北海道の高山植物図鑑 [東北・北海道の山々]
北海道の山は標高が高くても2000m前後にもかかわらず本州の2500m以上に咲くような植物が低い標高で見ることが出来ます、その一番の例が礼文島でしょう。シオガマ系の高山植物が標高が100mにも満たないところで見れるのですから寒冷地の影響が色濃いです。 大雪山系、日高山脈などでは固有種も多数見ることが出来て北海道はまさに花の種類の宝庫でもあります。 北海道に何度か行くとその魅力にはまってしまいます。 そこで図鑑が必要になってくるのですが、なかなか良い物がなくて探していましたが、今年の春に新刊されたばかりの「新版 北海道の高山植物」(梅沢俊 著/北海道新聞社 2500円税別)というのを見つけて購入してみました。
800種以上の植物が網羅されていて写真も多くて、なによりこの20年くらいの間に新たに調査したりして最新の情報をもとに作られているのでとても興味深いです。北海道の山に行くときはこれがあれば間違いなく検索できるでしょう。大きさも手頃です。ビニールカバーが付属しているのでフィールドで使えるように考えられています。 ひとつだけ難点を言えば、説明が流れ書きなのでちょっと見づらいです(^^;)
情報を知ってから紀伊国屋などの本屋で探しましたが結局見つからずamazonで購入しました。ここで検索するのが一番確実みたいです(^^;)
- 作者: 梅沢 俊
- 出版社/メーカー: 北海道新聞社
- 発売日: 2009/06
- メディア: 単行本
で、この図鑑を見ていると下の記事にある「ハッコウダシオガマ」が載ってませんでした!? 山と渓谷社が出してる分厚い図鑑にはちゃんと北海道にも自生と書かれているのです、しかも掲載写真も夕張岳となっていたのですが、最新の研究では違ってしまったのかもしれません・・・ 同定は難しいですぅぅ(T_T)
2009-08-06 21:40
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