全国放送にでちゃいます(^^;) [尾瀬]
6月初めに尾瀬・龍宮小屋でNHKの番組の取材を受けました。 なぜ取材になったのかは割愛しますが、龍宮小屋さんの常連さんということで紹介されました・・・。
2日間で数時間の取材を受けました。カメラでの撮影の様子やインタビュー。そして取材のきっかけになった、山小屋に沢山飾ることになった花の写真の搬入シーン、そしてインタビュー。といろいろです。でも全部使われるわけではないのでどの程度放送されるのかは解りません。たぶん数分かな?
いづれにしても恥ずかしい姿を全国放送に乗っけられてしまうわけです(^^;)
その番組ですが、こちらです。
7月24日(日) NHK BSプレミアム
AM9:00~9:25
「こんなステキなにっぽんが」 ~尾瀬・龍宮小屋~
BSなのでパラボラアンテナか、ケーブルテレビでないと見れません。
またBS契約しないと、「契約しろ!」の催促レイヤーがデカデカと出て邪魔ですが見れないことないので気にしなければそのままで。
ちなみに取材は一緒に写真を搬入した尾瀬友のK2さんと競演となってます。
インタビューはかなり緊張してるので何を喋ったのか覚えてません(^^;)
かなり引きつった顔だと思います(T_T)
BS、見れるようでしたらご覧下さい。
※掲載写真は、kazuさんから頂いたものを使わせて頂きました。
夏の尾瀬ハイク 【5】 いきものたち [尾瀬]
夏の尾瀬ハイクシリーズも最終回です。 今回は見かけた生き物たちです。
今回一番びっくりしたのが、ハッチョウトンボがやたらに見つかることです。例年だと尾瀬ヶ原を一回りしても1匹2匹みつかる程度ですが今年は簡単に見つかります、しかも視野に至近距離に数匹が見つかることも多いです。これほど多数のハッチョウトンボが出現するのは希でしょう。ハッチョウトンボの大豊作です(^^;) でもみつかるのはほとんど赤い色のオスです。雌は地味で目立たないとはいえ1匹しか見かけませんでした。
ほかに、オゼイトトンボでしょうか、沢山群がる様子も確認されています。僕は見てませんけど十数匹がかたまっていたという話しです。 他にもオコジョが大発生したそうです(^^;)
↓↓ ハッチョウトンボのオス。 こいつがやたらに見つかります。
↓↓ ハッチョウトンボのメス。 オスに比べると少ないようです? 見つけられないだけも?
↓↓ オゼイトトンボたち。 こんなのは少ない方で、群がってる様子も見かけたそうです。
↓↓ アオイトトンボ。 ルリやオゼイトトンボよりもう少し細身のイトトンボです。
↓↓ ヒバリかな? 虫を捕まえるのに湿原の中に降りてきます。
↓↓ クジョクチョウ。 もう少し高山で見かけることが多いので湿原で見ることは少ないです。
↓↓ チワワくん。 ときどき現れてました(^^;)
↓↓ 姉さん大変ですっ! オコジョが大発生ですっ!! (^^;)(^^;)
さて、週末3連休は尾瀬沼に行ってきま~す。 (^o^)/
夏の尾瀬ハイク 【4】 [尾瀬]
夏の尾瀬ハイクの4回目です。今回も尾瀬ヶ原の花たちです。
今年は梅雨入りが速かったので遅れていた雪解けも加速して尾瀬の花たちは一斉に咲いた感じです。 今年はコバイケイソウが多く咲いてますが、こういう年は他の花が良くないとの通例でしたが今年はそんな例は当てはまらず、綺麗な水芭蕉から始まり、カキツバタやトキソウの豊作、タテヤマリンドウもかなり多い。トガクシショウマも沢山咲いてました。至仏山ではホソバヒナウスユキソウが大豊作、ミツバオウレンも多かったです、そしてニッコウキスゲもそれなりに咲きそろう雰囲気になっていて今年は花々の当たり年のようです。 特にカキツバタはこんなのは見たことがないというくらいの大豊作でした。
シーズン後半はどの花が豊作になるのてしょうね~?
