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ダイヤモンド富士 in 高尾山 [高尾・陣馬・奥多摩]

 毎年冬至の頃に高尾山からダイヤモンド富士が見られます、昨年は雲がかかり駄目でした。今年も懲りずに出かけてきました。今回は初めて相棒も連れて行ったので是非とも見たいのですが、高尾山山頂に着くと、富士山はスッキリと見えていて期待が高まります。ただ2時間前に到着したのにもかかわらずいちばんいい場所はすでに埋まっていたので仕方なく山頂直下のポイントで枝の間に見える場所を見つけたのでここで撮影となりました。 

 次第に太陽が落ちると同時に人混みも最高潮で、相変わらずの混みようでした。 そして、16時11分ころに富士山山頂に太陽が掛かりゆっくりと落ちてゆきます!! 雲もなく完璧なダイヤモンド富士です!! 

【機材: K-5IIs DA50-200mmF4-5.6 / Nikon P510】

↓↓ 午後14時頃に到着すると雲も掛からずスッキリした富士山が見えていました。

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↓↓ スカイツリーもハッキリと見えます。

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↓↓ 三脚を設置して場所取りしておいてから、紅葉台の茶屋でちょっと腹ごしらえ。

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↓↓ そして、次第に太陽が富士山山頂に近づきます! 

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↓↓ まもなく接触!!

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↓↓ そしてダイヤモンド富士ですっっっ!!!! 僅かに真ん中からズレてるようですがまあ山頂から漏れること無く沈んでゆきます。周りからは拍手がわき起こりました(^-^)/

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↓↓ ちょっと引いた写真です。枝の間に何とか見える位置ですが、大勢の観客が集まってます。

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↓↓ そして、太陽が消えてゆきダイヤモンド富士は終了です。

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↓↓ 雲もあまりないので夕焼けはありませんが山並みのシルエットが綺麗ですね。

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↓↓ 東の空にはビーナスの帯が見えていました。

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↓↓ とっぷりと日が暮れると素晴らしい夜景です。透明度がいいので余計に綺麗でした。スカイツリーと東京タワーがクリスマスカラーになってます。(クリックで拡大写真になります。)

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↓↓ 暗い夜道を下山です。今回1号路は臨時の照明が登山口まで点灯していましたので歩きやすかったです。

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陽がまた昇る・・・ [高尾・陣馬・奥多摩]

 ナイトハイクで星見で徹夜・・・ 意外と眠さもなく次第に明けゆく空を見ていると、いよいよ日の出となりました。やはり低空に雲がありこの雲でアイソン彗星の発見が遅れてしまったわけです。その雲の上からご来光がピカリと出てくると関東平野がいっきに明るくなります。西側の富士山が紅富士になっていたので慌ててナノトラッカーごと三脚を移動してそのまま撮影しました(^-^;) 

 ここで日の出を迎えるのは今年の元旦に続いて2回目ですが、なかなか良いものです。山で見る日の出って何か別の雰囲気がありますね。神々しいというか特別なイベントに見えてしまいます。

 ありがたいご来光を見て、腹ごしらえしようと城山に移動して久しぶりにナメコ汁とパンを頂いてから下山しました。

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO/DA50-200mmF4-5.6】

↓↓ 低層の雲の帯の縁からご来光です。 星空から日の出まで一連の情景をみていると気持ちが洗われる感じがします。

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↓↓ 真っ赤ではないので紅富士とは言わないのかもしれませんが、やんわりピンク色も綺麗ですね。 

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↓↓ 山頂にある紅葉したカエデの大木が朝日を浴びて余計に綺麗でした。

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↓↓ 紅葉の向こうに朝日照る関東平野。 

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↓↓ 新宿都心方面を遠望。スカイツリーが一際高く聳えてます。

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↓↓ 景信山山頂にはカエデの大木が沢山ありちょうど見頃でした。

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↓↓ せっかくなので、マイクロ的な写真も撮ってみました。今年の尾瀬とは違い、まったく傷みがない紅葉です。

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↓↓ 「かげのぶ小屋」のご主人夫妻が出勤です。急傾斜の道なのでキャタピラの付いた輸送車?で必要な荷物を荷揚げします。毛糸の帽子が見えますが奥さんです。どちらももうかなりのお歳なのですが元気ですね(^-^)

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↓↓ 小仏城山から見た富士山。青空に白い雪を抱いた富士山。やっぱり絵になりますね~!

