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知床慕情 [東北・北海道の山々]

 3連休は山にも出かけなかったのでネタ不足です。ということで、今一度、知床のネタを引っ張り出してきました。これで最後ですので、しばしおつきあいくださいm(-_-)m

 今回の知床は、山がメインでしたが、そこはやっぱり風光明媚、食べ物も美味しいということでしっかり観光もしてきました。移動できたのは道東ですが有名どころは廻ることが出来ました。

↓↓ 知床で最初の観光は有名なオシンコシンの滝です。 三条の滝のような高さはないですが幅広の滝でいったいどこから落ちてくるの?的な感じです。かなり近くまで近寄れるので迫力満点! マイナスイオン100%です。
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↓↓ 霧で有名な摩周湖にも立ち寄りました。でもいい天気で霧は無かったですが、鏡のような湖面に空の蒼が映って綺麗でした。
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↓↓ 美幌峠からの屈斜路湖。 かなり広い湖ですよね。
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↓↓ その屈斜路湖には砂湯があります。掘るとお湯が出てきてとても暖かいです。 無料で利用できます。
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↓↓ そして、食べ物です! こちらは、「時知らずの親子丼」。時知らずとは回遊をしないで近海に住み着いた鮭のことです。回遊しないので脂がのってとても美味しいのです。 数が少ないのでそれなりに高い魚です。そのトキシラズがたっぷりのっていて、激ウマでした! 1400円なり。 季節限定です。
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↓↓ こちらは知床三色丼。季節によって内容は異なるようですが新鮮な地のものが入っています。「松」と「竹」があるようです。これは「竹」だったかな?
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↓↓ そして、ホッケ定食。こんなに大きくてしかも脂がのって、ホクホクの柔らかさ。もう激ウマ!!
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↓↓ こちらは、ときしらずのハラミ。 ときしらずのハラミなんてなかなか食えませんぜぇ。 当然、激ウマでした!!

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↓↓ 高級なバフンウニです。 裁きたてなので新鮮でプックリしていますね。 もう激ウマウマでした。これで800円ですから激安でしょう。
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以上の、ものはウトロの道の駅で食べられます。

↓↓ こちらは美幌峠の道の駅で食べた、ホタテのラーメン。 焼きホタテの大きな貝柱が5つも入ってます。スープはピリ辛のみそ味でタマネギの甘さも出て激ウマウマでした。 もう一度食べたい1品です。
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ちなみに美幌峠の道の駅は、2011年の「道の駅満足度ランキング」で第2位だそうです。そして先のウトロの道の駅は第12位だそうで、たまたま立ち寄ったとはいえステキな事ですね。


知床の生き物たち [東北・北海道の山々]

 知床遠征から早くも1週間たちました。 例年ですと3連休は尾瀬入りしていることが多いのですが、今回は知床で散財したこともあり「オタク」と化しています(^^;)

 知床では植物のほかにもいろんな生き物をみかけました。特に多かったのはエゾシカです。 山の中より町のすぐそばや道路沿いに沢山出てきていてびっくりでした。しかも悠々と食べていたりしてあわてて逃げることもないです。 道路沿いや知床五湖では同じような植物しか残っておらずシカの食害が影響しているようです。尾瀬も問題になってますので危機感を覚えてしまいました。行政は危機感無いみたいですけど・・・

