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ちょこっと探索 [野草]

 GW後半スタートですね。今年はGWの尾瀬入りはパスすることにしまして、信州方面へスミレ遠征に変更しました。GWの尾瀬は毎年入ってるし先月尾瀬沼に行きましたのでたまにはいいでしょう(^-^)

 さて、今日は、遠征前なので近場で散策です。前々から探してみようと思っていたカヤラン探索にマイフィールドへ出かけてきました。セッコクは有名ですがカヤランはあまり知られてません。ケーブルカーのところにあるのは植栽だという話ですのでやはり野生のものが見たいということで探索ですが、滅多に見られない希少なランなのでそんなに簡単には見つかりませんでしたが、とある場所で1つ見つけてからは次から次へと見つかり10カ所くらいが確認しました。いづれも凄い高いところにあるので双眼鏡と高倍率ズームデジの1000㎜がとても役立ちました。

↓↓ 沢沿いに垂れ下がったフジが綺麗です。 【Nikon P510】

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↓↓ こちらは絡んだ木が全部フジ棚のようになって見事でした。野生のものとはいえこれだけ咲いてるととても綺麗です。造られた藤棚もいいのですが、自然の物も良いですね。なにより混雑0です。 【K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO】

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↓↓ ラショウモンカズラ。 やや花の過渡期のようで林床に咲く花はとても少ないです。青紫の花はよく目立ちます。 【K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO】

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↓↓ ジュウニヒトエ。下の個体はちょっと紫色が濃いですね、しかも葉が少し違うような?? 【K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO】

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↓↓ これが「カヤラン」です。木に着くいわゆる着生ランです。1000㎜くらいで写してますが結構小さいです。 花期は短く1週間程度で終わってしまうとか!? 【Nikon P510】

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↓↓ 拡大してみます。 これで2000㎜程度です。 黄色い花が可愛いですね。 この木の個体はそれなりに知られているようです。ちなみに2000㎜はデジタルズームでそれなりに画質が荒れますが、リサイズして使う分には問題無しです。【Nikon P510】

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↓↓ さらに探すと、別の木ですが辛うじてくっついているように咲いてました。 花が無いと探すのは困難でしょう。 【Nikon P510】

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↓↓ こちらは杉の木の枝にぶら下がってます。強風が吹くと落ちそうな不安定さですね。 【Nikon P510】

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↓↓ 更に別の杉です。 今回見つけた中ではここのが一番大きい群生だと思います。写真に写ってる以外の周辺の枝にも点々と咲いてました。 かなり高いところでこれで2000㎜です。 【Nikon P510】

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上ばかり見て探していたので首が痛くなりましたが、予想以上に生育していることがわかりました。しかし、野生のランは盗掘が絶えないので撮影にも神経を使います・・・。

着生ランは花粉のような種子を飛ばすので、民家の庭木にも発生したりします。


富士山周辺 【野草】 [野草]

 富士山周辺探索ではスミレ以外にもいろいろ花も咲いていたので撮影しました。 一番目立ったのは樹海の中に咲き誇るミツバツツジですが、いい場所は車窓でした。スミレ探索のポイントでは環境がちょっと違うようで僅かしか無かったです。 昨年はちょうどサクラが満開でしたが、今年はすっかり終わっていてスミレ以外も咲くのが早くなってます。 この感じだと尾瀬の花々も早そうですね・・・。

【共通機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO】

↓↓ まずは、アケボノスミレ。 昨日掲載するのを忘れてました。 かたまって咲いていました。この界隈のはやはり色が濃いめですね。

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↓↓ ミツバツツジ。 花の咲く頃は葉はまだ出ていないので枝に直接咲かせている感じですね。園芸種のようでなかなか豪華です。

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↓↓ ヒゲネワチガイソウ。 

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↓↓ イカリソウ。 これだけ赤いと別の種類じゃ無いかと思うのですが・・・ 所謂イカリソウです。

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↓↓ キランソウだと思いますが・・・葉も花も濃いめですね。

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↓↓ シロバナエンレイソウ。

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↓↓ キンキエンゴサク。 葉っぱは小さいのに花は大きいですね~ この種の同定のひとつの方法として花柄についてる抱葉の形があるそうで、写を見ると手のひら状のものがついてます。ここからキンキエンゴサクと同定しましたが正解かな?

