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私の尾瀬ベスト5 【ビュースポット編】 [尾瀬]

 さて、私の尾瀬ベスト5、今回は、好きなビュースポットです。 尾瀬では定番ポイントというのもいくつかあり、一番有名なのは中田代、下の大堀川の流れに沿って咲く水芭蕉と至仏山でしょう。ポスターに一番使われているので誰もが思い浮かぶポイントです。 たしかに綺麗ですが、長年尾瀬通いをしていると他にも沢山綺麗な場所が見えてきます。 そんな中から選んでみました。

↓↓ この景色はほんとに感動します。 至仏山東面登山道からの尾瀬ヶ原と燧ヶ岳の大絶景です! まったりした湿原を連想する尾瀬ですけど、この山岳風景は最初に見たときはヤバイ!と思いました。 森林限界から高天が原付近までが一番の絶景で、高度感が堪りません! 以前は山頂から山の鼻に下れ、尾瀬ヶ原に向かって下りてゆく感じが好きでしたが今は駄目なのが残念です。 夏の緑色の湿原もいいのですが10月、紅葉の時の景色も絶品ですので、これからの季節お薦めです。 ただし、山の鼻からの登りはかなり厳しいです・・・。  (2002.10.5撮影)

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↓↓ 尾瀬沼、元長蔵横のベンチからの景色。 広々とした尾瀬ヶ原もいいのですが、このこじんまりとした箱庭のような光景も素敵です。ここからの逆燧ヶ岳が一番綺麗じゃないかと思います。ベンチに座っていつまでも眺めていたい景色ですね。 ここからの三本カラマツと大江湿原も美しいです。 私の尾瀬原風景という感じです。 (2012.10撮影)

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↓↓ アヤメ平も捨てがたいのですが、この横田代からの至仏山も絶品です。 綺麗な傾斜湿原で、夏にはキンコウカの大群生が見られる場所でもあります。 爽やかな風が吹き渡る最上部のベンチでこの景色を見ながらまったりとコーヒーを頂くのが最高の幸せです。 (2011.7撮影)

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↓↓ 熊沢田代。 御池側からヒイヒイいいながら登ってきて突然現れる熊沢田代には衝撃的に美しいです。目の前にどーんと燧ヶ岳が聳えてます。 その反対側、燧ヶ岳側に少し登ったあたりから見下ろす熊沢田代も個人的には好きです。背後にはこれまた百名山の会津駒ヶ岳のたおやかな山容が印象的です。ここは秋の草紅葉のころもとても綺麗です。 (2013.8.25撮影)

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↓↓ 5つ目、迷いに迷いましたが、燧ヶ岳のナデッ窪からの尾瀬沼が感動的です。山頂から見えるのも、もちろん素敵ですが、急なこの道を登っている間、常に背後に尾瀬沼があり、頑張れ~と見守ってくるているようで好きです。特にお気に入りがこのナデッ窪上部付近に急に狭くなった切り通しのような道から覗く尾瀬沼が何とも言えず目に焼き付いています。 ここはいつ行っても風が吹き通り気持ちがいいところです。 ちょっとマニアックなビューポイントですけど、お試しあーれ。 (2011.7撮影)

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ビュースポットもかなり迷いましたが、上田代のゆるぎ田代にある大池塘の逆さ燧や三条の滝、残雪時にしか行けない牛首山の麓からの川の蛇行と至仏山の風景などなど、うーんベスト5では語り尽くせませんね・・・。


私の尾瀬ベスト5 【お花編】 [尾瀬]

 今週末は3連休ですが、またしても天気はあまり良くない予報ですね。 今年はどうも週末は微妙な天気になるパターンになってしまってます。困ったものです・・・。 自宅待機になりそうな感じです・・・

 さて、pulsar さんのベスト5企画に便乗して、私も考えてみました。 先週末のオフ会では同宿だった群馬大学の若者が宿泊客に一番好きな場所とか聞いていたのですが、なかなか直ぐに答えられるものでもないですよね。

