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久しぶりのカワちゃん [カワセミ・野鳥]

 彗星ばかり追いかけていましたが、そろそろ野鳥のシーズンです。ヤマちゃんもまた行こうとは思いますがまずはカワちゃんで勘所を取り戻そうということで久しぶりに野川に出かけてきました。 日中はポカポカ天気で真っ青な青空が気持ちよいです。野川沿いのサクラも紅葉が終盤で落葉が始まってました。

 着いたらいきなりカワちゃん登場~! やはりここはカワセミ密度が高いです。でも、やはり勘が鈍っていてトビモノは思うように撮れませんでした。レンズを振って追尾する腕が鈍ってるわけです(^-^;) まあ、ぼちぼち戻すことにしますか・・・ そんなわけでカワちゃんはトマリモノばかりですが他の鳥も混ぜて掲載します。

【機材: K-5IIs SIGMA 50-500mmF4.5-6.3 OS HSM 】

↓↓ 何かを狙って小一時間この枝にいましたが結局収穫なしで移動しました。 【トリミングあり】

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↓↓ 川に張り出した細い枝に止まるカワちゃん。川の青さが綺麗です。縦位置で撮ってみました。

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↓↓ 細かいゴミのようなのが飛んでますがブヨみたいなちいさなハエのようです。 カワちゃんは気にしてる様子はなかったです(^-^;)

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↓↓ 夕暮れ間近に大物ゲット! なかなか弱らないので食べるのに苦労してました。これだけ大物食べれば朝までお腹空くこともないでしょうね~ 魚はオイカワでした。【トリミングあり】

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↓↓ こちらは、幼鳥です。まだ色がくすんだ感じでくちばしも短いです。たぶん夏の終わりに巣だった子でしょう。【トリミングあり】

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↓↓ コサギの飛翔。 この時期野川にはコサギが沢山集まってきます。一時的な集結だそうですが、次第にばらけてしまいます。

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↓↓ コサギ。 1羽が魚を獲ってると他のサギも寄ってきます。えさ場荒らしですね(^-^;)

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↓↓ 黄葉が映る川面を泳ぐカモ。

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↓↓ 少し高台に登ると夕焼け空に富士山が綺麗です。 今回のもう一つの目的は、アイソン彗星をなんとか捉えられないかということで日没直後を狙ってみたのですが、駄目でした。SOHOに映った画像を見ても弱々しく薄れているのが確認出来ますからやはり夜空に見えるようになるのは厳しい感じです・・・ 陽が落ちた付近に輝く物は飛行機です。

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ison-201311300818.jpg←最新のアイソン彗星の画像です。着実に地球の方へ戻ってきてますが、なんだか薄れてしまってきています。 核の部分の集光力も弱々しいです・・・ この先はまだ明るいラブジョイ彗星がメインになるかな~

写真をクリックで拡大します。

 

 

 

 

 

 アヤメ平はどっかり雪が降ってしまったようですし、天気もなかなかベストな週末が巡ってこなくて今年も諦めで今年の尾瀬も終了宣言ですかね・・・。

 

 

 

 

 


ラブジョイ彗星とISS [天体]

 アイソン彗星は、今のところ核が細かく分裂、もしくは粉々になったというNASAの見解で、アイソン終了~みたいなメディアの報道ですけど、実際はもう少し太陽から離れて望遠鏡で観測が出来るようにならないと詳細は分からないそうです。少しでも核が残っていればそれなりの彗星として見られると思うので、そこに期待したいと思います。

 さて、アイソン彗星が近日点を通過した29日未明に、近所の公園でラブジョイ彗星を撮影しました。 たまたまISSの航路データを見ていると北東の空44度というのを見て「コレってもしかしたらラブジョイ彗星とニアミス?」 と閃いて撮影したのですが、これがまだドンピシャで大正解でした! しかも予想よりも接近して彗星の頭部の直ぐ近くを通過してくれました。 東京ではこの近さですが南北へ動けば変わってきます。

 アイソンが本当に駄目でも、まだこのラブジョイ彗星が明るいので暫くは楽しめるのが救いですね。

【機材: K-5IIs M200mmF4 /ナノトラッカーで自動ガイド】

↓↓ ラブジョイ彗星を掠めるISS(宇宙ステーション)。左から右へ移動してゆきました。もうひとつ薄い光跡がありますがこれも何かの衛星だと思います。 光跡が微妙にガタガタしているのは恒星をガイドしているためです。 武蔵野市ではやはり尾が出にくいですね。 【換算300㎜ F4 ISO800 10秒 トリミングあり】