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↓↓ 遠くに雪を被った南アルプスも見えてました。

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↓↓ 城山に住んでる猫くん。朝日がポカポカで日なたぼっこしてました。

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↓↓ 果穂がたくさん見かけました。なんだろうと葉っぱを見るとどうやらセンボンヤリのようです。花は小さいですけど果穂はタンポポみたいになるのですね~ この日は霜はおりてましたが、まだ気温は高いので「シモバシラ」は出てませんでした。12月にはいってからですね。

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ちょこっと奥多摩遠足 [高尾・陣馬・奥多摩]

 今日は恒例の「秋の奥多摩遠足」でしたが、寝坊してしまい完全に出遅れたので止めようかと思ったのですが天気も良いので遠足の最終目的地になっていた場所に直接向かいました。待ち伏せしようかと思ったのですが僅かな差で先に到着されていたようです。

 独特の色のこの湖面に映る紅葉は丁度最盛期で素晴らしいの一言!! 人もあまり来ない場所なので一日居れば刻々と変わる光と紅葉の色合いを楽しめて飽きないでしょうね~ 水鳥も少々いますし、寒くなければのんびり出来そうです。

【機材: K-5IIs SIGMA 50-500mmF4.5-6.3 OS HSM/Nikon P510】

※今回引いた写真はほとんどP510ですが、ホワイトバランスがオートだ2割増しくらいの色になり変なので太陽光にしてコントラストを少し上げる設定にするといくらかマシになるようです。それでも色が転ぶことがあります。

 

↓↓ 湖面を漂う枯れ葉が面白かったので水面ギリギリから撮影してみました。 

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↓↓ 逆光の紅葉もなかなかいい感じです。 【K-5IIs】

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↓↓ この湖面の色がとても綺麗で紅葉との組み合わせは最高です。

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↓↓ 黄色い葉との組み合わせも良いですね。 【K-5IIs】

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↓↓ 光の具合がいい感じになりさざ波も消えて鏡のような湖面に映る紅葉が素晴らしいです!

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↓↓ 複雑な色の絡み具合が絶妙ですね。

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↓↓ さざ波と小魚でしょうか?波紋が芸術的でした。

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↓↓ 広い水面に映る山の紅葉が綺麗でした。見た目通りに撮るのは難しい・・・ だいぶ陽も傾いてくると余計に難しいです。

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↓↓ このポイントも絶景でした。朝の光の方が綺麗かもしれません。

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↓↓ 銀杏の大木の黄葉。

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↓↓ 黄葉で輝く湖面を泳ぐマガモ。 【K-5IIs】

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↓↓ 水面に映る紅葉の中を走る電車。 【K-5IIs】

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↓↓ 久しぶりにみましたヤマちゃん!! ここにもいるのですね~ でも通うには遠し・・・ もっと近くも飛んだのですが垂れ下がった枝と葉っぱに邪魔されて撮れませんでした(T-T) 皆さんと別れて小一時間ほど粘りましたが遠くで声がしただけで姿は見ませんでした・・・ でも見れたし、ケケケッと声を聞けただけでも幸せです。 【K-5IIs】

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 奥多摩遠足の皆さん、少しの間でしたがお会い出来て嬉しかったです。sizukuさんコーヒーごちそうさまでした。 youicさんのザックは昨年のフォトコンの金賞でもらったザックで、私も以前に人の部の金賞でもらったのと同じでした。今回たまたまお揃いでした(^-^)/

 

 

 

 


ちょいっと高尾山 【2】 [高尾・陣馬・奥多摩]

 ちょいっと高尾山の続きです。 奥高尾へいけばもっといろいろ花もあるのですが、今回はお手軽で時短でしたので表高尾だけですが、小さな花もいろいろあって、面白いですね。熱心に花や風景の撮影をしている女の子さんもいて、良く見るとNikon P510のようでした。お父さんに買ってもらったのでしょうか? 将来が有望かも!? 前回掲載したタマゴタケも撮ってました。

 【機材:K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO】

↓↓ 高尾山名物「天狗焼き」 サクサクの皮の中には豆がごろっと入った餡がたっぷりで絶妙に旨いです! 一度食べたらやみつき間違いなし!! 1個120円。

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↓↓ マルバハギ。 いろいろハギがありますが、今年はほとんど終わっているようでした。