 今回は、尾瀬に咲くお花のベスト5ですが、順位と言うより印象に残っているものという感じで選んでみました。

↓↓ ニッコウキスゲの大群落。 特にここ大江湿原の大群生は、私が尾瀬通いをはじめるきっかけになった光景で、はじめて見たときは鳥肌がたつくらい感動したものです。 でも、もうこの光景は見れないかもしれません・・・ 中田代の群生もなかなか素晴らしいです。 (2000.7撮影)

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↓↓ ホソバヒナウスユキソウ。 まずこれが見たくて至仏山に初めて登ったのを覚えています。 可憐ですよね~ (2007.7撮影)

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↓↓ エゾリンドウ。 尾瀬に最初に来たのは秋でした。 朝霧が凄くて、次第に晴れてきたら草紅葉の湿原に紫色の花が点々と咲いていてとても哀愁を感じました。 寂しい湿原に咲くこの花はけっこう好きです。 (2010.9撮影)

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↓↓ ワタスゲの群生。 新井氏の写真集に一面に広がるワタスゲの群生が載っていて、これまた鳥肌がたって是非見たいと思ったものです。キスゲと同じで最近は規模が少なくなりましたね。それでも、毎年気になります。 (2010.6撮影)

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↓↓ ヤチラン。 とてもか細い小さなランで、初めて存在を知ってからずっと探していて、炎天下で湿原を目を皿のようにして相棒と一緒に見つけたときは、喜びましたね~! 今でも見つけるのは難しい花の一つですから、見つけるとヤッター!と感激します。 (2013.8撮影)

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他にもいろいろあって迷います・・・ 今年確認したヒロハツリシュスランも探し求めて見つけた一品ですからね~ ヒメシャクナゲも可愛いので捨てがたいですが・・・ 意外と水芭蕉は印象度低いです(^-^;) 


秋雨の尾瀬ヶ原 【2】 [尾瀬]

 シーズンはまだ少し続きますが、花の尾瀬としてはいよいよ終盤で、めっきり咲いている花が少なくなって寂しい限りです。それでも、エゾリンドウが咲き始めていましたが、今年はちょっと少ないようです。白花エゾリンドウ?は確認出来ず・・・ また刈られてしまったのかな? サラシナショウマ、トリカブト、ミヤマアキノキリンソウ、ゴマナ、ウメバチソウが主力ですね。 アケボノソウは見頃を過ぎていましたが1箇所だけ全ての花が新鮮な株がありました。 また今回は典型的なホロムイリンドウも確認出来ました。 

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO】

↓↓ 山の鼻湿原では木道の両側にアブラガヤが群生していて、穂が茶色くなっていました。これを見ると秋が来たな~といつも感じます。

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↓↓ 【左】 エゾリンドウ。 【右】 ホロムイリンドウ。 尾瀬の湿原にはこの2種が存在しているのですが、どういうわけかビジターセンターではひっくるめてエゾリンドウと説明しています。 区別の方法としては、ホロムイリンドウの方が全体的に小型で葉も細く、花は茎の先の方にかたまって咲きますが、エゾリンドウは全体的に大柄で花は茎の上方の葉腋から出で咲きます。 両者の中間的な個体もかなり多くこのあたりがひっくるめている由縁かもしれません。 今回は典型的なホロムイリンドウを見つけることが出来ました。龍宮小屋のすぐ前の木道にありますので是非見てみてください。すぐとなりにはエゾリンドウも咲いているので比較しやすいです。

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↓↓ オゼトリカブト。 これも同定が厄介な花のひとつです。 とりあえず垂直に立ち、花は上方にかたまって咲くというのがオゼトリカブトの定義だそうです。

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↓↓ こちらはジョウシュウトリカブト。 花色が白と紫のツートンなので同定がしやすいです。 尾瀬でも咲いているところは隔離的で少ないです。

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↓↓ ウメバチソウ。 大きめの白い花はよく目立ちます。 単独で咲いていることが多いですが、見本園ではかなり寄り添うように沢山咲いている姿をみます。

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↓↓ 黄色い花のミヤマアキノキリンソウと、白い花のゴマナは晩夏から初秋の主力の花です。

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↓↓ サラシナショウマ。 拠水林や林縁でよく見掛けます。いい香りがするので嗅いでみてください。

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↓↓ 葉が色づきはじめたヒツジグサもまだ咲いています。

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↓↓ アケボノソウ。 ほとんどの株は花が終わりかけていましたが、ここのはどの花も新鮮でした。

