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ラブジョイ&アイソン彗星 ~市街地での撮影テスト~ [天体]

 前回の記事で17~18日未明にアイソン彗星はスピカに接近すると書きましたが両日とも大きな月が残り市街地では条件がかなり悪くなるのでとりあえず市街地でのテスト撮影ということで今朝撮影してみました。16日なら4時には月が沈みます。 それにしても、冬といえどもやはり光害は酷くて見つけ出すのに困難を極めましたが何とか捉えることが出来ました。

 いち早く肉眼彗星になっているラブジョイ彗星は未明にはかなり高い所まで上がっているので光害の影響が軽減され双眼鏡でも何とか確認出来ますが、アイソン彗星は厳しいですね・・・もっと明るくなってくれないと都心郊外では難しいです。 

 撮影はいちおうガイド撮影を強行しましたが、極軸合わせの精度が悪く望遠レンズではちょっと流れてしまいました。露出もあまり掛けられないのでiso2200で数秒という短時間です。それでも何とか捉えれますから環境のいい場所なら綺麗に撮れると思います。

【機材:K-5IIs DA50-200mmF4-5.6/赤道儀: 高橋スカイパトロール 自動ガイド 】 

※写真は光害カブリを少し画像処理で軽減しています。 

■ラブジョイ彗星

 16日午前3時半ころには天頂近くまで上がっていて探すのに苦労しますが、目検討でレンズを向けて最初は100㎜くらいで撮影。青白いのが写っていたので真ん中になるように調整して最終的に300㎜まであげて撮影しています。アイソンも同じ方法です。 

↓↓ 真ん中の星が3つ縦に並んだ右上が彗星です。 ラブジョイ彗星の方が5等星後半くらいまで明るくなってるようで双眼鏡でも何とか確認出来ました。 他の人が撮影した写真では淡い尾も出ているようですが流石にココでは無理ですね。 このあと更に明るくなりそうなので楽しみな彗星です。 【ノートリミング 換算300㎜ iso2200 8秒】 (クリックで拡大)

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アイソン彗星

そしてアイソン彗星ですが、低空は大気層の濃度も高く光害も加わるのでこのときは15度まで上がってましたが、目印になる1等星のスピカが偶々ビルに隠れていたので探すのに苦労しましたが、スピカが出てくると写真探索方法で真ん中に導入して撮影出来ました。こちらはまだ6等星になったばかりでやはり暗いですね。双眼鏡でも判らなかったです・・・ 今後の接近に期待です。

↓↓ 真ん中の青白い点が彗星です。 換算300㎜ですがラブジョイと比べてもまだ小さいです。核の大きさがラブジョイの方が大きいという情報もあります。 何となく尾が右斜め上に伸びている感じがしますが?? 実際しっかりした尾が伸びてきているので彗星らしい姿に期待したいですね。【ノートリミング 換算300㎜ iso2200 6秒】 (クリックで拡大)

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↓↓ もうすこしトリミングして拡大してみました。 中心部が明るく周辺はぼんやりしているのが彗星の特徴なので双眼鏡で探す時は参考にしてください。 (クリックで拡大)

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 いづれにしましても、もっと明るくなり尾が伸びないと都心郊外や市街地では厳しいです。 夜空の暗い所へ行けば双眼鏡でもしっかり観察できるしもっと綺麗に撮れると思いますのでやはりちょっと遠征するしかなさそうです・・・


アイソン彗星&ラブジョイ彗星 接近中~! 【追記】 [天体]

■ アイソン彗星 (C/2013 S1 (ISON))

 今年の春にはパンスターズ彗星が近づき肉眼彗星となって話題になりましたが、この年末は、アイソン彗星が近づいてきていまして、これも肉眼彗星になるのは確実とされています。当初の予想では2等星くらいで夜空に見えるのではと言われてましたが、その後の観測ではそれほど明るくならないと言われています。それでも、4~5等星で尾を引いた彗星となりますので、彗星としてはかなり明るい肉眼彗星です。 

↓↓ 2013.3 夕空に見えたパンスターズ彗星。 彗星が明るければ街灯だらけの街中でも見れます。 【200㎜F5.6 ISO1600 1秒】 (画像クリックで拡大。)