 今回はそんな知床の生き物たちをいくつか撮影出来たので掲載してみます。

↓↓ エゾシカ。 とにかくいちばんよくみかけた野生動物です。 この時期はオスの角は取れてしまい成長途中なので角があるのはほとんど見かけませんでした。この写真はメスですね。
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↓↓ 道路のすぐ近くまで出てきますし、道路を悠々と横切ってる姿も見ました。
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↓↓ ヒグマの親子。 これは知床五湖で見かけたヒグマですが、最近よく出没する常連さんだそうです。ヒグマが常連とはちょっと怖いですね(^^;) よく見ると親クマには首輪があり、たぶん発信器をつけられて離されたクマでしょう。
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↓↓ これは小熊かな? こちらをじっと見ていました。
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↓↓ ウトロのオロンコ岩ふきんにはカモメが沢山飛び交ってました。 岩場を見ると沢山とまっている姿があるのですが、巣にしてはちょっと狭いので休憩しているだけかもしれません?
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↓↓ 飛翔するカモメ。 セグロカモメかな?
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↓↓ 硫黄沢で沢山飛んでいたのは、エゾシロチョウです。 人の汗にも反応するようでヒラヒラと近寄って止まろうとするものもいました。
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↓↓ エゾオオマルハナバチ。 北海道固有種でこの蜂がいないと植物の受粉が出来ないといわれるくらい重要な働きをしています。
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↓↓ シレトコスミレの花を撮影しているのをチェックしていたら小さな虫が写ってました。 この部分は連続で撮っていたのですが、この虫は花の中から出てきました。 スミレの受粉をする虫は蜂とかハエとかいろいろですが、もしかしたらこういう小さな虫も受粉に関わっているかもしれません。シレトコスミレの生態はまだまだ研究途上なので、生態に関連する虫だと面白いなぁ~
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知床の花々 【3】 硫黄山 後編 [東北・北海道の山々]

 さて知床の花、硫黄山の後編です。

 今回は日帰り登山でなおかつ完全にシレトコスミレ狙いでしたので最初からピークを踏む予定ではありませんでした。というのも、いろいろな情報では浮き石が多く崩れやすく危険ということで無理に行く必要はないなと判断したのですが、ピークハンターさん数名は登頂したようです。でもやはりルートはかなり不鮮明だったそうです。面白いことに誰もピークの写真を撮ってないそうです(^^;)

 僕は予定通り山頂周辺の花ともうひとつのポイントである縦走路途中の第一火口のテント場指定地への分岐付近を探索しました。ただここへのルートも不鮮明でちょっと迷ってしまいました。もう少ししっかりしたルート案内の標識なりをつけないと駄目だと思いました。

 やっとたどり着いたポイントですが、シレトコスミレは葉っぱばかりで花はまったくありませんでした。雪田付近もあるとのことですが、ひとつ丘を越える必要があるようであまり時間もないので引き返すことにしましたが、ちょうどこのころ一時的にガスが切れて硫黄山の山頂が見えました。まさに岩峰で槍ヶ岳のようでした。山頂が見えたのはこのときだけです・・・。

↓↓ 一時的に見えた硫黄山の山頂岩峰。そそり立つその姿はまるで槍ヶ岳。この写真は第一火口方向からです。 このときピークハンター組はキャーキャーと賑やかに下山途中で一瞬姿が見えましたが、岩肌を歩いているようでした。

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↓↓ 見えてるスキにとばかり付近で咲いていた花たちと一緒に撮ってみました。慌ただしかったのであまり構図も気にせずに連射で撮ったのですが、なかなかいい感じに写ってますね(^^;)チングルマはけっこう咲いてました。やはりここのは花が大きいです。 

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↓↓ ミネズオウ。 これも本州のものよりちょっと大きく色が濃いです。 昭文堂の地図には第一火口分岐付近はお花畑のマークがついてますが、まさにその通りで種類は少ないものの一面にお花が咲いてました。雪田が消えたところにはエゾコザクラの大群生も見えてましたが、時間切れで引き返しました・・・

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↓↓ イワヒゲ。 山頂周囲の岩肌には真っ白になるくらいに咲いてました。こんなに咲いてるのは初めてです。

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↓↓ コメバツガザクラ。 ちょっと終わり気味の花でしたが咲いてました。 葉が米に似ているという意味なのか、米のように小さいという意味なのかはわかりませんがいかにも高山植物の出で立ちです。 燧ヶ岳にも咲いてます。

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↓↓ コケモモ。 うっすらとピンク色をした可愛い花です。 

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↓↓ ホソバイワベンケイ。 岩場ではよく見かける花ですね。ちょっと終わりかけてました。

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↓↓ エゾイソツツジ。 山頂付近より、硫黄採掘跡地ふきんの岩場やハイマツ帯で良く咲いていました。 

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↓↓ ハイオトギリ。 こちらも同じく採掘跡地でみかけたものです。

