早春の尾瀬ヶ原 【2】 [尾瀬]
今回の目的のひとつは水芭蕉と春の花々を撮ることです。その中でも特に撮りたいと思っていたのが、トガクシショウマと昨年みつけたキバナノアマナ、そして白いイワナシでした。結果的に3つとも撮影することが出来ました。イワナシは前日にはまだ蕾だったという情報でしたが翌日にはしっかり咲いていてラッキー(^-^)でした。
他に目立ったのは枯れ野に点々と咲くショウジョウバカマですね。これはほんとに何処の湿原にも咲いていてこんなにあったのかとい思うほどでした。今年は豊作のようです。 またリュウキンカは八重咲きのものも沢山見つかりちょっと興奮してしまいました。こういうことがあるから尾瀬通いはやめられませんよね(^-^)
この時期はどうしても水芭蕉やリュウキンカが主役になりますがねそれ以外にもスプリングエフェメラルは沢山あるのだというのをご覧頂きたいです。
↓↓ トガクシショウマ。 ビジターでは教えてくれませんが尾瀬通の人なら大抵知ってます。 この可憐な太古のままの花には惹きつけられますね。
↓↓ キバナノアマナ。 里山では沢山みつかるけど尾瀬のような豪雪地では珍しい花です。
↓↓ シロバナイワナシ。 純白というかすこし透けている感じのとても綺麗な白色をしています。
↓↓ こちらが普通のイワナシ。普通っていってもこのピンク色が愛らしいですよね。
↓↓ リュウキンカ。 上の花が八重咲き、下の花が普通。 同じ株から発生しているので一過性です。これは7枚花弁ですが9枚のものも見つけました。
↓↓ ハルリンドウ。 尾瀬のはほとんどハルリンドウではと言われてます。 タテヤマリンドウはこれの高山型で、外見的にはタテヤマリンドウはもっと華奢。 ただ現状では専門家の間でもはっきりしていませんのでタテヤマリンドウとしても問題はないかと思います。いづれ正式に訂正されるかもです。
↓↓ キクザキイチゲ。 尾瀬の中では白い物が主流ですが麓では紫色の物も多いです。
↓↓ コミヤマカタバミ。 こちらも白いのとピンク色のがあります。
↓↓ 今年は特に多いショウジョウバカマ。 花だけ目立ちますが細長い葉が枯れ草に埋もれてます。