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春の裏高尾散策 【3】 [野草]

 今日は爆弾低気圧の影響が凄かったですね~! まさしく台風並みに荒れました。 早めに帰宅できたので一番荒れ狂う時間帯は自宅でしたので交通機関の大混乱には巻き込まれずに済みました。 皆さんのところは被害などなかったでしょうか?

 さて、春の裏高尾の3回目、野草編の2回目です。まだ早春レベルですが野草の種類の多さは高尾山ならではですね。 本格的に咲き出すとなかなか山頂や尾根に辿り着けなくなって嬉しい悲鳴となります(^^;)

↓↓ ヨゴレネコノメ。 なんとも可愛そうな名前がついてますが、このグラデーションは結構綺麗ですよね。 誰が名付けたのでしょう?

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↓↓ こちらは、ヤマネコノメソウ。 高尾山系ではネコノメソウの仲間は何種類かあります。

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↓↓ 一番人気のハナネコノメ。すっかり開ききって赤い「葯」も消えてしまいましたが、群生地は真っ白になってました。

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↓↓ 白い小さな花を沢山咲かせるユリワサビ。 場所によっては5月くらいまで咲いてることがあります。

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↓↓ ヤマエンゴサク。 この個体は花付きがとてもよいですね。

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↓↓ カントウカンアオイ。(別名:カンアオイ)。冬場に咲き、地面に埋まるように咲いてるので目立ちません。珍しいタマノカンアオイもあるそうですがまだ見たことがないです。 カントウカンアオイは個体差があるので花が黄色掛かるものや葉に白い班の入るものもあります。

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↓↓ ヤマルリソウ。 日影の自生地は日当たりが悪いのでまだ数輪しか咲いてませんでした。 

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野川公園のセツブンソウ [野草]

 土曜日は凝りもせずヤマセミ狙いでしたが、不発でした。いや、厳密に云うと目の前を1回だけ通過しましたが撮れませんでした(^^;) 良くくるハンターの話ですと最近このポイントにはなかなか立ち寄らなくなってるそうです。せっかくブラインドまで買い込んで本気になったのに・・・困ったもんです。

 今日は、筋金入りのペーパーですけど免許の更新に府中に行って来ました(^^;) すぐ近くに野川公園がありまして、カワセミや野鳥が多いということなのでカメラを持って行き、帰りに散策してきました。 すると、予想外にセツブンソウが咲いている場所がありまして思わぬ収穫です。 ただ午後の光なのであまり光線的には良くなかったです。 とにかく小さいので首が疲れました・・・ しかもズボンの膝はどろどろです・・・ ここのセツブンソウは元々あったものではなく移植しているもののようで、広い園内のほんの半畳くらいの一角にちょこっと群生しているだけです。 でもこの花はマクロで撮るのが一般的なのでそんなに大量に咲いて無くてもいいかもしれませんね(^^;)  散々撮りましたが、気に入るのはちょっとだけでした・・・。

 福寿草も咲いてましたがまだ少ないです。 平野部の公園ですが今年は遅れてるようです。

↓↓ 日差しの強い午後はちょっと難しい花ですね。 いっぱい咲いているように見えますが、ネコの額ほどの場所に群生しています。そこにカメラマンが集まってくるので、あんまりのんびりは撮れませんでした。

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↓↓ やっぱりタテかな~と構えますが地面ギリギリなので、苦しいです・・・(T_T) ピントあわせで高山病になりそうでした(^^;)

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↓↓ 一番群生しているところの1輪にピントを合わせてみました。

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↓↓ すぐ近くには福寿草も沢山出てますが、咲いているのは数株だけ。ローアングルで咲いている自然環境が分かるように撮ってみました。 ちょっと人が写ってるのが難点ですね・・・

