秋の尾瀬沼 【4】 野鳥たち [尾瀬]
尾瀬は高山植物の宝庫でもありますが、実は野鳥の種類もけっこう多いそうです。 ただし一年中住み着いている鳥はごく僅かで、殆どは夏に移動してくる夏鳥です。 そして渡りの途中に休息のために立ち寄る渡り鳥も多く特に秋の今の時期はいろいろ見ることが出来ます。
今回は、尾瀬沼で撮影しました野鳥たちを紹介です。 すべてニコンのP510で撮ったもので、光学1000㎜の望遠はとても役立ちました。手軽に遠くの野鳥を撮ることが出来るのでとても重宝します。 画質は悪いですが証拠写真にはなりますね(^^;)
↓↓ アトリ。 今まで気づきませんでしたが毎年秋に何百と飛来するそうです。 主にカラマツについた虫を食べている?ようです。
↓↓ ウソ。 この子はまだ幼鳥で成鳥になると首廻りに赤い毛が出てきます。 とてもフレンドリーで人が近づいてもまったく逃げません。
↓↓ アオサギ。 春になるとやってきて秋まで居着いているのでよく見かけます。
↓↓ カワウ。 けっこう沢山飛来してきています。湖面に突き出た岩の上で日干ししている姿をよく見かけます。
↓↓ マガモのメスのようです。
↓↓ 目のところに特徴的な白いラインがありまして、オシドリのメスですね。オスが見あたりませんが、どこかに隠れているのかな?
↓↓ こちらは、たぶんヒドリガモだと思います。
↓↓ カイツブリです。 後ろに付いてきているのは幼鳥です。
↓↓ ホシガラス。 鳩くらいの大きさで、針葉樹の松ぼっくりの実を食べていました。 警戒心は薄いのも特徴だそうで、たしかにかなり近くに飛んできてもすぐに逃げませんでした。
↓↓ 今回話題になった謎の鳥です。 鳥に詳しい人に問い合わせたら、どうやらクロハラアジサシの幼鳥らしいです。 内陸の湖沼に現れるのは珍しいのですが、台風などで風に乗って迷い込んだ可能性が高いです。 僕は大江湿原で飛んでいるのを見ています、またhidamari さんも撮影されてますし、VCの方も飛んでいるのを見てますが、この岩に乗っているのが同じ鳥なのかどうかは不明です。 因みにこの岩は三平下~取水口の間にある岩でした。 ミズナギドリやカモメ類は水かきがありますがこの子たちにはありません。
↓↓ もうひとつ解らない鳥です。 この茶色の鳥は湿原のカヤ類などの背の高い草木の中を沢山飛び回ってました。 ノビタキの冬毛じゃないかと思います。 鳥の中には冬毛と夏毛が違うのがあったりするので難しいですね。