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↓↓ イヌショウマ。 サラシナショウマより細身の花穂で、花柄が別れることが多いようです。

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↓↓ 【左】 カシワバハグマ。これは薄暗い林床に多く見られます。  【右】 テバコモミジガサ。 変わった名前ですね~(^-^;)

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↓↓ キバナアキギリ。 高尾山系でも局所的に生育しているので見掛ける場所は決まっています。

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↓↓ キツネノマゴ。 なんだか可愛らしい名前ですが、花は小さくちょっと地味な花です。

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↓↓ ノハラアザミ。 ノアザミとはまたちょっと違います。

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↓↓ 高尾山山頂は相変わらずの人混みで座る場所もないので、予定通り紅葉台まで移動しまして、ここの茶屋でお昼をしました。高尾と言えばやはりとろろ蕎麦ですね。 とろろはとてもコシがあって蕎麦に良く絡みます。ただ、つゆはかなりしょっぱくて、その点だけはマイナス評価です。 900円なり。

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↓↓ 他にナメコ汁と味噌田楽、ところてんを頂きました。 ナメコ汁は、うーん、正直、小仏城山がやはり美味しいと思います。 ところてんは、気温が低かったのでちょっと寒かったです(^-^;) 味噌田楽は、まいう~!

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ちょいっと高尾山 【1】 [高尾・陣馬・奥多摩]

 3連休初日は土曜出勤。後半の2連休で尾瀬の予定でしたが、諸事情で中止、というか延期となりました。 とはいえ、部屋でゴロゴロするのもなんですので、近くのマイフィールドである高尾山へ行ってきました。今回は、ズルしてリフトで上がり山頂付近を散策してから6号路を下るというお手軽コースです。また、日を改めて奥高尾には行きたいと思っています。

 連休の最終日とあって三つ星高尾山は素敵に混雑していました。特に山頂までは家族連れが多くてかなりうるさいですし子供が突然走り出したり平気で体当たりしてきそうになるのが怖かったです(^-^;) 

 山頂を過ぎて紅葉台にくるとめっきり静かになり安心します。やっぱり、奥高尾が好きです。 花もそれなりに咲いていて楽しむことが出来ましたので、少し高尾山で撮りました花たちを掲載したいと思います。

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO】

↓↓ 参拝する人も多くて相変わらずの大人気の山となってます。外人さんもかなり多いです。

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↓↓ 一部の木々は紅葉がはじまつてました。これはツリバナのようです。

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↓↓ シモバシラ。 白い歯ブラシのような感じですが、冬には枯れた茎の根元から染みだした水分が凍る現象「シモバシラ」が見られる植物です。

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↓↓ ヤマホトトギス。 あちこちで咲いてますが、なかなか綺麗な状態のがなくて困りました・・・

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↓↓ シロヨメナ。 高尾山ではこの白い菊の仲間が何種類かあって、今でも間違うことがあります。

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↓↓ こちらはは、ユウガギク。 シロヨメナとは葉と花の感じが違いますので見分けは比較的容易かと・・・

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↓↓ キツネササゲ 【別名:ノササゲ】 

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↓↓ タマゴタケがありました! しかも出てきたばかりのものと傘がひらいたものが並んでいまして、ハイカーたちの注目の的になってました。これだけ鮮やかだと目に留まりますよね。

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↓↓ 下2枚は、かなり大きなキノコで直径10㎝くらいありました。 自信がないですが、フクロツルタケかな? ※このキノコは「カラカサタケ(毒あり)」と判明しました。(翼さんありがとうございます。)

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↓↓ 倒木にたくさん出ていた小さなキノコの群生です。 イヌセンボンタケかな?

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次回も、高尾山です。


高尾山徘徊 [高尾・陣馬・奥多摩]

 この土日は年間計画では尾瀬入りでしたが、生憎金曜夜発のバスの予約が取れず断念でした。土曜夜発は取れたのですが日帰りはもったいないので止めました。

 土曜日は東京も天気が不安定で山沿いは雷雨。日曜日は朝から良い天気だったので再び一番近いマイフィールドの高尾山に行ってきました。先週に見ることが出来なかったお目当てのランを再び探しましたが、なんとか見つけることが出来ました。 そのほかの花はちょっと端境期で少なめです。

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO / Nikon P510】

↓↓ 朝から良い天気で登山口でも暑かったです。 緑もいっそう濃くなりましたね。

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↓↓ 沢に入ると涼しい沢風が心地よかったです。が、蜘蛛の巣だらけで参りました・・・ おまけにニョロニョロも(T-T)はわわ

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↓↓ マタタビの花。 雄花と雌花が別々に咲きます。写真は雄花です。 花が咲く頃は葉の表が白くなり遠目には花のように見えて目立ちます。

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↓↓ 【左写真】 オカトラノオ。  【右写真】 サワギク。

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↓↓ 一丁平のヤマボウシの大木。見事ですね~!!