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アイソンくん無事に通過!???? 【追記あり】 [天体]

 ネットニュースで崩壊したとか、観測できずと流れていたのですが、どうやら無事に通過した模様です。望遠、広角カメラの画像には尾をスーと引きながら太陽を急激にカーブしてゆく雄姿が写ってました。カッコいいです(^-^)/ 天文中年は心躍ります(^^;) 多少の核が剥がれたとは思いますが、何とか通過してくれとほっとしました。これで予想通り5日以降に再び長い尾を引く姿が見られるようになります。しばらくは低空ですが、10日を過ぎると見やすくなり、20日以降は幾分暗くなりますが夕方の低空にも見えるようになります。つまり早朝と夕方の両方楽しめるわけです。 どの程度の尾がの伸びているのかはもう少し時間がかかります。

と、早々と書きましたが、その後に出てくる情報ではかなり悲観的なニュースになってます。 近日点通過後に見えている彗星の明るい部分は崩壊した核の残骸で、次第に消えてしまうとの見解のようです。うーん、そうだとしたらすごく残念ですが・・・ どうなんでしょう?

↓↓ C2カメラ。 右手前から奥の太陽をかすめるように急カーブを描き通過しました。 薄く見えるのは遠くになったのと太陽から出る物質や陽炎でそう見えているためなのか、それとも核が無くなったからなのか??

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↓↓ C3カメラ。 こちらの方が鮮明に急カーブを描く長い尾が見えています。カッコいいですね~ 彗星核の輝きもしっかりしているようにも見えますが? このまま地球最接近となりそうです???

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【追記】 近日点通過から随分経った画像ですが、予想軌道通りにこちらに戻ってきているようにも見えるのですが? しかも核の部分は結構明るく集光しているように見えるのですが・・・?? 少なくとも核の一部は壊れたのでしょうけど、一部は残っているのではと楽観的に見ています(^^;) ある程度質量がないとこういう軌道では戻らないのではと素人見解ですが、果たして?  (画像の時間は世界標準時です。)

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↓↓ 2011年12月にやってきたラブジョイ彗星(今見えてるラブジョイを発見した人が同じなので同じ名前です。) が近日点を通過した時の動画です。この彗星は通過後、素晴らしい長大な尾を見せてくれましたが見えたのは南半球だけでした。




無事帰ってこい! アイソン彗星!! 【追記あり】 [天体]

 まもなくアイソン彗星が太陽に最接近して折り返してきます。彗星の核の大きさは直径5キロ程度と見積もられていますが、これは標準的なサイズで決して大きくは無いです。ただ今回は太陽に120万キロという彗星としては非常に接近する軌道のため尾が長く明るく見えるのではと期待が高まっているわけです。ただし、近づけば近づくほど彗星核へのダメージは大きく、分裂して蒸発してしまう可能性があるわけです。 世界中の天文ファンは無事に折り返してきてくれることを切に願っております。 そして過去にやってきた池谷・関彗星やウェスト彗星など肉眼でも長大な尾が見えるといいな~と期待増大です。

 そのアイソン彗星が11月29日未明(3時頃?)に太陽に最接近します。その様子は太陽観測衛星SOHOで見ることが出来て、その画像は公開されています。下記の画像がそれです、広角カメラで撮影されてます。中心に太陽がありますが強烈な光なので遮蔽版で遮られています。白い丸が太陽です。そして、右からアイソン彗星が移動してきています。このカメラの画角がどの程度か判りませんがかなり長い尾が出ているようです。左下にはさそり座のアンタレスが写ってますね。アンタレスが1等星ですからそれより遥かに明るくなってるのが判ります。太陽最接近時は遮蔽版で見えなくなりますが画面上方に進んでいく様子が見られると思います。 太陽から出るフレアと強力な熱と重力の猛攻に耐えきってくれると良いのですが・・・。

↓↓ SOHOの広角カメラで撮影されたものです。 自動更新しているようですが遅いので適時再読み込みさせてください。画像自体は10分毎のようですがよく判りません(^^;)  【画像をクリックでサイトにリンクします。】

