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盛夏の尾瀬 【6】 至仏山編 (後編) [尾瀬]

 至仏山編の後編です。 至仏山はほんとに花の山で、距離的山の鼻~鳩待峠まで歩いてもそれほど長くはないのですが、沢山の種類の花たちが咲いてます。花好きにはほんとに楽園のような山です。できたら稜線に山小屋か避難小屋があれば1泊して稜線上の花をじっくりと見たいとおもっているのは僕だけではないでしょう。 植生保護の観点から5月のGW明けから6月いっぱいまで登山が禁止されてしまったので、その間に見られる花も少なくはありません。 見てみたいものですね。

↓↓ 至仏山山頂をこの角度から見てすぐに判るのはけっこうな至仏山好きだと思います。 なだらかなイメージがありますが、けっこう岩岩に山頂なんですよね。

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↓↓ タカネナデシコ。 今回はこのタカネナデシコが稜線上でいちばん多く咲いていたイメージが強いです。

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↓↓ 左が、ダイモンジソウ。 右が、ハクサンサイコ。 ダイモンジソウは葉の裏が赤いウラベニダイモンジソウというものも至仏山ではありますが花は同じです。

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↓↓ ミヤマウイキョウ。 セリ科の植物ですが、下の葉はモジャモジャしていて一見コマクサのようです。

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↓↓ ホソバコゴメグサ。 白い小さな花が沢山咲きます。 場所によっては絨毯状に広がって群生を作るのでけっこう綺麗です。

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↓↓ タカネトウウチソウ。 夏の至仏山ではお馴染みの花ですが、東面ルートには多いですが稜線では少ないです。全国をみても北海道や東北・中部山岳の極一部でしか見ることが出来ないけっこう珍しい植物です。

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↓↓ エゾシオガマ。 シオガマの仲間では珍しい白色の花です。 アヤメ平でも見ることが出来ます。

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↓↓ 左が、ベニサラドウダン。 右が、コメツツジ。 ベニサラドウダンは尾瀬ヶ原でも見られるウラジロヨウラクと似ていますが、花の色がこれだけ濃いので間違うことはないですね。ただ、ウラジロヨウラクは至仏山の中腹あたりでも見ることが出来ます。

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↓↓ ハクサンシャクナゲ。 今が盛りのハクサンシャクナゲです。燧ヶ岳でも群落が見られます。 白花のイメージが強いですがピンク色の花もあります。 

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↓↓ キンロバイ。 昔は登山道沿いでもよく見かけましたが、最近はちょっと離れたところにとか見れなくなってしまいました。この写真も高倍率ズームで遠くのものを撮影でした。 花期が長くお盆のころまで咲きます。 よく枝分かれするので盆栽としても人気だそうで、登山道から減ってるのは盗掘の可能性もありますね。

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