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 もう少し時間があれば山頂付近や第一火口付近、さらには知円別岳あたりまで足を伸ばせればお花やシレトコスミレも見つけられたかもしれません。 硫黄山ルートは大変でしたが、ずいぶん喉元過ぎてきましたので、また機会があれば行ってみたいな~と感じるようになってきました(^^;) 出来たら今度は羅臼岳から縦走とかやってみたいですね。南岳などの稜線に咲くシレトコスミレと稜線の山々のコラボを撮ってみたいです。

★ホームページの方に、今回の旅の速報画像をアップしましたので合わせてご覧いただければと思います。 詳細なレポは現在制作中ですのでもう暫くお待ちください。http://www.tebamaru.jp/


知床の花々 【2】 硫黄山 前編 [東北・北海道の山々]

 2日目はいよいよ、シレトコスミレ咲く硫黄山へ登りました。 しかし、この日も朝から霧が立ちこめ、知床連山は見えず、入った登山口からの樹林帯はうっすらとガスが漂いどこからでもクマが出そうな不気味さがありました。 樹林帯を抜けると硫黄の採掘地を経由して硫黄臭漂う岩とハイマツのミックス帯を進みます。ここの第一火口付近の地表は暖かくでびっくりです、今でも地熱があるので活火山なんだと実感できます。 そこからはハイマツ帯でとても長かったです。沢に降りてこれまた長い雪渓を登ります。一番クマの出没が多いところで緊張しました。 そのラストあたりでは砂利が覆い被さった雪渓を歩きますがとても崩れやすくて難儀しました。 そこを抜ければザレ場が出来ていよいよ硫黄山の核心部です。このあたりまでくると高山植物が咲き乱れ、そしてシレトコスミレも点々と咲いていてこれまでの難行苦行が報われました。 

 今回は硫黄山ルートで見かけた花を掲載してみます。数が多いので前後編で分けることにしました。

↓↓ 下山途中でやっと見えた硫黄沢。この雪渓をひたすら登ったのです。ここだけで2時間ほどかかってます。

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↓↓ 左はシラタマノキ。右はカラフトイチヤクソウ。 シラタマノキはとにかくいっぱいありました。秋口には白い実がなりますがクマのエサになるのかな?

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↓↓ メアカンキンバイ。 水滴をいっぱいつけてあちこちで見頃でした。 

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↓↓ メアカンフスマ。 雌阿寒岳とここ硫黄山を含む知床の山々でしか見ることが出来ない稀少な花です。

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↓↓ エゾコザクラ。 赤紫色の可憐な花が見事です。岩場に付く姿はいかにも高山植物の風格があります。

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↓↓ エゾノツガザクラ。 ちょうど見頃であちこちの岩場に群生を作って綺麗でした。

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↓↓ アオノツガザクラ。 こちらはちょっとまだ早いようで蕾が多かったです。

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↓↓ エゾツガザクラとアオノツガザクラの雑種です。 これはピンク色をしていますが、他にも微妙な色違いが出ます。

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↓↓ そして、シレトコスミレですね!! この株は花が複数咲いていて、やっと図鑑に使えそうな形でした。 出来るだけ絞って撮影してみました。これくらい咲いていると見栄えがしてきますね。

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コバノイチヤクソウとしていたものはカラフトイチヤクソウではないかというアドバイスがありましたので変更しました。 確かに花の付き方が違いますね。サンクスmさん(^o^)/


知床の花々 【1】 オロンコ岩 [東北・北海道の山々]

 最果ての知床訪問はシレトコスミレを見るためでしたが、そこは北海道です、お花の天国ですので知床に咲く花々もしっかりと見てきました。 環境の厳しい知床半島では海岸沿いに本州で云う高山植物が咲いていたりします。 

 初日は羅臼湖の散策の予定でしたが、半島全体を覆うような霧に包まれ、視界も悪いので熊の遭遇など危険があるので取りやめました、とはいっても翌日の硫黄山登山の足慣らしもしないといけないし、やっぱり花は見たいので、密かに考えていた第二案を実行することにしました。 

 第二案はウトロの海岸にある「オロンコ岩」の散策です。オロンコ岩は高さ約60mの大きな岩ですが、そこにはいろんな植物が生育しています。知床半島も海岸まで鹿の食害が酷いのですがこの岩には登れないので昔の自然の植生がそのまま残されている貴重な場所だそうです。 でも、観光業者でしょうか、散策路確保のためガッツリと草刈りしてました(T_T)

