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ラブジョイ彗星 in 河口湖 【画像追加】 [天体]

 先日の相模湖では予想以上に尾は映ったもののやはり光害の影響があり思ったような写真が撮れませんでしたので、さらに夜空が暗く比較的楽に行ける場所ということで、今度は河口湖を選びました。 寒いけど天気も良いようです。今回は相棒も参加ということで新宿から出ているハイウェイバスを利用。約2時間で到着し片道1700円と格安です。夜行便を利用して現地着午前1時過ぎ。町中だというのに満天の星空!これは予想以上です。 Googleマップで見つけた良さそうな場所に着くとそこは真っ暗! 対岸の街灯などもありますがそれほど気にすることも無く夜空は満天でした。彗星の出る北東方面も光害の問題も軽微。 ただ、やはり東側の東京側は光害が見えますが相模湖ほどではなく、冬の天の川が見えるベストポイントでした。

 そして、稜線からラブジョイ彗星が昇ってくると撮影開始。最初から60秒露出や長めに掛けることが出来ました。モニタに映し出される彗星らしい姿にはびっくりでした。これまでのが何だったのかと思ってしまいます(^-^;) そんなわけで、長い尾を引くラブジョイ彗星をやっと写すことが叶いました。 もう一度くらい訪れたいです。

【機材: K-5IIs M200mmF4 /SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO /ナノトラッカーで恒星自動ガイド】

↓↓ 河口湖の夜景も撮影にはそれほど影響ないレベルです。対岸の稜線から昇るラブジョイ彗星をズームレンズで捉えました。 ガイドしたまま撮影したので地上部はぶれてます。 【SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO  ISO1600 露出20秒 トリミング】

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↓↓ そして、美しい尾を引くラブジョイ彗星です! 元画像でも半分くらいの尾が映ってますが、コントラスト調整などで後ろの淡い部分が浮かび上がりました。 他の人の投稿写真を見ると300㎜の画角は越えてると思います。 一頃より核の周りをとりまくコマの部分は小さくなりましたが、尾は着実に伸びています。 【ISO1600 露出120秒 ノートリミング】

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↓↓ 3分露出したものがありますが、流石にガイド失敗で星がいびつになっていたので出すのを迷いました。 その写真を画質が悪くなるのを承知の上で無理矢理淡い尾をあぶり出してみました。 更に伸びているのがわかりますね。 でも、画質は崩壊近いです(^-^;) 【ISO1600 F5.6 露出180秒 ノートリミング】

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↓↓ もうあまり彗星の高度が上がらないうちに朝を迎えてしまいますので撮影チャンスは少ないです。 朝陽照る富士山が綺麗でした。ムクドリの大群が飛び回ってました。 【SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO】

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↓↓ この日の朝は氷点下7℃くらいまで下がり、霜が降りてなにもかも真っ白です。 寒いですが標高が高さは星の綺麗さに繋がります。レンズヒーターのおかげで曇ることがなく撮影出来ました。

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↓↓ 河口湖に浮かぶ六角堂。 今年の夏には水位が下がって歩いて行ける時期がありました。

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↓↓ 河口湖駅に戻る頃には富士山では強風になっているようでした。

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↓↓ 冷え切った体を日帰り温泉で暖まりました。 早朝6時から入れるホテルがあったので助かります。ただし1000円とちょっと高いです。

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↓↓ そして、名物のほうとうを食べて帰宅しました。 

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