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高尾山花ハイク 【1】 [高尾・陣馬・奥多摩]

 尾瀬2連ちゃんのあとは流石にちょっと暫く自重(^^;)ということで、久しぶりに高尾山へ行ってきました。今回の最大の目的セッコクです。高尾山公式ホームページに見頃だと言うことが載っていたのですが、昨年同様ごっそりと咲いていました。いつみてもここのは迫力がありますね。ちょうど登山道の高さにあるので遠いのですが撮影はしやすいです。それでも換算600㎜以上はないと厳しいです。

 今回のルートは日影沢林道を通って城山から尾根を歩き高尾山の巻き道を通って6号路に下りました。セッコクは6号路です。他にも昨年は咲いていたキンランががもう終わっていたのが残念です。花のシーズンとしてはやや端境期ですが、それでもいろんな花が咲いているのでのんびり撮影しながらあるくのは面白いです。 まずは主だったものから掲載します。

↓↓ 6号路の一番上の方で見られるセッコクの群生です。枝にめいいっぱい着生して広がってるので見事です。しかも、白いのと薄いピンクのが半々くらいに咲いてました。

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↓↓ 6号路の中間くらいのところにある大群生地のものです。高尾山の群生地で一般登山道から見れるのはココが最大でしょう。1つの杉の木にクリスマスツリーのように咲いていました。でも遠いので肉眼では白く見えるだけなので出来たら双眼鏡を持参していくと良いです。

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↓↓ エビネ(ジエビネ)。 ランの仲間です。人気があるので全国的に盗掘で減ってます。場所は言えませんが、最近の杉や檜の間引き伐採がランの環境を激変させて危険な状態になってます。 闇雲に伐採するのは大問題じゃないかと思いますが、高尾山のほとんどは私有地なのが問題です・・・。出来たら都が買い上げて管理すべきでしょう。

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↓↓ ホタルカズラ。 カラフルな青色の花が綺麗ですね。 この花を撮影中たまたま腕章をつけた自然ガイドの方々がいまして話しを伺うと、知ってる限り高尾山系ではここしか知らないそうです。 確かにいろんな登山道を歩いてますけど僕もここしか見たことがないです。

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↓↓ オカタツナミソウ。 紫色の花がけっこう目立ちますが、それなりに草丈は小さいです。あまり群生せず間隔を明けて咲いています。咲く花が波のように渦巻いている姿ににてるところからこの名前がついたようですが、確かにそんな感じにも見えます。

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↓↓ ヤマテリハノイバラ。 日影沢林道上部に見事な株があります。とても良い香りがするバラです。

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↓↓ コウゾリナ(同定確率85%)。手持ちの高尾系の図鑑には載ってないので、大きい図鑑から同定してみました。全体に赤褐色の剛毛が多いのでたぶんコレだと思います。

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↓↓ サイハイラン。 地味な色のランで人気がないのか見かける率は多いです。

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ところで、日影沢林道にあるキャンプ場やトイレを併設していた「ウッディハウス愛林」が何と全焼していました。まだ新しい焼け跡なのですが無惨な姿です。ニュースにも出なかったので検索してみますと、4月22日に火災があったそうです。原因は不明ですがキャンプの火の不始末ではという情報もあるようです。 トイレも半分焼けているので現在は仮設トイレが置かれています。周りの木々も焼けて痛々しいです。 

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