 かなり急な階段を上るのでなかなかスリリングですが、登るとほんとにいろんなお花が咲いているのでここだけで数時間は楽しむことが出来ます。晴れていればオホーツク海や知床連山も見えるそうです。 そんなオロンコ岩に咲いていたお花を少し紹介します。

↓↓ 標高約60mのオロンコ岩はお花の楽園でした。 階段の上り下りはなかなかスリリングなくらい急です。

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↓↓ ハマナス。 ウトロなどの海岸にはあちこちにあるようですが、街路樹にも使われてました。

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↓↓ クサフジ。 図鑑で見るともう少し赤っぽいのですが、個体差もあるのかな? それとも別種?

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↓↓ エゾノキリンソウ。 海岸線から亜高山の岩場と生育範囲が広いようです。

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↓↓ ヒオウギアヤメヤマブキショウマ。こんな岩場なのにアヤメが沢山咲いていてびっくりです。 その向こうをカモメが悠々と飛び回っていました。

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↓↓ エゾスカシユリ。とても野生種とは思えないゴージャスな花です。 海岸にはかなり群生しているところもありました。

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↓↓ シロバナオドリコソウ。 淡紅紫色と白色がありますが、道内ではほとんど白花となるそうです。

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↓↓ エゾカワラマツバ。 ちょっと同定に迷いましたが、たぶんコレだと思います。葉が松葉のようなのが特徴です。

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↓↓ エゾネギ。 見たときは、おお、シブツアサツキ! と思いました(^^;) 

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↓↓ イブキジャコウソウ。 こんな低地に生えているなんて凄いところですね。 たしかにジャコウの香りがしました。

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↓↓ エゾカワラナデシコ。 高山に咲くタカネナデシコは1茎に1花ですが、コレは枝分かれして花を複数咲かせます。 かなり上部の岩場に咲いていたのを600㎜相当で撮影してみました。

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掲載した花の他にもいろんな花が咲いていて、見かけだけでも20種類くらいはあると思います。 狭い岩の上ですが多種な植生があるのがとても貴重だと思いました。


北海道の高山植物図鑑 [東北・北海道の山々]

 北海道の山は標高が高くても2000m前後にもかかわらず本州の2500m以上に咲くような植物が低い標高で見ることが出来ます、その一番の例が礼文島でしょう。シオガマ系の高山植物が標高が100mにも満たないところで見れるのですから寒冷地の影響が色濃いです。 大雪山系、日高山脈などでは固有種も多数見ることが出来て北海道はまさに花の種類の宝庫でもあります。 北海道に何度か行くとその魅力にはまってしまいます。 そこで図鑑が必要になってくるのですが、なかなか良い物がなくて探していましたが、今年の春に新刊されたばかりの「新版 北海道の高山植物」(梅沢俊 著/北海道新聞社 2500円税別)というのを見つけて購入してみました。

 800種以上の植物が網羅されていて写真も多くて、なによりこの20年くらいの間に新たに調査したりして最新の情報をもとに作られているのでとても興味深いです。北海道の山に行くときはこれがあれば間違いなく検索できるでしょう。大きさも手頃です。ビニールカバーが付属しているのでフィールドで使えるように考えられています。 ひとつだけ難点を言えば、説明が流れ書きなのでちょっと見づらいです(^^;)

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 情報を知ってから紀伊国屋などの本屋で探しましたが結局見つからずamazonで購入しました。ここで検索するのが一番確実みたいです(^^;)

 amazonはこちら [左斜め下][左斜め下]

北海道の高山植物

北海道の高山植物

  • 作者: 梅沢 俊
  • 出版社/メーカー: 北海道新聞社
  • 発売日: 2009/06
  • メディア: 単行本
 で、この図鑑を見ていると下の記事にある「ハッコウダシオガマ」が載ってませんでした!? 山と渓谷社が出してる分厚い図鑑にはちゃんと北海道にも自生と書かれているのです、しかも掲載写真も夕張岳となっていたのですが、最新の研究では違ってしまったのかもしれません・・・ 同定は難しいですぅぅ(T_T)

