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尾瀬ヶ原と至仏山 【2】 [尾瀬]

 土曜日はお花探しも兼ねて尾瀬ヶ原の端から端まで散々歩き回りそれなりに疲れました。バスでのほぼ不眠もあって21時ころには就寝。耳栓をしてを目を瞑るとあっという間に熟睡・・・ 0時過ぎに一度起きましたが雲が多くてもう一度寝たらこれまた熟睡・・・ そして午前1時の目覚ましの振動が! 起きるとなんと満天の星空~(^o^)/ よっしゃ行くぜ~とガサガサとテントを撤収して見本園の登山口から登りますが、さすがにきつかったです。寝起きもありますがテント一式は重い、さらに2.5Lの水でした。

 森林限界を超えると満天の星空が広がり、尾瀬ヶ原は夜霧で埋まってました。予想通りの展開です! そこからもう少し上の開けた場所でとりあえず星空撮影です。ちょうど燧ヶ岳から細い三日月が上がってくる寸前でした。 JUNさんはさらに上の第2ベンチいるようで時々明が見えてました。 流石に行動が早いですね(^-^;) 久しぶりの満天の星空を堪能してから頑張って第2ベンチへ移動、ここで朝焼けを待ちます。ほどよい雲が広がり、劇的な朝焼けが始まると二人とも興奮しながら撮影でした。 満天星と綺麗な朝焼けのセットはなかなか実現するものでもないので、頑張って登った苦労が報われました。

 それでは、星空から日の出までをご堪能ください。

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO / DA50-200mmF4-5.6 / W60】

↓↓ 森林限界を越え水場よりちょっと上で星空撮影を開始です。少し経つと細い三日月が燧ヶ岳から出てくる瞬間でした。月が細いのでこのくらいの低空なら夜空にあまり影響は出ませんが、もう少し早く登っていればと思いました。 【ISO1600 露出30秒】

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↓↓ 至仏山の稜線の上には素晴らしい天の川が広がってました。写真は夏の大三角形です。 星空の出ていた1時間あまりの間には明るい流星がいくつか見られました。ペルセウス群と思われるものもあったようです。【ISO1600 露出30秒】

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↓↓ 三日月といえども高度が上がると明るくなります。この頃から雲が広がって星空は微妙でしたので尾瀬ヶ原に漂う霧を狙ってみました。幻想的ですね~ 真ん中の明るいところは山の鼻です。【ISO1600 露出30秒】

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↓↓ この頃の薄明は3時過ぎには始まって3時半も過ぎるとずいぶん薄明るくなってしまいます。 肉眼ではさほど色づいてない雲もデジタル写真ではガッツリと強調される傾向がありますがこれはこれで綺麗ですね。明けてゆく様子はドキドキしてしまいます。

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↓↓ 一時期雲が少なくなりやけは難しいかと思われましたが鱗雲のような広がりがズリズリと寄ってきて、そのころにタイミング良く色づきはじめました! みるみるうちに朝焼けは雲に伝染してゆくように広がり燃え上がります! とても綺麗で興奮でした。

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↓↓ この写真のころがピークです。朝霧もうっすらと赤みがかります。池塘もあかね色の雲を反射ししていました。尾瀬ヶ原でもこの朝焼けは見えているとは思いますが、霧には濃淡があり一番濃かった中田代はたぶんすっきり見えてはなかったでしょう。

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↓↓ あかね色に輝く池塘を望遠レンズで撮影してみました。うーん美しい光景ですね~! こういうのを撮りたかったのです。

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↓↓ 劇的な朝焼けが終わると定刻通り? 太陽が燧ヶ岳の中腹あたりから出てきました。少し薄雲があるのであまり強烈さは無かったのですが、それがかえっていい具合の光線具合となりました。

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↓↓ お腹も空きましたが、もう一幕です! 尾瀬ヶ原に漂う朝霧に太陽が差し込む幻想的な光景です! これって条件が揃わないと見れないので、今回は見れてラッキーでした。霧も激しく動いていて面白かったです。こんなにも動く物なのかとびっくりでした。

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↓↓ すっかり明るくなり、もしかしたら白虹出てるかな~急いで下りましょうか?とか冗談をいいながら朝食を頂きました。なんとも贅沢な光景がおかずでした(^-^) 朝食後は第2ベンチを後にお花を見ながら稜線歩きです。

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次回はお花の怒濤の連写です(^-^;)

そのあとは、このドラマテックな朝焼けの様子を日の出までガッツリ録画してあるので編集してアップしようかと思っています。


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