そうだ! 燧ヶ岳へ行こう 【1】 [尾瀬]
花のあるうちに燧ヶ岳に登ろうと急遽決まり。相棒と一緒に登頂してきました。 初日はにわか雨が降りましたが尾瀬沼に着く頃には何とか回復して、一安心でした。 尾瀬沼もすっかり晩夏で湿原も色あせてました。それでもミズギクやイワショウブ、サラシナショウマなどの花が沢山咲いていました。
今回は尾瀬沼では泊まらず、沼山峠に抜けて御池ロッジに宿泊、翌朝夜明け前に出発して燧ヶ岳山頂、そして長英新道で再び尾瀬沼へ、さらに大清水へ下山という、離れ業ルートをとりましたが、よい子は真似してはいけません。健脚向きです。でもそのおかげで狙ってなかった広沢田代での素晴らしい朝焼けに出会うことが出来ました。 また、燧ヶ岳でしか見れないお花にもいろいろ出会うことが出来てハードでしたが収穫多い登山でした。
燧ヶ岳を中心に写真を掲載してみます。綺麗なところばかり並べてありますが、御池~山頂~尾瀬沼のルートは極めてハードです。その逆でもかなりハードです。
【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO】
↓↓ 尾瀬沼から見る燧ヶ岳。標高は柴安嵓で2356m。東北一高い山です。
↓↓ 御池を早朝4時頃出発。特に日の出を狙った訳ではないのですが、タイミング良く広沢田代に着くと丁度朝焼けが始まりみるみるうちに燃え上がりまして興奮しました。このときは広沢田代には我々2人しかいなかったので素晴らしい景色を独占でした。 ちなみに三脚設置しているうちに終わりそうなので感度を上げて手持ちです(^-^;)
↓↓ そして、日の出です。山の日の出はいつ見てもいいですね~
↓↓ 広沢田代からさらに1時間ほど頑張ると尾瀬三大絶景の一つ? 熊沢田代に到着です。まだキンコウカの大群生の名残があり朝日を浴びて黄金色に輝いていました。 ここも独占でのんびりと朝弁当をいただきました。ブヨもいなくて快適な季節です。
↓↓ 平ヶ岳が見える湿原にはこれでもかというくらいキンコウカ群生していました。朝日のおかげで最盛期の頃のような金色の輝きでした。
↓↓ 熊沢田代から燧ヶ岳側に登ると見えるのがこの景色です。いつみても素晴らしいですね。これだけ見るために登ってもいいくらいです。 朝食しているうちに数人に追いつかれましたが、静かな熊沢田代を堪能しました。いつか星空狙いたいです。
↓↓ 熊沢田代からヘロヘロになりながら俎嵓に登頂~ 8時ちょうどでした。 そのときはガスガスでなんにも見えなかったのですが、少し待ってると一気にガスが晴れ始めて展望が良くなりました。待てば海路の日和ありってやつですね(^-^;) 山は柴安嵓で燧ヶ岳の最高峰です。その向こうに尾瀬ヶ原や至仏山も見えてます。
↓↓ せっかくなので柴安嵓まで往復しました。なかなかガスがすっきりしないのでこの程度しか見れませんでしたが、かえって山岳風景ぽくていいですね。 ただこのあと俎嵓に戻ってから急激に晴れてしまいまして、ちょっと悔しい思いです・・・。
↓↓ 俎嵓からは眼下の尾瀬沼がよく見えます。尾瀬沼から見える山頂は3つに見えますが、そのうちの一番左が俎嵓です。最高峰の柴安嵓はちょっと隠れてしまいます。 尾瀬沼を俯瞰する景色も絶景です! たおやかな湿原が広がる風景とはまた違う山岳風景も楽しめるのが尾瀬の魅力ですね。 尾瀬沼に着き出すような頂はミノブチ岳。
↓↓ ミノブチ岳からはさらに尾瀬沼がよく見えます。 望遠で沼尻付近を撮影してみました。休憩所や木道がよく見えてます。
↓↓ 俎嵓からミノブチ岳に下る途中の鞍部はお花畑になってます。
↓↓ ヘロヘロで尾瀬沼に下りてきて、まったり1時間ほど休憩して大清水へ下りました。 大江湿原もすっかり晩夏の色合いになって来ました。人も少ないです。
尾瀬沼では雨雨の会津駒から帰ってきたhidanmariさんやozebakaさんにも会うことが出来ました。また一ノ瀬のヤスさんご夫婦にもいろいろお世話になりましてありがとうございました。ヤスさんは元料理人だったらしいです。道理で料理が美味しいわけです。
次回は、尾瀬沼、燧ヶ岳で見掛けたお花たちですが、尾瀬沼のは尾瀬ヶ原と同じなので、割愛して燧ヶ岳の花をメインの予定です。