SSブログ

リフレッシュ尾瀬 [尾瀬]

  連日、高い山は冠雪しているようですね。明日も雨という予報なので稜線や山頂は冠雪しそうですし、尾瀬沼もまた雪かな~? なんだか一気に季節が晩秋って感じになってしまいましたね。 あの夏の暑さは何だったのかと不思議な感じです(^^;)。

 7月下旬の大雨や9月の台風などで河川が増水し木道や登山道が大ダメージを受けましたが、今もその復旧作業は続いています。例年この時期になると湿原の水も少なくなり植物も枯れるのでリフレッシュ工事が増えるのですが、今年はいろんなところで工事現場となっていました。 今回はそんな工事現場の様子をご紹介です。

 ↓↓ 綺麗な草紅葉ですね~ と?よく見ると湿原の中に木道が横たわってます! ここはカラコギカエデの曲がり角付近ですがこのあたりでは木道流失はなかったのでどこか違うところから流れてきたようです。

Imgp6761a.jpg

↓↓ 山の鼻ビジターセンター横に観察デッキなるものが作られてました。いったい何を観察するのでしょう? Imgp6644a.jpg

↓↓ 原の川上川橋はやっと架け替えです。 数年前に作り替えたのですが残雪時の雪解けの時に重みで傾いてしまいそのままになってました。 新しい橋は橋脚の状態から上の大堀川橋のような高架橋になるようです。

Imgp6653a.jpg

↓↓ 三つ又分岐からヨッピ方向へ進んだところですが、3週間前は傾いてなかった木道が傾いてます。台風の影響でしょうか? 土台が壊れたか腐ったかでしょうね。 この付近も流失で歯抜けになってますので一気に架け替えのようです。

Imgp6670a.jpg

↓↓ この橋は名前がないのですが、ヨッピ川に下の大堀川が合流する地点です。この橋もかなり傷んでいるので架け替えになるようです。合流地点なので冠水することが多い場所です。合流地点なので「出合橋」とでも名付けましょうか?(^^;)

Imgp6673a.jpg

↓↓ 赤田代も長らくボロボロでしたが昨年、今年でほぼ全線が掛け替えられまして歩きやすくなってます。ただ、希少な植物も刈られたり踏まれたりでピンチです。特に長年架け替えがなかったのでかなりの厚さに水苔が堆積している場所がありますが、そこはグチャグチャに踏まれてしまいました。 湿原の水苔は1年で1㎜しか堆積しないのでとても貴重、踏まれると大ダメージですとビジターあたりが注意していますが、これでは説得力がないですね・・・。 今の木道工事はふつうの土木工事と化してます。何か方法を変えないといけない時期だと思います。

Imgp6714a.jpg

↓↓ ここは、龍宮小屋裏手の拠水林を流れる沼尻川です。先の増水被害で木道脇まで削られてしまいまして危険でしたが、木道の支柱を補強する形で工事がされてました。深く打ち込んだそうです。

Imgp6749a.jpg

↓↓ 上田代の大池塘の隣の池塘ですが、まだここだけかなり濁りが残ってました。隣り合っててもこれだけ違うのって不思議ですよね。地下はどういう構造になってるのでしょうね~? このまま冬越しかな~?

Imgp6782a.jpg

↓↓ 鳩待峠~山の鼻間ルート途中の土砂崩れ現場です。未だに手付かずです。ここを工事するには全面通行止めが必要でしょうね・・・しかもかなりの大工事になりそうです。 今年中になんとかしないと来年の雪解け時期にさらに崩壊してしまうと思います。

Imgp6634a.jpg

↓↓ こちらも上記と同ルートですが、木道は直ってますが、倒れた木々はそのまま、枯れるかと思いましたがよく見るとまだ生きてる木もあるようです。辛うじて根が土中に入ってるようで葉が紅葉してきていました。

Imgp6638a.jpg

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。