている人たちがいたので、訪ねてみると小さな蝶を撮ってました。聞くとルリシジミだそうです。 留まってるときはまったく羽が開かないのですが飛び立つ瞬間にやっと開いてくれました。瑠璃色が綺麗ですね。
↓↓ シソ科のオウギカズラ。通常は淡紫色ですが、この個体は白花でした。周辺のものも白い物ばかりでした。
↓↓ こちらもシソ科のキランソウ。カーペット状に群生していて紫色が遠目にもよく目立ちます。
↓↓ 木々の隙間から見えた富士山は強風で舞い上がった雪冤と雲がまとわりついて荒々しい表情でした。