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↓↓ ムラサキシキブの花。だと思います・・・。

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↓↓ ウツボグサで吸蜜するダイミョウセセリ。

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↓↓ キジョランの実。 キジョランはアサギマダラの食草です。 実付きは悪いそうですが今年は実がとても多いです。

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↓↓ ナワシロイチゴ。 ピンク色の花で、閉じてるように見えますが、これで咲いている状態です。

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↓↓ ヨウラクラン。 前回も見つけましたが今回は2カ所で見つけました。左のは比較的近くですが右のはかなり高所でNikon P510でもこれで精一杯です。かなりの群生のようです。

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↓↓ そして、見たかったのがこのキバナノショウキランです。 葉の無い腐生ランでかなり薄暗い湿ったところに生育します。 ピンク色のショウキランより希にしか見ることが出来ません。

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↓↓ この場所には数株かたまって咲いてました。まだ開いたばかりのようで、もう少し大きく開きます。1週間前にも同じ場所を通ったのですがまったく気づきませんでした(^-^;) ちなみにこの他にももう一カ所でつぼみの株を見つけました。

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雨上がりの高尾山 [高尾・陣馬・奥多摩]

 前日の蘭はイマイチ綺麗に撮れなかったのでもう一度行こうかと思ってましたが、来年装備を調えて再チャレンジしようと決意! いや最近着生蘭に興味があるのでどうしても大きく綺麗に撮りたいなと思う今日この頃なんです(^-^;) 

 予報を見ると午後は天気回復しそうな感じでしたので、近場の高尾山に行ってきました。雨上がりだから人も少ないだろうと思ってましたが、いやいやミシュラン効果は雨も関係ないですね、観光客はそれなりに多いです。登山客も団体がきていたりとちょっと賑やかな場面もありましたが、まあ静かな山旅でした、湿度が高くてすぐに汗もかかないうちからジットリでした(T-T) 

 今回の目的はやっぱりランです。この時期に見たいランを「高尾奥多摩植物手帳」に掲載のものからいくつかピックアップしてましたが5つ見たかったうちの2つしか見つけられませんでした。あと偶々見つけたのを入れて3つです。 まあ、3つとも高尾山ではお初だったのでヨシとしましょう。

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO / Nikon P510】

↓↓ 湿度たっぷりの森の中はべたべたしますが気温は低いので涼しいです。

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↓↓ ナルコユリの花がまさしく鈴なりに咲いて重たそうでした。

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↓↓ テイカズラ。 

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↓↓ 【左の写真】 ホタルブクロ。  【右の写真】 ヤマホタルブクロ。 見た目には同じですが丸で囲んだ部分「萼片」のところでちょっと違います。 じつはこの2つ至近距離に咲いていたので同じだと思って撮影したのですが帰宅後じっくりみると違ってました。

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↓↓ どこにでも咲いていて、以外と撮影しないドグダミを撮ってみました。こうしてマクロ的に撮るとけっこう綺麗ですね。

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↓↓ ヨウラクラン。 着生ランです。 初めて見ましたのでちょっと興奮しましたが、相変わらずこの手のは高い木ですのでNikon P510が大活躍です。 雨上がりで花に水滴が入ってしまってるのでちょっと構造がわかりにくいです。

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↓↓ ムヨウラン。ずいぶん前から見たかったのですが、やっと見つけました。薄暗いところに咲くのにさらに地味~な花色なので遠目には枯れ枝にしか見えませんでしたが1つ見つけて慣れてくるとあちこちにあるのが判りました。 お世辞にもアップに耐える花ではないですね(^-^;) 図鑑だと群生しているのが載ってるのですがそういうのはなかなか見つかりませんでしたがこの写真のは花付きも良かったです。

