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春の尾瀬ヶ原 【4】 花たち・後編 [尾瀬]

 今回は、花の後編を掲載します。 

 この春は暖かい日が多いようで、花の成長も若干早い気がします。桜もあちこちで咲いてましたし、6月中旬くらいに咲くような花もいくつか咲き出してました。雪解けが早くミズバショウは遅霜で茶色くなってたり悪い面もありますが、多くの花たちにとっては暖かい日が続くのは概ね良いのではないかと思います。 ただ、ワタスゲの花がどこにいっても少なくて、今年は裏年の可能性が高そうなのが残念です。

 【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO / Nikon P510】

↓↓ ミネザクラがあちこちでけっこう咲いてました。 花柄に毛があるものをチシマザクラと呼びますがそちらも咲いていました。【Nikon P510】

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↓↓ ウスバサイシン。 同行した皆さんが青空をバックに撮られていたので真似して撮ってみました。 地べたに咲く花なのでこういうアングルは珍しいですよね。

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↓↓ ニリンソウ。 茎から葉が直接出ているのがニリンソウで、葉柄があるのがサンリンソウです。 

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↓↓ こちらが、サンリンソウ。 見た目には葉っぱの形も違うので慣れてくると簡単に見分けられるようになります。

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↓↓ 【左写真】 タムシバ。 ちょっとだらしない感じですが新緑の森ではよく目立ちます。  【右写真】  ムラサキヤシオツツジ。こちらもけっこう目立ちます。

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↓↓ ミヤマエンレイソウ。 エンレイソウより一回りくらい大きい花を咲かせ、基本的に1輪咲きです。

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↓↓ タテヤマリンドウ。 尾瀬にはハルリンドウもあるとされてますが、区別が難しいです。ただこの時期に咲く物は大柄でもしかしたらハルリンドウの可能性もありますが、よく分からないのでタテヤマリンドウとしておきます。 丸の中の写真はちょっと花色が違うタイプです。希に白花も見られます。

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↓↓ スミレサイシン。 葉がウスバサイシンに似ていることからついた名前だという話です。 高尾山など太平洋側ではナガバノスミレサイシン、日本海側ではスミレサイシンという棲み分けがあります。

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↓↓ エゾアオイスミレ。 

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↓↓ オオタチツボスミレ。 葉は丸っこいハート型、距は白色が特徴です。 近くではないですがタチツボスミレもみました。両者の交雑種であるムラカミタチツボスミレももしかしたらみつかるかもしれません。

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↓↓ シラネアオイ。 まだまだ咲くのはこれからですが、一部の林床でひっそりと咲いているのを見つけました。 【Nikon P510】

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↓↓ 今年も咲いていてくれました。キバナノアマナです。尾瀬では1箇所しか自生地を知りません。

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