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 太陽に最接近する近日点通過が11月29日で、そのときにもしかしたらバーストして当初予想くらいの明るさになる可能性もあるので今後の状況には大注目です。一番気になる尾は、まったく予測がつきにくいのですが、望遠レンズや望遠鏡では既に立派な尾が伸びて来ているのが確認されています。今後どの程度伸びるかは判りませんが、肉眼でもわかるくらいの尾になる可能性もあります。 

 過去には、記憶に新しいヘールボップ彗星が来ましたね。都心でも見えて話題になりました。百武彗星は広角レンズでも入りきらない長大な尾が出て天文ファンは狂気しましたが私は撮れませんでした・・・。 

 では、どこに彗星が見えるかですが、フリーのプラネタリウムソフトである、「つるちゃんのプラネタリウム フリー版」を使って説明します。図中の尾は予想値ではなく目安です。 場所は東京を設定してますので実際に見るには条件は厳しいので、出来るだけ街灯のなどが少ない場所に行くことがベストです。また、見える方角が常に東の方向なのでその方向がよく見える場所が必須ですし、その方向に街の灯りがあると厳しくなります。

※下記画像はクリックすると大きくなります。

↓↓ 11月18日 午前4時40分の東の空です。 彗星の高度が10度くらいですが、乙女座の1等星、スピカのすぐそばにいますのでとても探しやすくなります。 5時を過ぎると薄明るくなるので見るのは時間との勝負です。 予想等級は6等星前半くらいで肉眼ギリギリでしょう。

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 このあと11/29に向けてどんどん太陽に近づくので高度も下がり暗いうちに見れなくなります。ただし、バーストしたりすると増光してマイナス等級で薄明中でも見えるかもしれません・・・。

 次に、暗いうちに見やすくなるのは1週間後くらいですが、まだ高度は低いです。

↓↓ 12月7日 午前5時10分 地平線は僅かに薄明るくなってます。高度もこの時間でも5度以下です。 4等星半ばで、尾もそれなにりに伸びているでしょう。尾が非常に発達して明るければ地上風景との撮影が面白いかもしれません。

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 このあと、どんどん高度も上がり暗いうちに見れるようになりますので観望の好機といえるでしょう。 但し等級は5等星台と暗くなりますが、地球がアイソン彗星の軌道に近づいてゆきますので、見かけ上は大きく見やすくなると思われます。近づくので尾も大きく見える可能性もあります。

↓↓ 12月21日 午前4時00分  高度は15度以上と申し分ないです。 5等星台後半と暗くなりますが、見かけ上の尾も伸びて大きく見えているかもしれません。 

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 地球最接近は12月27日です。 光度は暗くなってゆきますが、年内はまだ観望出来ます。

 肉眼で立派な尾が見えれば最高ですが、まだどうなるか流動的です。

 写真に撮れればそれなりの尾も映ると思いますので、12月に入ったら試してみると良いかもしれません。 

SP029.jpg 固定撮影で、ISO1600、30秒程度で写せるはずです。 尾が長ければ、レンズは35㎜換算50㎜F1.7~2.8くらいの標準レンズがベストです。 当然、空の暗いところが必須となります。尾が短い場合は100~200㎜くらいで狙うのが良いでしょう。

左の写真はヘールボップ彗星。サクラと一緒に撮ってみました、換算100㎜レンズで30秒 ISO800のフィルムです。固定撮影です。

 私もどこか遠征を検討中ですが、未明の撮影なのがちょっとネックですね。車があれば問題ありませんが・・・。 奥多摩や高尾あたりでは東の空が明るすぎるので無理そうです。伊豆半島とか房総半島、山の上などなど思い当るところは全部遠し・・・

出来たら赤道義でガイド撮影したいですね。そうすれば尾の細部まで映ります。下の写真は200㎜F4レンズでの7分間自動ガイド撮影したヘールボップ彗星です。空が明るいところでしたが、うっすら青いイオンテイル、そして白いダストテイルが別れて映ってます。

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あまり過度の期待は厳禁ですが、今後の動向に注視したいです。 撮影にもチャレンジしてうまく撮れましたらブログに掲載したいと思います。尾瀬仲間にも天文ファンは多いので是非チャレンジしてみてください。