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↓↓ 見たかったリストには入って無かったのですが、ハッと見つけちゃいました。クモキリソウです。 2カ所で確認しました。

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↓↓ 蝶もいろいろ飛んでました。 これは、ムラサキシジミのメスです。

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↓↓ アサギマダラがあちこちでヒラヒラと飛んでるのですがなかなか留まらなくて仕方なく飛んでるところを連写しました。

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岩場に咲く [高尾・陣馬・奥多摩]

 今日は、蒸し暑い日で夜からは雷雨という予報でしたが、ちょっと前に見つけたウッチョンランを見に奥多摩仲間のこいちゃんと一緒に奥多摩のとある岩場に行ってきました。 

 セッコクを撮影した写真に細い葉とつぼみらしいものが映っていてもしかしたら??とやや半信半疑でしたが、しかしその後、開花するとウッチョンランだと確信しました。ウッチョンランはその可憐さゆえに盗掘が相次ぎ絶滅危惧種になっています。たいてい危険な岩場に咲くのですがそれでも取っていくのですから困ったものです。 自生地はかなり限られているのでこの場所も超極秘扱い、一子相伝としたいです(^-^;) 

 岩場のちょうど真ん中あたりに小群落を作っていました。 地上からはかなり遠く鳥用の大砲でも厳しいです。しかも見上げるような位置からしか撮れないのでピン甘続出で綺麗なのがありませんが、とりあえず証拠写真程度に掲載します。 デジスコなら綺麗に撮れるでしょう。

【機材: K-5IIs SIGMA 50-500mmF4.5-6.3 OS HSM / Nikon P510】

↓↓ 岩場の一角にだけ群れて咲くウッチョンラン。 換算750㎜ではこれで精一杯です。

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↓↓ トリミングしてみるとウッチョンランだと判ります。左上にはセッコクがありますが花は終わってます。 【大トリミング】

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↓↓ 土も無いようなところで苔を利用して生育しているようです。大雨なんか降ると場合によっては苔ごと剥がれ落ちてしまうでしょうね~ 【大トリミング シャープネス強】

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↓↓ こちらは一番近い個体ですが、それでも20mくらい先です。 Nikon P510で1000㎜です。

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↓↓ こちらもNikon P510。 岩場に咲くウッチョンランは本来の姿なのでいかにも天然物って感じがしていいですね。

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↓↓ 渓谷に咲くキツリフネに蜂が蜜を吸いに来ていました。

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↓↓ ヤマアジサイ。 白いのは装飾花と呼ばれるものです。

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↓↓ こちらもヤマアジサイですが、青紫色のタイプです。

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 ちょうど岩場での撮影のときだけ薄日が差しシャッター速度を稼ぐことが出来ました。それ以外はどよよーんとした曇り空でいつ降ってもおかしくなかったのですが幸いにも降られずに済みました。雨に打たれると花は痛んでしまうので満開だった今日が一番いい状態じゃないかと思います。何度か偵察してくれたこいちゃんに感謝です。お疲れ様でした。

★検索で出来るだけ引っかからないように名前を「ウッチョンラン」にして、ちょっと変にしてありますのでご了承ください(^-^;)


白いのを見に石尾根へ 後編 [高尾・陣馬・奥多摩]

 昨日はかなりのハードワークだったので、今朝起きると全身だるくてあちこち筋肉痛でした。夜になってもまだちょっとだるいです。燧ヶ岳2回くらい登った感じです(^-^;) ハードコースを選んだのはバス便が多かったからです。もう少し短時間で行けるルートもあるのですが午前午後2回しかバスが無いので間に合わないと最悪になるので使いませんでした。 

 でも、そのハードコースのおかげでちょっと珍しい花も見ることが出来ました。今回はスミレ以外に見た花を少し掲載します。また、野鳥も少しですが撮ることが出来ました。ただ、薄暗いところが多くボケボケです・・・。

【機材:K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO / Nikon P510】

↓↓ 樹木が生い茂り空中湿度が高いのか林床は苔むしていました。

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↓↓ なにやら赤いものが目に留まったので間近に行くと、形はサイハイランそっくりですが色が赤紫色です。後で調べたら、「モイワラン」と呼ばれ1999年に新種登録された比較的新しい野生ランです。葉はほとんど無いか希に発生する、完全な菌寄生だそうです。つまり光合成をしなくても生育出来るというタイプです。 北海道の藻岩山で発見されたのでこの名前がありますが全国で見つかっています。今回これに出会えたのはラッキーでした。

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↓↓ クモキリソウ。 ちょっと明るい林に点々と咲いていたのを見つけて、おお~と思わず声をあげてしまいました(^-^;) 葉の縁が細かく波打つのが特徴です。

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↓↓ コアジサイ。 高尾山では少ないけど奥多摩には多いそうです。

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↓↓ マイズルソウ。 尾瀬で見かけるのとはかなり小さくてびっくりでした。高山の環境に適応したのでしょうか?

