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尾瀬縦断 【3】 星空 [尾瀬]

 初日は夕方まで晴れてましたが夜半から予報通り雲が広がりました。 どっちみち夜半は月が出ているので星空には不利なのでこの時間は寝ることにして、翌未明の午前1時頃から明るくなるまで満天の星空をたっぷりと堪能しました。こんなに長く見ていたのは初めてかもしれません。 

 霜が降りるほど寒かったですが、冬用アンダーと上下インナーダウン、さらに雨具、カイロ、ニット帽子などで身をかためたお陰でそれほど寒くはなかったです。のでベンチや木道に寝ころんだりして見たりしてました(^^;) 素晴らしい満天の星空で、ちょっと怖いけど大江湿原の奥の方に行ったり、いろんなところで撮影しました。 真夜中にこんなに活動する馬鹿はいないでしょう(^^;) 

 新しいカメラのノイズ性能はとても良好で、ISO3200まで常用出来ます。 ただ、K-7と同じWBを白熱灯にしたのですが、どうも青色が強く出てしまうようで、このあたり微妙に違うようです。センサーの違いのせいかもしれません。 ローパスレスで細かい星まで解像してくれるので星空撮影にも良さそうです。  マニュアル撮影で30秒露出にすると処理が早いのですべてこれで撮ってます。

↓↓ 尾瀬沼ヒュッテと冬の星座たち。 青みが強く出てしまいます。  【K-5IIs   DA14mm F2.8  ISO1600  30s】

IMGP0183a.jpg

↓↓ 元長蔵からです。 沼に映る星を狙ってみましたら、何とか映りました。 ISO3200ですがノイズは悪くないです。 燧ヶ岳の線は飛行機です。 【K-5IIs   DA14mm F2.8  ISO3200  30s】

IMGP0188a.jpg

↓↓ 湿原に少し出たあたりで撮影です。燧ヶ岳に天の川が伸びてます。 画面真ん中上部にはM31(アンドロメダ銀河)が映ってます。 しかし、星だけ青くなるのはどういったわけか? 【K-5IIs   DA14mm F2.8  ISO3200  30s】

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↓↓ 三本カラマツの枝の隙間に沢山の星が見えて、とても綺麗で巧く写せないかとやってみました。 【K-5IIs   DA14mm F2.8  ISO1600  30s】

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↓↓ 大江川に昇ってきた北斗七星が映っていたのが印象的です。 水が流れているので星は長くなってますが、巧く映りこんでくれましたね。 【K-5IIs   DA14mm F2.8  ISO3200  30s】

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↓↓ 鹿の鳴き声が気味悪いですが、奥の方へ行って撮ってみました。  オリオン座は高すぎて切れちゃいましたが夏ならいて座やさそり座がちょうどよく映ると思いますので今後の課題です。 【K-5IIs   DA14mm F2.8  ISO1600  30s】

IMGP0271a.jpg

↓↓ さて、微速度撮影もしっかりやってみました。 ただ、おかしなことにK-7と同じ設定なのに100回のうち50回しか映ってませんでした。よくよく調べると1コマ置きに飛んでます。原因がわかりませんが、書き込み処理時間のタイムラグで取り消されている可能性があります、30秒間隔でなくもう少し長い設定なら大丈夫かもしれませんのでこれも今後の検証したいです。 初期不良でなければ良いのですが・・・ そんなわけでカクカクした動きになってますが、2カ所で撮影したものを繋げてみました。 後半は次第に明るくなるので青みが強調されてしまってます・・・。 【K-5IIs   DA14mm F2.8  ISO1600  30s 30秒間隔で撮影。】

 今回は流星らしいものは映ってませんでしたが、4時間あまりの星空観望の間には20個以上は見て、そのうち数個はオリオン座流星群らしいものでした。 


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