【追記情報】 

■ ラブジョイ彗星(C/2012 R1) 

 そして、更に今年9月に発見されたばかりのラブジョイ彗星が肉眼等級になることが判りました。もっとも明るくなるのは12月上旬で3等級台になるのではと予測されてます。写真観測でも尾が伸びていて核も大きいようです。 現在6等級前後とすでに肉眼ギリギリでこれまた未明の北東の空に見えています。 急激に増光中で、アイソン彗星ばかり注目していましたが、かなりのダークホースな彗星になりそうです。

 このラブジョイ彗星は12月18~21日未明にはアイソン彗星とかなり接近する位置にくることがわかってまして、写真的には非常に素晴らしいものになるのではと期待が高まります! 下の図は19日ですがかなりの接近ですね。 どちらも尾がしっかり残っていることを願いたいです。 但し、この期間は西の空に満月があるので条件はよくありません。

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★ アイソン彗星の便利なサイトをみつけました。 こちらのサイトに日日の彗星の動きをプロットした星図があるのでプリントアウトして使うことが出来ますのでご利用ください。 http://ison.astro-campaign.jp/index.html


第18回わたしの尾瀬フォトコンテスト 結果 [尾瀬]

 結果が発表されましたね。 遅れているのか入選リストと返却分はまだ戻ってませんが、NHK前橋放送局にリストが掲載されています。http://www.nhk.or.jp/maebashi/oze/oze18.html

 結論からいいますと例年通り全滅となりました(T-T) 今回は諸事情で期待が大きかったのですが、まったく駄目でした・・・ 無念ですが仕方ないですね・・・ 力量のなさというところでしょう・・・ やっぱりフルサイズでしょうか。

 知ってる方の入選としては・・・

  • 風景の部 金賞 アクアさん
  • 風景の部 銅賞 花見さん
  • 風景の部 入選 JUNさん
  • 風景の部 入選 田島さん
  • 風景の部 入選 鉄まんアトムさん

 5名の尾瀬仲間さんが選ばれてます。みなさんおめでとうございます。

ちなみに風景の部には下の3枚を選んでみました。

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他に、動植物の部と人の部に1枚づつ応募しました。

毎年のことで全滅は慣れてますが、出すのが無意味な感じがしてきたので今回で卒業かも・・・(^-^;)


ラスト尾瀬沼 【2】 [尾瀬]

 今日の尾瀬沼は雨でした・・・ 少しは雪が降るのではと思ってましたが予想以上に気温は高かったようです。 1泊した知り合いのカメラマンさんがライブカメラに写ってましたが、雪で無くてガッカリな感じが滲み出ているようでした・・・(^-^;) 成果はいかがだったでしょう?

 さて、今日もラスト尾瀬沼の2回目です。そんなに撮ってないと思ってましたけど200枚くらい撮ってました(^-^;) フィルム時代ではあり得ない量ですね。整理も大変ですけど、いっぱい撮っておくとそのときの物理的な記憶が出来ますから後で見たりするのが楽しくなりますね。

 というわけで今回はちょっと多めに写真掲載します。

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO/W60】

↓↓ 早稲の砂風湿原付近の木道工事は完了してとても歩きやすくなってますが、以前からあったテラスもリニューアルされてベンチがついていました。天気が良ければここでのんびりお茶も良さそうですし、星空撮影も良さそうですね。

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↓↓ 林内の一部も工事が終了。小川の所はかくっと折れ曲がった木道になってます。 残念なことにその先の木道が壊れている部分は手つかずでした。一番破損して危険な箇所なので早急に修理して欲しいところですが予算不足かな? 【右写真】 一ノ瀬~岩清水間の木道の補修も完了していました。

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↓↓ 釜っ堀田代から見る景鶴山も白くなってました。 尾瀬ヶ原はどうだったのかな~?

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↓↓ ビジター前からの光景。こんなところにテントが1張りありました。テントデッキ使えるのに・・・ 

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↓↓ 第2ベンチからの光景。やがて一面が雪景色になるのも、もう間もなくです。

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↓↓ ヤナギランの丘のお墓にもちょっと挨拶してきました。今年もありがとうございました。

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↓↓ 紅葉したゴゼンタチバナ。 まだ実をつけたものもありました。

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↓↓ 冬芽を出したイワナシ。

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↓↓ 雪解けしたあとに出来た水滴がキラキラと輝いてました。

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↓↓ 朝の情景狙いでかなり早くから登りましたが、日帰りでゆっくり時間が出来るメリットもあります。天気も良くなりラスト尾瀬沼を楽しんできました。 山で食べるカップ麺は美味しいですね~!