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↓↓ もうすこしアップの写真を掲載します。 ぱっと見地味に見えますけど花一つは複雑で綺麗ですよね。

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秋雨の尾瀬ヶ原 【1】 [尾瀬]

 現地速報でも出しましたが、週末は毎年恒例のオフ会のため尾瀬ヶ原に行ってきました。 予報から雨でしたが、ころころ変わるのでイイ方向に外れないかと淡い期待をしていましたが、見事に予報通りで初日午後から雨で日曜日は下山するまで雨でした。とにかく雨雨でしたが、しっとりと濡れた初秋の尾瀬ヶ原が綺麗でした。 雨の尾瀬も味わい深いですね。

 湿原はすっかり初秋の色合いで草紅葉も始まったようです。 ヤマドリゼンマイはまだ黄葉していませんが、少し気温が下がれば一気に色づいて終わってしまいそうな気配です。次の週末はよい案配かもしれません? お花も少なくなりましたが、エゾリンドウが咲き始めました。 ウメバチソウ、ミヤマアキノキリンソウ、ゴマナはまだまだ咲いています。

 雨で朝焼けも夕焼けも星空もなかったのが残念ですが、その分、尾瀬仲間さんらとの談笑は大いに盛り上がりました。 参加者の皆さんお疲れ様でした。 また、群馬大学の尾瀬の魅力調査団?が20名も泊まっていて尾瀬について聞かせてくれとかで格好の的になってしまいました(^-^;)

↓↓ ヤマウルシがいち早く秋色に染まります。いつ見ても鮮やかですね。

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↓↓ 定番ポイントの池塘群。 ヒツジグサもちよっと紅葉してきています。

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↓↓ ミヤマアキノキリンソウが咲き並ぶ木道。

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↓↓ ズミの実に水滴がいっぱいついていて綺麗でした。

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↓↓ 日曜日の日の出前、未明からザンザン降りでしたが明るくなると小降りになり至仏山の稜線がやっと見ることが出来ました。このとき燧ヶ岳も山頂まで見えていました。

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↓↓ 竜宮十字路の池塘から景鶴山。霧が漂いいい感じですね。

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↓↓ 再び定番ポイント。ヤマウルシだけが色づいている感じです。

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↓↓ ヤマドリゼンマイがもう少し黄葉すれば綺麗なのですが、なかなか同時に色づくことはありません。

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↓↓ 増水した上の大堀川の川面に景色が映ってとても綺麗でした。真ん中の白い点は白っぽいシギの仲間が泳いでいる姿です。

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↓↓ 今回お世話になった龍宮小屋。 閑散期なのに我々を含め30名あまりも泊まっててとても賑やかです。

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「フォトサロン風花」に速報画像もアップしました。


雨の尾瀬ヶ原NOW [尾瀬]

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毎年恒例のオフ会で尾瀬ヶ原にきています。
午後から雨模様ですが、色づき始めたヤマドリゼンマイが濡れてきれいです。


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晴れて欲しいな~ [雑談]

 一度は消えた秋雨前線が復活しそうな週末。 ちょっと出かけるので、何とか晴れて欲しいものですが、贅沢はいいません、曇りでいいので予報よりは好天して欲しいです。

 我々の他にも山やお出かけの方もいると思いますので、皆さんの願いを込めて「てるてる君」を吊しておきましょう(^-^)/

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恐るべしデジタル2000㎜の世界! [カメラ・撮影機材]

 昨夜から今朝まで雷が鳴り続いてすっかり寝不足で昼間が眠いこと眠いこと・・・ でも、天気は回復のようで明日は久しぶりに秋空でしょうか? そのまま週末まで天気が保ってくれると良いのですが・・・。 念じれば叶います(^-^)/

 最近、遠くの植物や野鳥撮影に尾瀬や山歩きにもってきているNikon P510ですが、光学で1000㎜、これだけでもかなり凄いのですがデジタルでは2000㎜までいきます! 流石に画像は悪くなりますがその驚異的な引き寄せ力は凄いです。 最近は光学1200㎜なんていうのも出てましてこの高倍率ズームコンデジはまだまだ伸びそうですね~

