冬のアヤメ平 [尾瀬]
今年は雪があまり降らず寒気も長続きしないので今回の尾瀬も厳冬期にはほど遠いとは思うけど、それでも冬の尾瀬の一端を垣間見た感じでした。 吹きすさぶ風の通り道のアヤメ平は荒々しく、何者をも近づけなさそうとする冬の尾瀬の厳しい表情でした。 晴天の雪景色は綺麗ですが、こういう天気の良くない景色も「尾瀬らしい」 光景なのかもしれません。 本当の厳冬期の尾瀬には入ることは容易ではないので、これらの写真を見て想像してみましょう~。
↓ 強風で出来た風紋の向こうに雪雲抱く燧ヶ岳、眼下には白い尾瀬が原が見える絶景ポイントです。
↓ 日本海側からやってきた鉛色の雪雲は尾瀬や稜線上空を覆いますが戸倉の方は雲もなく晴れていました。 よく言われる分水嶺という言葉が良く判る光景でしょう。
↓ ときおり陽が差し込みますがほんの一瞬だけ、またすぐにモノトーンの寒い景色になってしまいます。
↓ 寒々しい冬のアヤメの崖。まだまだ雪付はすくないのですが、やがて大きなセッピも育ちます。
↓ 厳冬期には木道も完全に埋まるのでしょうね、そうなるとほんとうに真っ白な世界でガスると方向を失いそうです。
↓ 木々の根元は枝から落ちた雪と吹き溜まる雪で次第に埋もれてゆきます。
↓ 風の吹く方向にエビのしっぽが育ってゆきます。
↓ 凍てつき吹きすさぶ風の様子をK-7で動画撮影してみました。下のアドレスをクリックすると何かしらの再生ソフトが立ち上がると思いますのでご覧下さい。 (ファイルは約100MB)
http://www.tebamaru.jp/mov/gentoayame.mpg
※うまく再生されない場合はアドレス上で右クリックして「対象をファイルに保存 (XPの場合)」を選んで適当な場所にダウンロードしてから見るとうまくいくと思います。
ラスト尾瀬・アヤメ平 [尾瀬]
週末は、ラスト尾瀬としてアヤメ平へ行ってきました。 日の出までに稜線に上がることが出来ましたが、雲に阻まれて日の出は見えなかったのが残念です。 また至仏山や燧ヶ岳も山頂付近は雪雲に覆われてしまい下山までは見ることが叶わずちょっと残念です。日の出前には風が強まってかなり寒かったです。 雪雲が風にあおられてどんどん流れてきて厳冬のような様相を体感できました。出来たら広い青空が欲しかったですがまあ冬に突入する尾瀬を見た感じて良かったです。 それにしても12月中旬の積雪としてはかなり少なくて来年の植物への影響が心配です。
富士見下では雪はほんの数㎝。田代原までは10~15㎝。 田代原から富士見峠では15~20㎝、峠で40㎝くらい、稜線では木道の上に20~30㎝くらいですが隙間や脇にはたっぷりあるので踏み抜くと膝上まで潜ります。湿原にもまだ枯れ草が見えるのでそんなに降ってないようでした。それでも雪歩きはヘロヘロになってしまいます。雪歩きは大変です・・・
↓ アヤメの標識も凍えるようでした。 気温は-5℃ですが風があるので体感的にはもっと低いです。
↓ 凍てつくアヤメ平。 冬の時期は風が強いので雪が降ってもこうして木道が出てしまいそれほど積雪しません。
↓ 皿伏山の方には霧氷がいっぱい付いてました。陽が照ると綺麗なのですが・・・
↓ 至仏山は終始こんな感じで、全容を見せてくれません! 山肌の雪は順調に増えているようです。
↓ 日の出は見えませんでしたが、下界は晴れているのでオレンジ色の光が差し込んで綺麗でした。
天気はイマイチでしたが冬の尾瀬として締めるには丁度良い天気なのかもしれません。 とにかく今年の尾瀬はこれで終了となりました。また来年ですね。 参加のみなさんお疲れさまでした。
今年はこれで17回の尾瀬入りとなりました。 アルプスや北海道など魅力的な山は多いですが、やはり尾瀬は安価で短時間で行けて、なおかつ花の種類が多い、池塘や湿原、至仏山や燧ヶ岳に登れば山岳も味わえると魅力いっぱいなのが通ってしまう要因ですね。貧乏サラリーマンにとって心強い山域です(^^;) また、尾瀬仲間さんも増えて会うのが楽しみでもあり、来年以降も行ける間は尾瀬を訪れたいです。
井の頭公園散歩 【2】 ラスト紅葉? [旅・散歩]
井の頭公園は桜の木も多く春には名所のひとつになりますが、池がメインということもありカエデも山植えられてまして、今が丁度見頃でした。 今年は少し遅いようです。 あちこちで赤く色づいたカエデの大木があり見応えがあります。 もう師走ですから紅葉を見るのもこれが見納めかと思い、水鳥撮影の合間にレンズを替えたりして撮影してみました。 陽が傾いていたので強い斜光があって余計に綺麗に見えます。
↓ 画面いっぱいに紅葉を入れてみたくて、こんなの撮ってみました(^^;) 壁紙にしたらちょっとウルサイですね(^^;)
↓ 少し緑色が残るカエデノ大木に木漏れ日がスポット的に照って印象深い光景でした。
↓ 黄色になるカエデもあるようですが、葉っぱは同じなので同一種? 気温の関係で色が違うのだろうか?
