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北八ヶ岳・北横岳 【2】 [八ヶ岳・霧ヶ峰・諏訪周辺]

 八ヶ岳は他の山から独立ように連なる連峰です。このため風の影響をうけやすく強風が吹きやすい山なのです。北西側は積雪が多いですが南東側は少ないという特徴もあります。 冬はそんな強い風で雪が削り取られ強風の荒々しさを感じてしまいます。 日本海側のような湿った雪ではなく乾いたサラサラした雪でパウダースノーの山としてスノーフィールドとしての人気がとても高いです。 今回は風による雪の造形美を中心に掲載してみました。

↓↓ 澄み渡った冬の青空と峰峰が美しいですが、強風で吹き飛ばされた雪面と一定方向にしか育たない樹木が常に強風が吹いていることを物語ります。

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↓↓ 山頂付近の樹木には強風で出来たエビの尻尾がびっしりと付着していました。
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↓↓ エビの尻尾と南八ヶ岳
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↓↓ 削られた雪面は時に芸術的な風紋を刻みます。 窪みは風が巻いたのでしょうか?
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↓↓ 溶けて氷ったツララにもエビの尻尾ができはじめていてびっくりです。
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↓↓ モンスターではないですが吹き溜まった雪が登山道の左右に張り出しちょっと威圧感があります。
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↓↓ ここは坪庭ですが、風の通り道なのでこうした削られた様子があちこちに出来てます。
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北八ヶ岳・北横岳 【1】 [八ヶ岳・霧ヶ峰・諏訪周辺]

 サクサクの雪と雪景色が見たいと思い、日帰りで北八ヶ岳へ行ってきました。 早朝は快晴でしたがピラタススキー場に着いた頃には急激に雲が湧き峰峰はガスに包まれてしまいました。 ロープウエイで上がり坪庭につくとガスで数十mくらいの視界しかなく、目指す北横岳はガスの中・・・ 風も吹き-8℃。 一瞬帰ろうかと思いましたが、頂上だけでも踏んでおこうかとスノーシューで登りました。

 頑張って辿り着いた山頂はやっぱりガスで何も見えず・・・ 凍てつく風は5~8mくらい、-10℃。先に着いていた他の登山者達は次々に下山してゆきます。しかし、諦めの悪い僕はしばらく待機。すると太陽がうっすらと見え隠れしてきました。 この感じはいつぞやのアヤメ平に似てるな~と期待してると、どんどん雲が空いてきて少し青空が! そして劇的な快晴状態に!! 神々しい光景が目の前に広がったのでした~! 晴れても風があって寒いのですが、素晴らしい光景から離れられなくて1時間以上も山頂に居着いてました(^^;)

↓↓ 北横岳山頂に着いたときはガスガスで強風が吹きすさび、なにもかもがすぐに氷ってしまう状態でした。気温は-10℃。

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↓↓ 太陽がうっすらと出たと思ったら急速に雲が消えてゆきます!!

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↓↓ そして青空がどんどん広がり、素晴らしい景色です! ダメならすぐに下山出来るよう南峰へ移動していました。向こうに見えるのが本峰の北峰です。

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↓↓ 南八ヶ岳側の雲もどんどんと移動しながら消えてゆきます。ほんとに劇的です!!

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↓↓ 雲が消えると神々しい光景が広がります。 目の前には蓼科山。その背後には北アルプスの峰峰!!

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↓↓ こちらは浅間山と四阿山や根子岳方面。 望遠レンズで見ると至仏山と燧ヶ岳が見えました。その写真はまた後で・・・

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↓↓ やや逆光ですが、南八ヶ岳と南アルプスの大展望!!

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↓↓ 坪庭から見る北横岳とたっぷり雪を纏ったシラビソの木々。そして青空。申し分ない雪山歩きでした。

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