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↓↓ こちらは望遠カメラの映像で、28日23時ころから29日9時ころに映るようになると思われますので彗星の状態の細かい部分が写るかと思います。

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ison-20131128.jpg 【追記】 SOHO-C3カメラが捉えた画像の動画です。直近の11/28 09時18分までの画像となってます。SOHOサイトにあるのですがなかなか繋がらなくて重いのでダウンロードして当方のサーバーに置かせてもらいました。mpegファイルとなってます。

 

←画像をクリックして動画開始です。 保存するかそのまま再生かを選んでください。

 

 

 

※世界中のファンがこのサイトを見てるのでちょっと表示が重いことがありますので気長に待ちましょう。 

がんばれアイソンっ!!

 


ラブジョイ彗星を見よう~! [天体]

 さきほどNHKでもアイソン彗星の接近のニュースをやって注目度も上がってきそうですが、今はどんどん太陽に近づいて暫くは見えなくなります。普通ならここで中休みなんですが、今回はもうひとつのラブジョイ彗星が明るく見えています。アイソン彗星ほどの長い尾は観測されてませんが核が大きく明るいので双眼鏡でも楽々見ることが出来ます。市街地でも見えますので双眼鏡を使って是非見てみましょう。もちろん空の暗いところなら肉眼でも見える5等星前後になってます。 

 下の図は11/27と28日の彗星の位置です。今ちょうど北斗七星の一番下の星の近くにいるので見つけやすいと思います。 この星は3等星なので市街地でも楽に見つけられるでしょう。 

↓↓ 11月27日(水曜日) 午前4時30分ころ。 彗星の高度も30~40度と見やすい角度となってます。もちろなこのあと5時過ぎでも大丈夫です。 北斗七星の一番下の星を目印に探すと良いでしょう。 

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↓↓ こちらは11月28日です。 少しずつ下に下がってゆきます。

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↓↓ 双眼鏡で見るとこんな感じに見えます。 青白いぼんやりした光が見えたらそれが彗星です。

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 固定撮影でも写せます。 100~200㎜程度の望遠レンズを使い、ISO800~1600で、数秒の露出で写ると思います。 夜空の光害の状態で露出は変わってきますが、望遠レンズなので長い露出だと線状になってしまうので高感度で数秒がベストです。

 

 

 


陽がまた昇る・・・ [高尾・陣馬・奥多摩]

 ナイトハイクで星見で徹夜・・・ 意外と眠さもなく次第に明けゆく空を見ていると、いよいよ日の出となりました。やはり低空に雲がありこの雲でアイソン彗星の発見が遅れてしまったわけです。その雲の上からご来光がピカリと出てくると関東平野がいっきに明るくなります。西側の富士山が紅富士になっていたので慌ててナノトラッカーごと三脚を移動してそのまま撮影しました(^-^;) 

 ここで日の出を迎えるのは今年の元旦に続いて2回目ですが、なかなか良いものです。山で見る日の出って何か別の雰囲気がありますね。神々しいというか特別なイベントに見えてしまいます。

 ありがたいご来光を見て、腹ごしらえしようと城山に移動して久しぶりにナメコ汁とパンを頂いてから下山しました。

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO/DA50-200mmF4-5.6】

↓↓ 低層の雲の帯の縁からご来光です。 星空から日の出まで一連の情景をみていると気持ちが洗われる感じがします。

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↓↓ 真っ赤ではないので紅富士とは言わないのかもしれませんが、やんわりピンク色も綺麗ですね。 

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↓↓ 山頂にある紅葉したカエデの大木が朝日を浴びて余計に綺麗でした。

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↓↓ 紅葉の向こうに朝日照る関東平野。 

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↓↓ 新宿都心方面を遠望。スカイツリーが一際高く聳えてます。

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↓↓ 景信山山頂にはカエデの大木が沢山ありちょうど見頃でした。

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↓↓ せっかくなので、マイクロ的な写真も撮ってみました。今年の尾瀬とは違い、まったく傷みがない紅葉です。

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↓↓ 「かげのぶ小屋」のご主人夫妻が出勤です。急傾斜の道なのでキャタピラの付いた輸送車?で必要な荷物を荷揚げします。毛糸の帽子が見えますが奥さんです。どちらももうかなりのお歳なのですが元気ですね(^-^)

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↓↓ 小仏城山から見た富士山。青空に白い雪を抱いた富士山。やっぱり絵になりますね~!