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↓↓ 日が差すとポカポカ暖かいのでちょっと寝てみました。わたしは寝るふりですが隣の方は熟睡してました(^-^;)

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↓↓ 尾瀬に感謝の舞を捧げてきました(^-^;) 

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↓↓ 三平峠への登り途中から見える大江湿原にさようならです。また来年・・・。

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↓↓ 大清水のカラマツの並木道では葉が落ち寂しくなってました。 この道を通るのもまた来年ですね・・・

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ラスト尾瀬沼 【1】 [尾瀬]

 ラスト尾瀬ヶ原を済ませたばかりですが、やはり雪とか霜とかを見ないと締められませんので、ゲートが開いてる最後の週末ということで日帰りで尾瀬沼に行ってきました。1泊しても良かったのですが、日曜日は荒れる天気ということで日帰りにしました。

 前日の予報では大霜の可能性もあったので前夜発でまだ暗いうちに大清水を発ちました。林道はすでにバリバリに霜がおり、凄ーく期待したのですが、大江湿原は霜は無かったです。ただし、前夜に雪が少し降ったようで三平峠では1㎝くらいの積雪でした。 そして、輝くばかりの燧ヶ岳が!! でも、山頂には雲がかかり続けてしまい、やっと全体が見えた頃はずいぶん雪が溶けてしまいました。それでも、神々しいばかりの新雪を被った燧ヶ岳はとても綺麗でした。

 これでなんとか新雪を見れたのでラスト尾瀬沼となりました。願わくばフカフカの新雪を味わいたいですね。

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO/DA50-200mmF4-5.6/w60】

↓↓ 三平見晴らしに来る頃にモルゲンロートが始まってしまってました。もう少し早く登り出した方が良かったようです。この頃が一番雪の量が大かったです。

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↓↓ 三平下に着く頃には、雲が山頂付近を覆い、その後もなかなかとれません・・・ 

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↓↓ 何とか陽が入る前の大江湿原に到着。うっすらと新雪が積雪していました。霜は無しです。

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↓↓ さらさらした粉雪が降ったようです。

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↓↓ 10時ころにやっと雲が切れ始めて山頂が顔を出しました! 雪は減ってしまいましたが神々しい光景ですね~

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↓↓ 望遠レンズで狙ってみました。 拡大しても山頂に登ってる姿は無かったです。

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↓↓ 雪化粧の燧ヶ岳と青空が素敵でした。 

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↓↓ 陽が当たると急激に溶けていくのがよく分かります。

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 土曜日夜からおそらく雪が降り出している可能性もありますが、気温が微妙に高いのでみぞれ程度かもしれませんが、明日のライブカメラには白い世界が広がっているかもしれませんね・・・ 月曜日からは本格的な積雪になりそうな気配です。

 登ってくる人は結構多くて、ビジター前にはテントが一張りありました。 また、例年この時期に見掛けるカメラマンさんもいまして談笑してきました。以前は645で撮ってましたが、K-5IIsに変更したというのがちょっと嬉しかったです。


わたしの尾瀬フォトコン 速報! [尾瀬]

第18回 わたしの尾瀬フォトコンテストの風景の部で我らがアクアさんが金賞を受賞したというニュースが飛び込んできました!