夕張岳の花 [東北・北海道の山々]

 北海道以来、山歩きをしてないのでお花の写真が撮れてないので、夕張岳で撮したものを見繕ってみました。

 主に、赤紫色、紫色の花をピックアップです。 この色系の花は結構多いです。 ホームページのスミレ図鑑に3種類追加しましたけど、シソバキスミレはレンズが曇ったりしてるし強風でブレブレでどうにも図鑑用の写真になってません・・・また機会があればしっかり撮りたいと思いました。

↓ シロウマアサツキ。 すんごい群落があってネギの匂いが漂ってました(^^;)

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↓ チシマフウロ。 北海道の高山ではお馴染みのやつですね。

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↓ ミヤマウツボグサ

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↓ ハッコウダシオガマ。 ヨツバシオガマより大柄で花の数も多いです。

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faura (ファウラ) [東北・北海道の山々]

 kazuさん紹介の北海道の地域雑誌「faura」を通販サイトで購入しました。 1冊1000円とちょっと高めですが、北海道の植物や動物にスポットをあてた自然雑誌です。 写真も綺麗だしなかなか面白いです。

今回は、特集記事の内容からスミレ、固有植物、利尻礼文の3冊を購入でしたが、このなかでも利尻礼文の花の多様さにはびっくりでした。本州では高山植物の部類のものが海岸近くに咲いていたりすのですから凄い場所ですね。 リシリヒナゲシも見てみたくなりました。

機会があれば行ってみたいです。

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 今週末は会津駒ヶ岳でしたが、諸事情と天気が悪いということで中止になりました。 でも、今夜の天気予報では土曜日は晴れ間も出そうな予報になっていてびっくりです。 今となってはバスの予約も出来ないので諦めるしかないようです。 こういう時はマイカーがあるといいな~とつくづく思います。

 


十勝の山 [東北・北海道の山々]

 北海道遠征では、夕張岳と富良野岳を予定していましたが、天気が悪くて夕張岳だけになりました。 しかし最終日には天気が回復したので富良野岳の登山口まで散歩に行ってみました。 十勝温泉登山口から見る十勝岳はまさしく火山の山で何度も噴火を繰り返している様子が伺えます。 富良野岳も火山でしたが今は緑に覆われた花の名山です。

 ↓ 真ん中のピークが富良野岳。左の方から登ってゆきます。

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↓ 奥が安政火口、左手が三段山。右の方に上富良野岳や上ホロカメトックがあります。

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↓ 望岳台から見た十勝岳。 ちょうど雲の間に山頂が見えました。

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↓ エゾイソツツジ

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↓ エゾリンドウ?

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 なんとか来年以降に富良野岳や美瑛岳にリベンジしたいです。 遭難騒ぎのあったトムラウシもいずれはチャレンジしたいものです。

 


夕張岳 [東北・北海道の山々]

 今年も3連休を利用して北海道の山に行ってきました。夕張岳と富良野岳の予定でしたが、天候が悪くて風雨の影響を受けにくい夕張岳のみとなってしまいました。 でも、花の百名山というだけのことはあって沢山の花を見ることが出来ました。固有種のユウパリソウは花期が早いのですが春からの不純な天候のおかげでなんとか残ったものを見ることが出来ました。

 そしてケエゾキスミレ(同定中)、フギレキスミレ、そして特産種のシソバキスミレもなんとか見ることが出来て、3種類の初めて見るキスミレ。さらにキバナノコマノツメやオオバタチツボスミレも見ることが出来ました。シソバキスミレは予想以上に小さくてびっくりでしたが感動ものです。

 レンないですこし結露してしまってほとんどの写真はソフトになってしまいましてその点が残念ですが、見ることが出来て良かったです。

↓ 崩壊地に伏せるように生育している、特産種の「シソバキスミレ」

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↓ ケエゾキスミレ 葉の縁や脈に毛がある。
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↓ フギレキスミレ ケエゾキスミレの変種で葉の縁がギザキザが深くなっている。
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↓ 夕張岳特産種のユウバリソウ。 終わりかけの花ですが、白色の花が特徴です。
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↓ エゾミヤマクワガタ こちらも特産種で葉や茎や葉の裏側が紫色を帯びます。
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