↓↓ オゼコウホネ。 尾瀬で発見された花の一つですね。 ちょうどキスゲがさいていたのでキスゲボケで撮ってみました。
↓↓ ヤナギトラノオ。 葉の付け根から黄色い穂状の花をつけてます。いちおう絶滅危惧種に指定されてます。
↓↓ ミズチドリ。 緑の湿原からヒョロっと突き出すように白い花を咲かせるので意外と目立ちます。
↓↓ オゼタイゲキ(オゼヌマタイゲキ)。 これも尾瀬で発見された植物のひとつです。
↓↓ オニノヤガラ。 名前が凄いですけど、花もなんとなく無愛想ですよね(^^;) ランの仲間です。
↓↓ オオバミゾホオズキ。葉に深い溝があるのでこの名前があるようです。一回り小さいミゾホオズキも尾瀬でも見れます。
↓↓ 下ばかり見てると見逃すのが、ツルアジサイです。 けっこう大木に絡まってるので探してみましょう。因みに鳩待峠の登山口近くの木にもあるので観察しやすいです。
キスゲが見頃になりそうですね。 暑いし激混み必至だけど、久しぶりに尾瀬沼に出かけます。 2泊しますのでお立ち寄りの方いましたらテントサイトまでどうぞ~(^o^)/ でも留守してたらごめんなさい。 テントの目印は「てるてる坊主」です(^^;)
夏の尾瀬ハイク 【3】 [尾瀬]
今回は、尾瀬ヶ原で見かけた花たちを紹介です。 夏の花と言えばニッコウキスゲですがまだ少し盛りには早い時期です。 ワタスゲも終わり見れる花は限られてきますが、それでも多くの花が湿原や周辺の森には咲いています。湿原ではランの花が沢山咲き出すのが夏の尾瀬です。 今回はトキソウがとても多く咲いてました。またサワランも多いです。 湿原の一部の場所にはコタヌキモという食虫植物も黄色い花を咲かせてます。食虫といえばモウセンゴケも勢いを増して育ち赤い群落になっていたりします。
↓↓ カキツバタ。 朝露をたっぷりと纏った瑞々しい姿が綺麗ですね。
↓↓ ちょっと遠くにはヒオウギアヤメの群生もありました。
↓↓ ツルコケモモ。 小さなピンク色の花が可愛いですが、地面すれすれに咲くので撮影しづらいです。
↓↓ トキソウ。 今年は豊作のようであちこちに咲き、小群落を作ってました。
↓↓ サワラン。 閉じ気味の花なのですが真っ赤なの色なので湿原では見つけやすいです。
↓↓ ニッコウキスゲ。 これからが主役の花ですね。 今年は例年並みの群生になりそうです?
↓↓ クモマニガナ。 湿原の縁の方でよく見かけます。白花タイプもあって、隣り合って咲いてることも多いです。
↓↓ コタヌキモ。 食虫植物です。水面下に伸びる藻から水上に花を咲かせます。虫を捕る補虫袋は水中にあって主にミジンコなどを捕食するようです。
↓↓ 一部の林床にひっそりと咲く、イチヨウランです。 名前の由来のとおり葉は1枚です。
夏の尾瀬ハイク 【2】 [尾瀬]
この週末には関東も梅雨明けしたそうですが尾瀬も真夏のような太陽が出ていました。特に日曜日はジリジリと暑い太陽が照って尾瀬ヶ原を歩くのも大変でした。とにかく日影が無いですからね・・・水分補給は大切ですね。
6月に歩いたときにカキツバタの蕾が沢山出ていたので豊作かも?と思っていましたがやはり豊作、しかも大豊作で20年くらい尾瀬通いしてますがこんなに咲いているのは初めて見ました。木道工事で根が裂かれて分裂してそれぞれ独立して増えたのかもしれませんがとにかく高架木道にそってカキツバタロードが続いてます。 他の湿原でもあちこち紫色になっていました。
雷雨の後の夜には満天の星空が広がり天の川が素晴らしかったです。そして次の朝は綺麗な朝焼けを堪能し、おまけは薄い白虹を見ることが出来ました。
↓↓ 夏の太陽がさんさんと照る上田代。暑すぎて人もいません?
↓↓ 何処までも続くカキツバタロード!! 人が来なければ何時までも撮っていたい感じでした。素晴らしいです。
↓↓ 木道から離れた湿原にも沢山咲いて群生してました。 ヒオウギアヤメも多いです。
↓↓ ヨッピ橋~三つ又分岐ルートはキスゲが豊作になりそうです。 蕾も多いので黄色い絨毯になりそうです。
↓↓ 知る人ぞ知る! ハート型の池塘。 ここで愛を誓うと幸せになるかな??