おめでとうございまーす。ことしはあまり尾瀬入り出来なかったのにしっかり金賞ゲットは凄すぎますね。

作品は熊沢田代を俯瞰してダイナミックな鱗雲が広がる作品でした。

まだ3作品しか発表されてませんが。週明けにはリストが届くことでしょう。

ちなみにNHK前橋放送局でニュース動画が見られましたが8-9日だけの限定だったようです。 わたしのパソコンにキャッシュとして保存されていた画面がしたの写真です。クリックすると大きくなります。また、動画も再生してモニター画面を複写した動画を作ってみました。画質と音質は悪いですがご覧ください。

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動画はこちら→ http://www.tebamaru.jp/NHKAQA.avi

さて、これからちょっと出かけてきます~(^-^)/


ラスト尾瀬ヶ原 【3】 いろいろ [尾瀬]

 3連休のあとは少し雪も降ったようですが本格的な降雪はこれからですね。天気予報だと今週末と来週明けくらいには本格的な降雪がありそうな感じです。特に週明けからは強い寒気が入り一気に積雪するかもしれません。なんとか雪景色の尾瀬を見て今年も終わりたいものです。出来たら久しぶりにアヤメ平へも行きたいですね。 

 さて、ラスト尾瀬ヶ原3回目は、何にしようかと思いましたがあまりネタも無いのでいろいろなスナップフォトを取り集めてみました。尾瀬では紅葉は終わってましたが、麓の戸倉ではカラマツが見頃で紅葉も少しピークは過ぎてはいましたがまだまだ綺麗な状態でした。

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO/ PENTAX W60】

↓↓ 山の鼻湿原にそびえ立つ黄葉したカラマツがカッコいいです。尾瀬のカラマツは天然のカラマツです。あ、大江湿原の三本カラマツは人工的に植えられた物です。

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↓↓ 寂しい光景ですが山ガールが華になってくれます(^-^)

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↓↓ 山の鼻の川上川橋付近では高架木道の掛け替え中です。このほか鳩待峠までの全域で所々で架け替え工事が行われていました。一昨年に崩壊して傾いていた階段も新しくなります。【W60】

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↓↓ 小川にいたアブラハヤにアブラガヤの穂をバサバサとほぐしてばらまくとワラワラと集まって食べていました。この魚はけっこう何でも食べますね。

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↓↓ 龍宮小屋最後の夕食。 とりあえず普通ですが、あいかわらずおかずが多くて食べ応えあります。個人的にはご飯は一膳で十分でした。

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↓↓ こちらは朝食。こちらもいたって普通でしたが、花豆の煮豆は取り放題でした。誰かかが始めたので私も真似て顔を作ってみました。食べ物で遊ぶな!と言われそうですが、最近は「キャラ弁」が流行です。

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↓↓ 龍宮小屋の甘酒。まだ試作段階なのでメインメニューにはなってません。小屋スタッフのさえちゃんのオリジナルで、小屋で仕込み熟成させるという手作りです。まだ試行錯誤らしいですが、十二分に美味しかったです。 甘酒造りは温度管理が重要だそうです。来期は豚丼と共にメインメニューとして登場するかな?

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↓↓ 朝の朝食中の小屋スタッフを激写!! 窓越しなので光ってます。 今年もありがとうございました。 

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↓↓ 鳩待峠から下山時に車窓から撮ったカラマツ並木の黄葉が綺麗でした。

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↓↓ 鮮やかな紅葉が目に留まり車から降りて撮影しました。

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↓↓ 戸倉界隈の山はまさしく全山紅葉という感じです。たまにはじっくり撮影しに行ってもいいかもしれませんね。

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↓↓ 雨上がり、光を浴びてキラキラと輝く紅葉も素敵です。 屋根に落ちる落ち葉も絵になりますね。

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ラスト尾瀬ヶ原 【2】 ~月曜日~ [尾瀬]

 日曜日の夜から予報通り雨になり最終日も降ったりやんだりの生憎の天気となってしまいました。 明け方の気温低下もあまり無くて雪ではなかったのが残念です。それでも、白籏組の何人かは撮影に出て行きましたが旨く絵にできたでしょうか?

 今回は最終日のスナップ写真です。 【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO/W60】

↓↓  発見ですっ!! 明け方、霧が出ていたのですが、龍宮小屋の灯りで何と白虹が出現したのです。原理的には光源と霧があれば出現するのでしょうが、ちょっとびっくりで、小家主さんらにも教えてあげると、「見える見える!」と感激していました。 ただ面白いことにある程度離れないと円弧にならないので小屋前の木のあたりまで出ると写真のように見えます。 これ以上先に行くと消えてしまいます。 ちなみに奥の光はカメラマンのライトです。 全体が入らないのでDA14㎜のレンズが欲しかったです。【ISO3200 20秒】