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↓↓ 遠くに雪を被った南アルプスも見えてました。

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↓↓ 城山に住んでる猫くん。朝日がポカポカで日なたぼっこしてました。

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↓↓ 果穂がたくさん見かけました。なんだろうと葉っぱを見るとどうやらセンボンヤリのようです。花は小さいですけど果穂はタンポポみたいになるのですね~ この日は霜はおりてましたが、まだ気温は高いので「シモバシラ」は出てませんでした。12月にはいってからですね。

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ナイトハイクで星見 [天体]

 日曜日はアヤメの予定でしたが、諸事情で行きませんでしたが、ライブカメラと雨雲レーダーを見ると未明から雲が広がり雪になったようですね。その天気は午前中も続いていたので稜線はガスッたりしていたかもしれませんので結果オーライでしょうか? でも来週は雪が降り続く予報なのでもう厳しいかもしれません・・・。

 そんなわけで、急遽の思いつきで彗星の撮影に山に登ろう思い立ちました。東京近郊でも標高を上げれば空も幾分綺麗だろうという魂胆ですが、最初に行った高尾山の金比羅展望台は明るすぎて駄目で、思い切って景信山まで行ってしまいました(^-^;) でもこれは正解でした。低空は駄目ですが高い所は空も綺麗でラブジョイ彗星の尾もしっかり撮影出来ました。肉眼では判らずです・・・。 そのほかの星雲星団も月明かりでしたが武蔵野市より別物の写真になってビックリでした。 しかしアイソン彗星は・・・

【機材: K-5IIs M200mmF4/DA50-200mmF4-5.6/SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO /ナノトラッカーで自動ガイド撮影 】

↓↓ 景信山からの夜景。この夜は低空にモヤがあり新宿のビルなどがよく見えません。この影響が最終的に響きました・・・ 私以外にも沢山のナイトハイカーが通り過ぎていきました。子供まで・・・ 流行なのでしょうか? 【SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO iso400 8秒】

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↓↓ 高度が45度くらいまで上がると透明度もよくなりラブジョイ彗星の尾がしっかりと写りました。やっとこう彗星らしいのがとれて良かったです。 この彗星ゆっくり確実に明るくなってます。 今回、昔のMレンズを使いましたがやや「ハロ」が出ますが解像度はいいようです。 【M200mmF4(換算300㎜) ISO1100 20秒 トリミング】

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↓↓ 日本では「すばる」と呼ばれるM45。若い星野集まりで青っぽい星ばかりです。星の周りには薄い青いベールがあるのですが、僅かに見えています。 【M200mmF4 ISO1600 30秒 トリミング】

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↓↓ オリオン大星雲もとても綺麗に写せました。 オリオン座の三つ星の一番左の星の周りには馬頭星雲がありますが、淡く写っています。月明かりがなければ露出かけれるので写るのではと思います。 【M200mmF4 ISO1600 20秒 ノートリミング】

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↓↓ こちらも前回記事と同じですがアンドロメダ銀河です。 やはりこちらも淡い部分の構造が微妙に出ているので夜空の状態がいいということでしょう。レンズの影響もあるかもですね。 【M200mmF4 ISO1600 20秒】

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↓↓ さて、何を撮ったのでしょう?? 答えは画面中央ちょい右の小さな星雲です。 かに星雲と呼ばれてます。300㎜ではお手上げの見た目に小さいですが複雑に絡んだような網目模様が綺麗です。 【M200mmF4 ISO1600 20秒 トリミング】

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↓↓ えっと、どこを写したのか覚えてないのですが・・・(^-^;) 散開星団と小さな星雲が写ってました。 場所はおとめ座、散開星団はM35、星雲はNGC2158と判明しました。 ※くっしーさんありがとうございました。 【M200mmF4 ISO1600 20秒 トリミング】

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↓↓ 月夜の富士山。半月なのであまり浮かび上がらずぼんやりと見えてました。