↓↓ 朝は刻々とかわる朝焼けでした。久しぶりに綺麗な朝焼けを見た感じです。水面に映るのが何ともいえませんね。
↓↓ そして太陽が昇ると、白虹が出ました。ただ薄いのが残念。 条件的には竜宮十字路付近が最高でしょう。
↓↓ 日曜日は突然の土砂降りに遭遇しました。ミゾレのようなものが混じった大粒の雨が激しく降ってました。
↓↓ 土曜日の夜半まで降っていた雨があがると満天の星空が広がりました。雨で空気が綺麗なったようで冬のような透明度のある星空です。夏の天の川が尾瀬ヶ原上空に横たわってました。 流星もけっこう沢山見ることが出来ました。
夏の尾瀬ハイク 【1】 [尾瀬]
週末は尾瀬ヶ原に行ってきました。 両日共に午後から天候が不安定で雷を伴う雨となりましたが、それ以外は晴れて暑かったです。今回は鳩待峠からアヤメ平を経由して尾瀬ヶ原でした。
アヤメ平ではワタスゲが見頃でしたが、やはり不作のようですがオノエランやムシトリスミレがけっこう咲いていました。モクモク雲が夏らしいアヤメ平を演出してました。
尾瀬ヶ原ではキスゲが咲き出してますが、例年並みかやや不作かな? ただし下の大堀川付近は沢山蕾が出てます。また、牛首三つ叉分岐からヨッピ橋方向のルートはそれなりに群落が出来てますので、こちらのルートは良さそうです。 そして、カキツバタが見たこともないくらいに豊作となってまして牛首三つ叉分岐から下の大堀川橋にかけてカキツバタロードが続き圧巻でした! 見頃はここ数日でしょうがまだ蕾はあるようです。 トキソウ、サワランも多く、ハッチョウトンボが大発生してました。
とりあえず今回はアヤメ平ルートを掲載します。
↓↓ 夏雲が浮かぶアヤメ平はとっても夏らしい光景でした。風もほどほどで稜線は涼しいです。
↓↓ 富士見池と夏雲。 青い水面に雲が映って綺麗です。 ここで星空を撮ってみたいですね~
↓↓ アヤメ平の西端に座るとこんな感じで、天空に続く木道に見えて好きな場所です。
↓↓ オノエラン。 尾瀬では咲いている場所は限られてます。 今年はやや豊作のようです。
↓↓ イワハゼ。別名をアカモノといいます。 花はツガザクラのようで可愛いですね。
↓↓ ムシトリスミレ。菫の仲間ではないです。しかも、虫を獲ることもないです(^^;)
↓↓ ゴゼンタチバナ。 道沿いに小群落を作って咲いてました。
↓↓ ツマトリソウ (湿原:コツマトリソウ) 湿原と林内では別種扱いになっているようですがほとんど区別が付きません。
↓↓ ハクサンチドリ。 冨士見小屋横に移植ものですが群生してます。
↓↓ チングルマの果穂。 もうすこしパサパサになると輝きます。
次回は尾瀬ヶ原編です。
尾瀬ヶ原 [尾瀬]
アヤメや横田代はワタスゲがみごろです。ムシトリスミレも多いようでした。
尾瀬ヶ原は三つ叉あたりからのカキツバタが素晴らしいです。数年に一度の豊作でしょう。
夕方から雷をともない雨で今も降り続いてます。
とりあえず速報でした。
日帰りで至仏山 【4】 [尾瀬]
日帰りの割に撮影枚数はかなりありました。風景はガスで駄目でしたので、ほとんど花ばかりですが、撮っても撮っても飽きません(^^;) そのくらい魅力的な花が稜線には咲いてるのです。 開山したての時期でこれだけあるのですが、夏にかけて咲く花はもっと多くなります。 夏の終わり頃に咲くタカネトウウチソウまで花の至仏山は続きます。
今回の花ストックも尽きてきましたので最終回です。
↓↓ もう一度、至仏山一番人気だろう、ホソバヒナウスユキソウを掲載です。 今年は当たり年のようです。
↓↓ 小至仏山直下に咲いていた、ミネザクラ。まさしく峰に咲く桜でした。
↓↓ アズマシャクナゲ。 7月中旬になるとハクサンシャクナゲが咲き始めます。
↓↓ ヒメシャクナゲ。 湿原のものより更に丈が低くなっているようです。