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↓↓ 夜が明けても雨はシトシト降り続いていました。とても写真を撮ろうという気分にはなりません・・・

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↓↓ 朝食を済ませて、しばし談笑し白籏組を見送ってから、我々も下山でした。 小屋のスタッフは翌日の小屋閉めのため残ります、そんな皆さんに挨拶をして小屋を後にしました。 寂しさがこみ上げますね・・・

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↓↓ 中田代の定番ポイントも雨でしっとりです。

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↓↓ 下の大堀川のポイント。 左の中州になっているところですがシカにかなり荒らされてまし。来年の水芭蕉が心配です。

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↓↓ 下山する人々。

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↓↓雨で黙々と歩きましたが、ふと立ち止まり振り向けば、龍宮小屋は遙か彼方になっていました。さようなら龍宮小屋(^-^)/

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↓↓ 上田代のゆるぎ田代の池塘。

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↓↓ 池塘のヒツジグサの葉もゆっくりと枯れて溶けて沈んでゆきます・・・。

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↓↓ ミズバショウの冬芽。冬支度万端ですね。

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↓↓ 研究見本園。 来年まで座る人も無いと思われるベンチが何だか寂しげですね。

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↓↓ 小屋閉めされた山の鼻の小屋を見ながら下山となりました。また来年(^-^)/

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ラスト尾瀬ヶ原 【1】 ~日曜日~ [尾瀬]

 尾瀬シーズンもいよいよ最終となり、毎年恒例となった龍宮小屋の最終宿泊も兼ねて尾瀬ヶ原に行ってきました。 戸倉などでは紅葉が綺麗でしたが尾瀬の中ではすっかり落葉で寂しい風景です。天気も下り坂でしたがなんとか初日は晴れ間も出てくれました。 しかし月曜日は雨でした。気温が下がりそうだったので雪を期待したのですがまったく降りませんでした。

 夕焼け無し、朝焼け無し、星無し、霜なしのラスト尾瀬ヶ原でしたが、沢山のカメラマンが龍宮小屋に集まり賑やかでした。 尾瀬仲間ではkazuさん夫妻、たもあみさん夫妻、horiguti さん、アマネチームも来ていて楽しく談笑出来ました。 そして、尾瀬写真の草分け的存在の白籏史郎氏が会長を務めている「白い峰の会」が何と25名も泊まっていました。白籏氏本人も泊まってました。 こんな山岳写真の大御所が来るとはびっくりでした。

 11/5には尾瀬ヶ原の橋の橋板も外すので実質もう尾瀬ヶ原に入るのは難しくなりますので今回で今年の尾瀬ヶ原はラストとなりました。ちょっと写真的には消化不良ですが、無事に小家主さんの挨拶も聞けたので良かったです。

 天気が悪くて写真もあまり撮ってませんのでスナップ的な写真を日曜日編と月曜日編に分けて掲載します。

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO/Nikon P510/W60】

↓↓ 戸倉の渓谷沿いは紅葉が見頃でした。【W60】

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↓↓ 山の鼻の小屋は全て閉館です。山の鼻小屋だけまだ小屋締めの最中でした。【W60】

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↓↓ 山の鼻湿原。湿原脇にある天然カラマツの黄葉も終わりかけです。 午前中はどんより曇り空でした。

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↓↓ 天然カラマツの大木。この木は毎年文化の日前後に黄葉の見頃になるようです。

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↓↓ すっかり葉を落としたシラカンバの白い幹が目立つます。

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↓↓ 中田代に入る頃には青空も広がってきました。草紅葉も終わりですね。

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↓↓ 至仏山側も晴れてきました。 でも、夕方には再び曇ってしまい夕焼けは無しでした・・・

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↓↓ 寂しい風景の中にたたずむ龍宮小屋。

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↓↓ イモリ池。さざ波もなくて綺麗に逆さ燧が映ってました。

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↓↓ オゼミズギクのなれの果てですが何だか綺麗ですね。

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↓↓ ひだまりの池塘にカモくんがたたずんでました。 池塘にはまだ少しカモたちがいましたが、すぐに旅立つことでしょう。

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↓↓ 夜の夕食時は恒例の小家主さんの挨拶がありました。 今シーズンありがとうございました。また来年ですね(^-^)/

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