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↓↓ ヒメハギ。 

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↓↓ 藪の中で綺麗な声で鳴いていたので探してみると何とコマドリでした。しかし、枝に邪魔されてNikon P510ではピントが合わずマニュアルに変更したら逃げられました。まあボケてますが何とかコマドリと解るので掲載します(^-^;) コマドリは初めて見ました。

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↓↓ そのコマドリの鳴き声を録画してみました。音声だけとりだして編集しあります。写真はスライドではありません。

↓↓ ヤブサメ。 名前の通り藪の中を好んで生育場所にしているのでなかなか見つけにくい鳥ですが、写真の後ろに見える岩の隙間に巣作りしているようでしたので撮影することが出来ました。オスメス揃ってましたが、写真のはオスかな?

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↓↓ カケス。 とてもお下品な鳴き方をする鳥です(^-^;)

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白いのを見に石尾根へ 前編 [高尾・陣馬・奥多摩]

 今日は、シロスミレを見に奥多摩の石尾根に行ってきました。長い尾根ですがここにシロハミレがひっそりと咲くと「高尾・奥多摩植物図鑑」に記載があり何年か前に行って見ることができたのですが、久しぶりに行ってきました。 (念のため具体的な山の名前は伏せておきます。)  

 しかし、ここはどこから登ってもアプローチが長く尾瀬で言えば燧ヶ岳を登るような感じです。しかもそれほど整備されているわけでなく急登あり、道幅40㎝くらいの渓谷歩きアリで、流石に足がパンパンになってます(^-^;)

 でも、尾根沿いの草原ではシロスミレが最盛期でした。 ちょっと変わったシロスミレも確認出来たりと大変でしたけど行って良かったです。天気はイマイチでときおり小雨が降ったりしましたが、晴れ間もあり忙しい天気でした。

【機材: K-5IIs SIGMA 17-70㎜F2.8-4.5 MACRO】

↓↓ ミツバツツジ咲く石尾根。雲が多くときおり小雨がぱらつく天気でしたが、おかげで涼しかったです。しかし、草原はブヨだらけでホトホト大変でした。虫除けを持っていけば良かったです・・・

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↓↓ ミツバツツジ。あちこちで満開で目立ちます。

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↓↓ シロスミレ。 花弁が白色、側弁は毛が多い。唇弁は紫色の紫条が入ります。標高の高い草原に咲くので見に行くのが大変です。ちなみに北海道では海岸とか低いところに咲いていたりします。

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↓↓ 仲良し3兄弟? かたまって咲いてるのは少なくてだいたい単独ですね。

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↓↓ こんな草原に点々と咲いてます。

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↓↓ 毒のある蕗だけ鹿が食べないので草原ではよく目立ちますがその側によくシロスミレが咲いてます。

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↓↓ 普通のスミレも結構咲いてました。

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↓↓ シロスミレとスミレの雑種が「キリガミネスミレ」ですが、この写真のは微妙ですがもしかしたら雑種かもしれません。

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↓↓ そして、このシロスミレには側弁に毛がまったくありません。 「いがりまさし著 日本のスミレ」にも毛が無い個体の記載はありません。普通のスミレの毛が無いタイプを「ワカシュウスミレ」と呼びますが、さしずめ「ワカシュウシロスミレ」と呼ぶべきかな? 1株みつけ、その付近を探すと2株だけですが毛の無いタイプを見つけましたので1個体だけの突然変異ではなく、種子で増えている可能性があります、そうなると遺伝子的に固定されている可能性もありそうです。 

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↓↓ 草原では、エゾノタチツボスミレも僅かですが咲いてました。

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↓↓ 花期は過ぎてますが、遅咲きのサクラスミレも2株だけ見つけました。もう少し早い時期ならいっぱい咲いていると思います。

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