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↓↓ そして、明け方。本命のアイソン彗星ですが・・・ 見えません!! 最初は薄い雲が通過していて水星と土星も見えなかったのであたりがつけられず、どんどん明るくなる時間帯で焦りました。結局双眼鏡でも見つからず、とりあえず写しておいたのですが辛うじて明るさの増す超低空に居ました! かなりコントラストをあげてやっと存在が判る程度なので見つかるはずがありません・・・消滅したかと心配しましたが、大丈夫でした(^-^;) このあとは太陽に近づきすぎて見えなくなりますので11/29の近日点通過後までお預けです。 【24日午前5時24分 DA50-200mmF4-5.6 ISO200 10秒 トリミング ※クリックで拡大します。】 

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↓↓ そして、日のでまであと少しの時間です。ゆっくりと街の灯りも消えてゆきます・・・ 【SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO ISO800 1/20秒 ノートリミング】

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エマージェンシーシートで仮眠しようかと思いましたが、テントでもないので結局寝付くことも出来ず徹夜となりました。まあ、ラブジョイ彗星の綺麗なのを撮れたので徹夜した甲斐がありました。 今回はあまり寒くなかったのが救いです。

 

次回は日の出からちょっとだけ紅葉写真です。

 

 


21日のアイソン彗星とラブジョイ彗星 [天体]

 11/29の近日点通過にに向けてどんどん高度が下がり撮影しづらくなるアイソン彗星ですが、21日の未明に再チャレンジしてみました。 前夜からの透明度がすこぶるよくて5度くらいの高度しかなかった状態でもキラリと光る核が双眼鏡で確認出来ました。数日前より確実に増光しているようです。また撮影するとうっすらと尾も写ってくれました。尾はバーストしたと言われている16日の頃に比べると幾分末広がりになった気がします。

 またこの朝はラブジョイ彗星も撮影出来ました。こちらは12月22日の近日点通過で徐々に下がってきていますが明るさも増して双眼鏡なら楽々見つけられます。

 今回は、しばらく使ってなかったポータブル赤道儀の「ナノトラッカー」を使ってガイドしました。広角では試してませんが200~300㎜のレンズで1分程度ならそこそこガイドしてくれるようです。広角レンズなら5分は大丈夫じゃないかと思います。

【機材: K-5IIs DA50-200mmF4-5.6 / ナノトラッカーで自動ガイド】

※各写真はクリックすると大きくなります。

↓↓ 尾を引くアイソン彗星。 スーと直線的な尾だったのがやや末広がりになって来たようです。目測で4.5等星くらいじゃないかと思います。 【11/21 am5:16 300㎜域 iso800 f5.6 8秒】

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↓↓ 薄明の中に光るアイソン彗星とスピカ(右上)かとおもったら別の星のようです(^-^;)。 【11/21 am5:23 300㎜域 iso800 f5.6 8秒 ノートリミング】

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↓↓ うっすらと尾を引くラブジョイ彗星。 ナノトラッカーの自動ガイドの精度に気をよくして低感度で長めに露出してみました。 【11/21 am4:22 300㎜域 iso560 f5.6 30秒】

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 時間は前後しますが、前夜にナノトラッカーでテスト撮影をしました。 iPhoneアプリの方位計と傾斜計だけでどのくらい極軸合わせの精度が出るかのテストでしたが、予想以上の好結果でした。 先にも書きましたが300㎜の望遠で1分はそれなりにガイドしてくれますので感度次第で撮影対象の幅が広がりますのでちょっとワクワクします。 下の写真はテスト撮影で写した有名なオリオン大星雲とアンドロメダ銀河です。 スタック処理すればもっときれいに出るでしょうが今回はそのままトリミングして掲載です。

↓↓ オリオン座にあるM42(オリオン大星雲)です。 赤い散光星雲として有名で双眼鏡でもその存在は判るほどです、この夜は月が直ぐ近くにありましたがこれだけ写るのですからビックリでした。 【11/20 pm23:17 300㎜域 iso400 f5.6 30秒】

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↓↓ こちらも有名な、アンドロメダ座にあるM31(アンドロメダ銀河)です。 左に見える小さいぼんやりしたものも銀河でM110です。もっと大口径の望遠鏡などで撮影すれば渦巻きの様子も見えてきます。 【11/20 pm23:42 300㎜域 iso560 f5.6 30秒】

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アイソン彗星とスピカ [天体]