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↓↓ バードサンクチュアリののぞき窓で日向ぼっこ中のネコくん。気持ちよさそうですけど、ネコって狭いところ好きよねぇ~(^-^)

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カメラ機材: PENTAX K-7  SIGMA17-70mmF2.8-4.5 (ネコくんだけSIGMA135-400mmF4.5-5.6)

肝心のカワセミはなかなか見つかりませんでしたが、ちょっと離れたところで無事ゲットしました。その写真はまた後ほど。

 


富士界隈の野草たち [野草]

 スミレツアーで行くところは山野草も多いところですので花好きとしては反射的に撮ってしまいます。 普段歩いていて小さな花が咲いていてもあまり気にしませんが、山野に行くとなんでもかんでも撮ってしまいます(^^;) キスミレツアーでもいろいろ山野草は咲いていて撮ってみましたのでちょっとだけですが掲載してみます。

↓ シロバナエンレイソウ  

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↓ ワチガイソウ  「ヒメネワチガイソウ」と判りました。花弁の数が6枚以上が本種で、それ以下だとワチガイソウです。

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↓ ヒメニラ  とても小さな花です。ニラの匂いが漂ってました。

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↓ イカリソウ  同じ種でも土壌の性質によって色は濃淡に差がでるようです。(ややボケ)

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↓ イヌナズナ  食用にならなくて犬も食わないという意味もあるようです(^^;)

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↓ ネコノメソウの仲間。 いろいろ調べましたがイワボタンの変種の「ニッコウネコノメソウ」ではないかと思います。

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ロウバイ [野草]

 この時期、ロウバイの花を撮られる方が多いので、僕も近くのロウバイ畑? で撮影してきました。 まだ低い木ばかりですが公園の片隅に沢山植えられていて甘酸っぱい香りが漂っていました。 ここのロウバイは花色がちょっと濃いタイプのようです。 青空との組み合わせが綺麗です。

↓ 背景の冬の青空と淡黄色の花がいい感じです。 蕾もかわいいですね。IMGP7904a.jpg

↓ 1輪の花をメインに撮ってみました。IMGP7896a.jpg

↓ やや逆光気味で花弁を透かして撮ってみました。 白飛びしやすいので-1まで補正です。 
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裏高尾プチ散策 [野草]

実はスミレツアーの翌日、再び裏高尾に出掛けました。 珍しく高尾駅から歩いて野草散策しましたが、なかなかヨサゲな散策ルートがあって野草も豊富でついつい長居をしてしまいました。短いルートですが人も少なくて穴場のようです。

ここでは、日影沢や小下沢ではほとんど見掛けないイチリンソウが咲いていました。ニリンソウより一回り大きいその花はみればすぐにイチリンソウと判りました。ちょっとした収穫ですね。 スミレもまあまああってタカオスミレ、マルバスミレ、ナガバノスミレサイシン、タチツボスミレ、マルバスミレが咲いてました。 あとハナネコノメも少しですがありました。

↓ イチリンソウ。大きめの花とキクザキイチゲのような葉が特徴です。

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↓ タチツボスミレですが白い花です。唇弁に筋がなければオトメスミレになるのですが・・・。

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↓ シャガが咲き始めてました。 薄暗い所に咲きますが結構綺麗な花です。

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野草たち  [野草]

スミレの撮影も楽しいですが、一緒に咲くいろいろな野草を見たり撮影したりするのも楽しいです。 

↓ 今回のスミレツアーのルートで一番感動的なのがこのヤマルリソウの群落でした。斜面一面に咲く様子は圧巻です。でも撮るのはワンポイントだけが多いですね(^^;)

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↓こちらは、トウゴクサバノオという小さな花です。

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↓ こちらは ミミガタテンナンショウです。 この種類は高尾界隈でも数種類あります。

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 ↓ ジュウニヒトエ。奥多摩では多いけど高尾山では少ない部類です。 すぐ横にアリジゴクがありましたね。

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データ:PENTAX K10D SIGMA17-70mm いづれもノートリミング

 


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