 今日はデジタル2000㎜で撮影した写真を少し掲載します。

↓↓ 至仏山から朝日差し込む尾瀬ヶ原の中田代です。牛首山の向こうに蛇行する川は残雪の時にしか近づけません。

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↓↓ 燧ヶ岳から見た大江湿原の第三ベンチ付近です。人の往来がはっきり見えますね。 

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↓↓ 至仏山から見た鳩待通りの横田代です。 2つのベンチが見えています。

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↓↓ 至仏山山頂からは僅かですが尾瀬沼が見えます。見えているのは北岸です。

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↓↓ 至仏山から龍宮小屋を捉えました。この写真だけ等倍切り出しです。画質はわるいものの歩いている人もはっきり見えるし、これなら無線で連絡し合って手を振って~と言えば写りそうですよね。 

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【業務連絡】 週末は予定通りとなりました。


じぇじぇじぇ・・・ [雑談]

 ちょっと業務連絡。

 予想に反して台風が週末に来そうな予報になってきました。前線付近では大雨になる可能性もあります。さて、どうしたものか・・・ 

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週末に山を目指している方は今後の天気予報に十分に注意を払ってください。

南海上に逸れてくれれば良いのですが・・・。

【9/4追記】 早めに低気圧に変化しましたが雨の降り方が気がかりです。 とりあえず木曜日の夜に決定したいと思いますm(-_-)m

【9/5追記】 週末も雨雲が断続的に通過する模様・・・ 非常に悩ましい天気で頭が痛いです・・・ 個人山行なら虹狙いで行くかもですが(^^;)

 

 


ゴロゴロ週末 [尾瀬]

 8月は尾瀬3回、帰省と4週連続で出かけてしまい、これは私的には記録です(^-^;) 資金的にもかなり散財したのでこの週末は完全オタク状態でした(^-^;) まあ、連日の猛暑だったので出かけないで正解でしょう。 この暑さでは高尾方面も標高が低いのでかなり暑いと思います、もう少し涼しくなってから出かけたいです。

 そんなわけでブログネタがないので先週末の燧ヶ岳から小ネタを少々掲載です。

↓↓ 燧ヶ岳の俎嵓から尾瀬沼側へ下るルートです。下から見ても急勾配ですが、下りもこうやって見るとキツイですね。でも、ルートはしっかりしているのでそれほどでもないのですが、高所恐怖症の人にはお勧めできません。今回、見晴らし側に下りたかった老夫婦がガスで視界不良で間違ってこちらに下りはじめたので引き留めました。 分岐にもう少ししっかりした道標が必要でしょう。

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↓↓ 熊沢田代ですね。 御池側から登ってくるとほんとに感動的な光景です。 池塘にベンチがありますがすぐにいっぱいなるので、そういうときは写真の付近の木道に座ってお弁当とか食べると景色は最高に良いです。勿論通行の邪魔になるような状況の時は控えましょう(^-^)

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↓↓ 熊沢田代に登る途中で眼下に見えるのが広沢田代です。一気に標高を上げるので辛いのですがこれを見るとちょっと感動します。

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↓↓ 長英新道の大半はだらだらと長いシラビソの森ですが、どこか北八ヶ岳のような雰囲気もあります。そろそろマジで木道を整備してもらわないと昔より泥濘が増えているようです。 一部泥濘の真ん中に丸太とか輪切りの木を置いてここを通れということのようですが、ぬるぬるして滑るのでとても危険です。長靴なら問題ないのでしょうけど、普通の登山靴だと泥濘はどうしても避けますから道も広がってしまいます・・・。

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↓↓ 燧ヶ岳からヘロヘロで下りてきて何か冷たい物でもと売店を覗くと何とガリガリ君が売ってたので迷わず購入~! 絶品でしたね~!! 

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↓↓ 元長蔵の休憩所は、本格的な修復が進んだようで、倒木で壊れたひさしが直っていました。 大屋根や壁も直したようです。

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↓↓ 8月はじめに山の鼻でテンを見掛けましたが、尾瀬沼ビジターで発見証を発行してもらいました。 Jさんの分ももらいましたのでお楽しみに(^-^)/ オコジョより発行枚数が少ないので案外レアですよ!

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