↓↓ シナノキンバイ。 やや湿り気のあるところに生育していますので稜線の岩場にはあまり見かけません。
↓↓ イワナシ。 雪解けが遅いので今頃満開になってました。
↓↓ ミツバオウレン。 主にトカゲ岩より上の道沿いに群生しています。
↓↓ シラネアオイ。 数は少ないですが点々と咲いているのをみかけます。
↓↓ マイズルソウ。 稜線までの森林下で群生していて思わず撮るのですが、ピントの置き場に迷います(^^;)
日帰りで至仏山 【3】 [尾瀬]
至仏山の花の2回目です。 見つけた花を見るたびにシャッターを切ってますが何種類くらい見つけたのかわからないくらい稜線のお花の種類は多いです。 それゆえ時間がかかってしまいます(^^;) ひとつの山でこれだけの種類が豊富なのも至仏山の魅力のひとつでしょうね。 尾瀬ヶ原から見る姿も素晴らしいですが、登ってみるとまた違う魅力がある山です。
↓↓ タカネバラ。 山頂まで歩いて咲いていたのはこれ1輪だけでした。あとはまだ蕾でしたので今週末くらいは盛りかな?
↓↓ タカネシオガマ。 背は低いのですがぽこっと咲いてるので結構目立ちます。
↓↓ イワハタザオ。 けっこうかたまって咲いているのですが白い花は撮影が難しい・・・
↓↓ ミツバノバイカオウレン。 ミツバノオウレンと違い茎が赤くて花弁が幅広の5枚です。 小至仏山下の原見ベンチ付近ではミツバオウレンからミツバノバイカオウレンに突然分布が入れ替わる状態を観察することが出来て興味深いです。これも蛇紋岩変種のひとつだと考えられてます。
↓↓ コケモモ。 小さな花ですが薄いピンク色がとても可愛いです。 秋には赤い実がなります。
↓↓ ミネズオウ。 コケモモよりさらに小さな花でよく見てないと見逃します。 北東北以北では一回り大きな花になるのも面白いです。
↓↓ オオバスノキ。 もう少し大きな木になりますが、まだ小苗のようですがしっかり花がついてました。
↓↓ チシマウスバスミレ。 尾瀬沼や尾瀬ヶ原の一部でも見られますが至仏山でも極一部で見ることが出来ます。
日帰りで至仏山 【2】 [尾瀬]
ガスが多くて展望はいまひとつでしたが稜線の花たちは盛りで実に種類が豊富です。この時期に咲く花はほんの一部でこれから次々と咲いて楽しませてくれる。まさに花の百名山に相応しい山ですよね。 ただいかんせん花の山は人が多くてゆっくり撮影も出来ないのですが今回は天気が予報が悪かったのが幸いしたのか団体グループはいましたが全体的には少ないので撮影もそれほど苦労はしませんでした。
今回から何回かに分けて至仏山でみかけた花の写真を掲載してみます。
↓↓ ジョウエツキバナノコマノツメ。 至仏山を代表する花といっても過言ではありません。この時期は稜線上至る所で見られます。
↓↓ ハクサンコザクラ。 雪田やちょっと湿ったところに生えています。ユキワリソウより花が濃く大きいです。
↓↓ マルバヘビノボラズ。 実はこれも至仏山特有の花なんです。花期が短いのですぐに落ちてしまいます。
↓↓ オゼソウ。 至仏山特有の花の一つです。まだちょっと盛りではなかったので群落は撮れませんでした。
↓↓ チングルマ。 今年は豊作なのかタイミングが良かったのか沢山咲いているのが見れました。
↓↓ クモイイカリソウ。 キバナノイカリソウが蛇紋岩変質したと言われている至仏山特有の花の一つです。
↓↓ ミヤマキンバイ。 尾瀬ヶ原などで見られるキジムシロににていますが、こちらは標高の高い岩場や砂礫地に生育しています。
↓↓ チシマアマナ。 6月の花ですが、開花が遅い個体はまれに見ることが出来ます。
↓↓ イワウチワ。こちらも6月の花ですが咲き残りを見ることが出来ました。 【場所は秘密(^^;)】
まだまだ一部です、次回へ続きます(^o^)/