 18日未明におとめ座の一等星スピカに最接近したアイソン彗星を何とか捉えました。 この日はほとんどん満月で月明かり+光害+低空という悪条件でしたが、それでも、彗星の核は写せましたから相当明るくなっているのは確実ですね。 他の方が撮った写真を見るとかなり尾も伸びているので下の写真からはみ出している可能性はあります。このときのスピカとの角度は約1度、月明かりが無ければ2度くらいの尾が出ているのではと思います。 光度は4~5等星前半はありそうな感じです。

 自宅のある武蔵野市からアイソン彗星が見える東南東はちょうど新宿など都心部の灯りがあるので余計に見にくいようです。これが町田や狛江市あたりまで下がるとかなり軽減されるので同じ東京の街中でも随分違ってきます。

 16日には、何かの要因で急激に明るくなるバースト現象が確認され尾も大きくなりました。 原因としては彗星の核が一部分裂、剥離した可能性もあります。今後太陽に近づくにつれてこのようなバーストが起きやすくなり、素晴らしい尾が出るかもしれません。

↓↓ 7倍50㎜の双眼鏡で見た画角くらいにトリミングしてあります。 【K-5IIs DA50-200mmF4-5.6 換算300㎜ iso1100 4秒 固定撮影】  

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 もうかなり低空で東京の場合23~24日の日の出30分前で10度くらいしかありませんので市街地では厳しいでしょう。30分前では空はかなり明るくなってます。 標高の高いところや水平線が見えるような海岸なら何とか見れそうですが、本格的な観望好機は12月10日くらいからです。

 

 

 


ちょこっと奥多摩遠足 [高尾・陣馬・奥多摩]

 今日は恒例の「秋の奥多摩遠足」でしたが、寝坊してしまい完全に出遅れたので止めようかと思ったのですが天気も良いので遠足の最終目的地になっていた場所に直接向かいました。待ち伏せしようかと思ったのですが僅かな差で先に到着されていたようです。

 独特の色のこの湖面に映る紅葉は丁度最盛期で素晴らしいの一言!! 人もあまり来ない場所なので一日居れば刻々と変わる光と紅葉の色合いを楽しめて飽きないでしょうね~ 水鳥も少々いますし、寒くなければのんびり出来そうです。

【機材: K-5IIs SIGMA 50-500mmF4.5-6.3 OS HSM/Nikon P510】

※今回引いた写真はほとんどP510ですが、ホワイトバランスがオートだ2割増しくらいの色になり変なので太陽光にしてコントラストを少し上げる設定にするといくらかマシになるようです。それでも色が転ぶことがあります。

 

↓↓ 湖面を漂う枯れ葉が面白かったので水面ギリギリから撮影してみました。 

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↓↓ 逆光の紅葉もなかなかいい感じです。 【K-5IIs】

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↓↓ この湖面の色がとても綺麗で紅葉との組み合わせは最高です。

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↓↓ 黄色い葉との組み合わせも良いですね。 【K-5IIs】

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↓↓ 光の具合がいい感じになりさざ波も消えて鏡のような湖面に映る紅葉が素晴らしいです!

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↓↓ 複雑な色の絡み具合が絶妙ですね。

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↓↓ さざ波と小魚でしょうか?波紋が芸術的でした。

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↓↓ 広い水面に映る山の紅葉が綺麗でした。見た目通りに撮るのは難しい・・・ だいぶ陽も傾いてくると余計に難しいです。

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↓↓ このポイントも絶景でした。朝の光の方が綺麗かもしれません。

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↓↓ 銀杏の大木の黄葉。

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↓↓ 黄葉で輝く湖面を泳ぐマガモ。 【K-5IIs】

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↓↓ 水面に映る紅葉の中を走る電車。 【K-5IIs】

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↓↓ 久しぶりにみましたヤマちゃん!! ここにもいるのですね~ でも通うには遠し・・・ もっと近くも飛んだのですが垂れ下がった枝と葉っぱに邪魔されて撮れませんでした(T-T) 皆さんと別れて小一時間ほど粘りましたが遠くで声がしただけで姿は見ませんでした・・・ でも見れたし、ケケケッと声を聞けただけでも幸せです。 【K-5IIs】

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 奥多摩遠足の皆さん、少しの間でしたがお会い出来て嬉しかったです。sizukuさんコーヒーごちそうさまでした。 youicさんのザックは昨年のフォトコンの金賞でもらったザックで、私も以前に人の部の金賞でもらったのと同じでした。今回たまたまお揃いでした(^-^)/

 

 

 

 


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