↓ 1枚の葉っぱを主体にしてやや逆光気味に撮ってみました。
↓ 「写真家たちの日本紀行~未来に残したい情景」 で出演していたどっかの先生の真似して撮ってみました。結構面白いです。
↓ 池の水をかき回すための噴水の水滴と紅葉をコラボです。
↓ メタセコイヤの黄葉が西日に映えて印象深い色合いになって綺麗です。
井の頭公園散歩 【1】 [旅・散歩]
今週末のアヤメ平は行かなかったので、日曜日は久しぶりに近くの井の頭公園を散歩してきました。 自転車で15分くらいの近場なので便利ですが、大人気の吉祥寺に隣接する公園なので人出はかなり多いです。 池がメインの公園で水鳥や野鳥も多いのですが、今年はまだ渡り鳥があまり飛来してないようで少ないです。 それでもほとんど居着いてる水鳥の姿は見れるので久しぶりに野鳥撮影となりました。 公園はまだカエデなどの紅葉が盛りで水面に映るのが綺麗でした。
↓ 輝く紅葉と輝く水面がキラキラと綺麗です。タイミング良く水鳥が横切りました。
↓ オシドリ(♂) 。 とても綺麗というか派手な鳥です。井の頭公園には沢山居着いています。
↓ オナガガモ(♂)。 井の頭公園では一番多いカモです。 水面に映る紅葉が良いですね。
↓ オナガガモのメスかな? 紅葉の水面の中を泳いでいるようですね。 ややピンボケ(^^;)
↓ カイツブリ。 小さな水鳥ですが、小魚が主食で潜水して捕食します。
↓ オナガガモのペア。 水面に映るのはメタセコイヤの黄葉です。
↓ シジュウカラ。 カラの仲間では一番見かける鳥です。
↓ カワセミもいますが、ここのはなかなか近くで撮られてくれません。 この写真も大きくトリミングしてあります。
これから冬のシーズンは、野鳥撮影がメインになりますので、久しぶりの撮影は少し勘を取り戻すのに役立ちました。
深まる街の秋 [旅・散歩]
朝方は雷雨でちょっとびっくりしました。午後からは初夏のような暖かさと強い風でまたまたびっくり! このとこの寒さで都会の木々も一気に色づいて秋が深まったな~という感じですが、一昔前に比べると温暖化で紅葉も遅いですね。 東京は街路樹が多いので街中の道路や歩道は葉が落ちたり強い風に舞ったりしていました。 仕事が暇だったのでコンデジを持って近くをウロウロしてきました(^^;)
↓ 湯島聖堂には孔子が祀られていますがその孔子の墓に植えられているという「楷 (うるし科)」という木が植えられてます。この木は別名を黄連木・黄連茶など黄色の名がつき秋に黄金色に黄葉するというところから名付けられたそうです。
↓ 青空と楷の黄葉が綺麗ですね。 大屋根の飾りは鳳凰のようです。
↓ 水瓶に落ちた黄葉葉と水面に映る黄葉の木がいい感じです。
↓ 銀杏の幹にしっかりしがみついたセミの抜け殻がありました。一番最後に出てきたセミかな~?
↓ 強風で大量の葉が舞っていました。凄いですね~!!
↓ 透過光に輝くイチョウの葉っぱたち。
↓ 歩道に落ちたイチョウの葉が絨毯のように広がってました。
いよいよ師走~ [雑談]
何だかんだと今年も師走に突入です! 早いものですね・・・ 街はイルミネーションが盛りでいまやどこに行っても見られるようになってしまいました。 通勤に使う三鷹駅も数年前から始まりまして今年もやってます、年々規模が大きくなっているようです。 イルミとは関係ないですがスカイツリーが500mを越えたということで凄いですね~ 完成すると634mですから、高尾山より高くなります(^^;)
↓ 三鷹駅北口のイルミネーション。 後方にはツインタワー南塔(30階建)が見えてます。
↓ クリスマスツリー? 3mくらいあるので見応えあります。
↓ こちらも駅前のイルミネーション。 今年は青より緑や紫が多くなってました。
↓ 勤務地に向かう聖橋から見えるスカイツリー。 ここから見えるのは初めて気づきました(^^;)
※写真はいづれもCanon Power Shot A640です。一昔前のコンデジですが最近のと比べるとノイズ状態が悪いです。